大型モンスター討伐スレッド (619レス)
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1: 「鍵を持つ者」 2013/06/24(月)01:19 ID:??? AAS
最大参加人数320人!
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(1): [乱入歓迎◎] 2013/06/24(月)01:25 ID:knZF43eg(1/5) AAS
「……ッ、何を!」

『おぉっと……』
『まさか、自分が追われてるのを忘れた訳じゃ無いよなぁ……?』

「……チッ……!」
無関係な人間を巻き込むまいとした男性だが、それは黒装束二人に阻まれた。
剣を構え直し、頭を冷やす。
何事も状況判断は寛容だ。特にこんな有事には。

幸い、目の前の黒装束は一人追わせてロザリーの事を良しとしている。
ならば……
「………!!」
省5
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(1): [ロザリー] 2013/06/24(月)01:39 ID:yzeyXgMI(1/5) AAS
>>2

(中々いいポディションに移動できた、のはお膳立てがあってのことだろうな。
うまくいけば礼を言っておこう……。)
「相手の不意をつくのが兵法の基本だな……サンダーボルト!」
側面を取れるように誘導してくれた男に感謝しつつ、馬の速度を緩めつつ腰に指していた杖を手にとって雷球を複数生成、それらを二人組の方に向けて発射する。
威力よりも確実に当てることを優先したため、威力はそこまででもないが、こちらに注意を引かせればそれで十分だ。
あの男も、背中に背負った剣は飾りではないだろうし。

「おっとっと、こっちの方も相手しなければ行けなかったか。
………だが、そんな調子で馬を追いかけてよかったのかな?……はいやっ!」
そして、追ってきた男に対して、速度を緩めるついでにそちらの方向に馬の方向を転換させて、再び馬の速度を加速させ体当たりを仕掛ける!
省1
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(1): [乱入歓迎丸] 2013/06/24(月)01:48 ID:knZF43eg(2/5) AAS
>>3
『……警告!
……雷撃、二発……! グっ………!!』

くぐもった声で、他の二人へと注意喚起を優先。
杖を持ったとほぼ同時に声を掛けた……敵も中々に馬鹿ではない様だ。

しかしそちらを優先した結果、視界が戻り切らぬ体はその逞しい獣の体躯に弾き飛ばされる事になる。
黒い影が、地面をごろごろと転がった。

『チッ……』
『よっと……!』
だがその声を受けた瞬間、二人はしっかりと跳躍。
省8
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(1): [ロザリー] 2013/06/24(月)01:58 ID:yzeyXgMI(2/5) AAS
>>4
「……ああ、帰ったら労ってやるからな……今は堪えてくれよ………。」
愛馬の首をさすりながら速度を落とさずに馬を走らせる。
さっきの体当たりで一人仕留めたと思っている様子。

(さて……誤射をしないように確実に当てないとな……)
「……雷撃が悪しきものを焼きつくさんことを!エレクトリックビーム!」
簡易的な詠唱とともに落下している最中の黒服の男に紫電を纏った光線を放つ!
ギザギザと歪な光線であるが、それは着実に男のところを向かっていく。
6
(1): [乱入歓迎丸] 2013/06/24(月)02:06 ID:knZF43eg(3/5) AAS
>>5
「スラスト……レイザー!!」

更に追い打ちとばかりに、真水でコーティングした大剣を振り下ろす男。
剣戟と一条の紫電が男へと迫るが……

『舐めんじゃ……ねェェェェ!!!』
『……陣ッ!!』

「な……ッ!?」
先程切られた男が剣を弾く。その様は何処か異様で、火花が散っていた。
そしてもう一人の男は、光線に対して魔力障壁を展開。
存外な強度を持つそれは、雷撃のベクトルを残したまま放射状に軌道を逸らさせた。
省9
7
(1): [ロザリー] 2013/06/24(月)02:17 ID:yzeyXgMI(3/5) AAS
>>6
「……なっ!逃げるのか……!
……くっ!」
逃げ出そうとする二人を追うとするが、森では馬の機動力も落ちるため迂闊に近づけず、おまけに吹き飛ばした奴にすら逃げられる始末である。
悔しがることしかできなかった。

