ジグザール王国王都 (2049レス)
上下前次1-新
1: 「鍵を持つ者」 2012/12/27(木)22:40 ID:??? AAS
今日も賑やか……だと思ったか!?
2: [刹忠] 2013/09/28(土)21:11 ID:bglNUVPA(1/12) AAS
//使ってないものがあったので上げておきます
3: [永崎 鐘] 2013/09/28(土)21:17 ID:q7cJsxfk(1/10) AAS
前>>1000
「……硝子の鹿が好きならまぁ、それはそれでいいんじゃが」
小ぶりな季節の小物が並ぶ。
今は秋ということで、色ガラスで丁寧に作られた動物なり風物詩なりが多い。
ハロウィンが近いということもあって、一足先にジャックランタンをモチーフにしたものもある。
「私はてっきり、グラスがお買い求めかと思ったんじゃが」
カットの施された硝子による、いわゆるぐいのみから、タンブラー、はてはワイングラスなんてのもある。
酒飲みならそっちを好むだろう、と彼女は言うのだが……。
安いものもあるとはいえ、やっぱりお値段には身構えてしまうかも?
4(1