(……想像以上の手練、下手をすれば突撃した時に迎撃されていたかもしれないな……。)
「ああ、全く、本当に全くだ。
マレンゴ、あの突撃はタイミングが悪かった。悪かったよ。」
あの撤退までの動きの速さから相手の腕を察して、迂闊な突撃をしていたのではないかと思い、馬を労っている様子。
そんなことをしながらも青髪の男の近くまで馬を歩かせて
省2
8
(1): [乱入歓迎丸/髪は銀色だよ!] 2013/06/24(月)02:21 ID:knZF43eg(4/5) AAS
>>7
「ゼェ……。」

大きく息を吐き、事の収まりを確かめて剣を鞘へと戻す。
結果として、ロザリーがその場に居合わせたのは幸運以外の何物でもなかった。

「……あぁ、すまない……助かった。」
男は馬を駆る女性の方へと向き直り、恭しく頭を下げた。
9
(1): [ロザリー] 2013/06/24(月)02:27 ID:yzeyXgMI(4/5) AAS
>>8
「まったく……何があったんだ?あの男たちがただの借金取りや小悪党には思えないが……。」
と言いながら馬から降りる。
別に見えた!とかそんなことは全くない。なぜならズボン装備だからだ。

「……というより、あの男たちと面識はあるのか?」
10
(1): [オートバルケ] 2013/06/24(月)02:38 ID:knZF43eg(5/5) AAS
>>9
「……いや、全く無いんだ。
あんな暗殺者めいた連中に追われる覚えは、無かったんだが……。」

首を横に振り、一度言葉を詰まらせて首を横に振る。
そして、改めて提案を口にした。

「……申し訳無い。……ついでに頼みがあるんだ。
……病院行きの……馬車を……――」

不意に、男の姿勢が立ち姿のまま地へ伏した。
腰に当てた手には、大きな千本が刺さっていた。

キズの新しさから恐らく先程負った傷……あの仮面のの仕業であろうか。
省2
11: [ロザリー] 2013/06/24(月)02:46 ID:yzeyXgMI(5/5) AAS
>>10
「………そうは言っても何か……っておい!
……傷が深い……ッ!」
急に男が地面に倒れこみ、慌てて肩に手をかけてで支えれば怪我をしていた様子。
これを見ていて見捨てることができるほど、彼女は薄情ではなかった。

「馬車なんか呼んでる余裕は無さそうだな……。
全く……マレンゴ、"積荷"を載せるが、振り落とすなよ。」
馬車に載せるより直接運んだほうが早いと判断し、
肩から担いで馬に対して横に載せた後、病院まで振り落とさないようにゆっくりと駆けていった……。

【了解、相手ありがとうございました!】
12: [ボブ/乱入可] 2013/06/25(火)01:07 ID:eiCilAiM(1) AAS
【王都郊外/森林】

「……フゥム。

 飛ベナイ、魔力モ殆ド使えない、トイウノガココマデ不便トハ。
 ウーム参ったマイッタ」

杖を付きつつ森を歩くは胡散臭い様子のエセ外人。
どうやら誰かを探しているようだ。
13: 2013/06/28(金)23:18 ID:5NIVWPkk(1/2) AAS
かなり長い時間眠っていたのだろうか、身体が妙にだるく、頭が重い。
怪我か病か何かで伏せっていたのだろうか、節々に一瞬激痛が走る。

何か酷い悪夢でも見ていた様だ。
はっきりとは思い出せないが…

 『碧の眼の魔法使い』 が自分に何か酷い事をしていたという事だけは、妙に脳裏に焼きついて離れない。

……視界が霞む中、辺りを見渡す。
ここは…民家の寝室だろうか?
自分は、大きなベッドの上に寝かされている様だ。
いずれにせよ、まったく見覚えの無い風景。

いや、ここは何処か、どころか……
省9
14: [錆鉄] 2013/06/28(金)23:29 ID:B2Z9flWY(1/2) AAS
「…………ッ!!」

男が意識を取り戻してまず身を任せたのは、動物じみた暴力衝動だった。
老人へと即座に顔を向け、背を庇う形で相対して構えを取る。
型にならない、本能が取らせた構え。

意のままか分からない。
分からないまま、牙を剥いた。

目の前の輩は善か悪か。
知る人か存ぜぬ人か。
分からない。

何も、分からないのだ。
省2
15: 2013/06/28(金)23:43 ID:5NIVWPkk(2/2) AAS
「……っっ!!」
ベッドから跳ね起き構えを取る青年に、一歩後ずさる老人。

「誰だ、か……。
 ……わしはこの家の者じゃが……お前さんは誰じゃ……?」
深く皺が刻まれた顔をしかめさせ、しわがれ声で尋ねる。

「……驚いたな……もうそんなに動けるか……。
 ……だが、無理はせん方が良い……。
 一週間も寝ておったのじゃ、急に動くと傷が開く……。」
青年のたくましい身体のあちこちに
傷を縫った跡や包帯で固定した箇所がある事に気付く。
省4
16: [錆鉄] 2013/06/28(金)23:52 ID:B2Z9flWY(2/2) AAS
「……っ……。」

いくら前後不覚とは言え、この様に驚く老人を疑う感性は持ち合わせていない。
少し眼を見開いた後、ばつが悪そうな表情を浮かべて

「すまねぇ、驚かせた。
じいさんが助けてくれたのか……。」
ボサボサの髪を更に掻き乱し、老人へと詫びる。
覚えの無い生々しい傷が、自分の体に刻まれている事へと違和感を受けながら。

「一週間……?
アイツは……  ……ッ。オレは、誰だ……?」
分からない事を把握するにも、それが精一杯だった。
省1
17: 2013/06/29(土)00:02 ID:QuqkjElY(1/12) AAS
「………わしは部屋を貸しただけに過ぎんよ。
 礼なら村の衆に言ってくれ。…お前さんを運ぶのは、重労働じゃっただろうからな。」
青年は一般人と比べてかなりの体躯。
2,3人がかりで運んでやっと、と言ったところだろう。

「……おおそうだ、こいつにも礼を言っておけ。
 …倒れているお前さんを見つけたのはこいつじゃ。」
空いている部屋の扉から、垂れ耳、毛むくじゃらの大型犬が入り込んでくる。
ベッドの傍らに座り込み、舌を出しながら青年の様子を伺っている。

「……おいおい……まさか記憶喪失か……?」
気難しそうな顔を少し歪めて笑ってみせる老人…。
省3
18
(1): [錆鉄] 2013/06/29(土)00:12 ID:SxoTJbMg(1/11) AAS
「そうか、じゃァまずは部屋の礼だ。
恩に着る。」

ベッドの上で胡坐を掻き、両膝に手を置いて頭を下げる。
決して行儀の良い礼ではないが、体に染み着いた習慣がこうしろと命じていた。

「お前もな。」
男は、眼を覚ましてから初めて笑った。
大型犬のふさふさな毛に大きな手を伸ばし、なりに優しく撫でてやる。

「……。」
やがて犬から手を離した男は、再び表情が消えて失せる。

「覚えてるのは……ぐ……ッ……。
省3
19
(1): 2013/06/29(土)00:26 ID:QuqkjElY(2/12) AAS
>>18
「……律儀な男じゃて……。
 …わしに礼は良い、そんな暇があったら身体を治せ……。
 ………食えそうなら、食っておけよ……。」
頭を下げる青年にぶっきらぼうに言い、傍らの机を指差す。
鍋の中に質素な粥、水差しに牛乳が用意されている。

『……アウッ…!』
毛むくじゃらの頭の上に手をのせて撫でると、尻尾をぶんぶん振る。
おとなしく賢そうで、かつ人懐っこそうな犬である。

「………アイツ……?
省12
20: [錆鉄] 2013/06/29(土)00:39 ID:SxoTJbMg(2/11) AAS
>>19
「命を救われたのは、デケぇ事だ。」

そう言うのは、老人よりも随分と大きな体躯の男だ。
その大きさ故、食欲が働き掛ければすぐさま粥を平らげてしまうだろう。

「やっぱデケぇ方が良いよなぁ……」
俄かに日常的な思考へと戻り、命の恩犬たるわたがしの様な物を見る。

「……無理に、かよ……。」
去る老人の背中に零し、静かに眼を瞑って言う。

しかし燻る復讐の炎は、思い浮かべる度にたちまち火柱となる。
省4
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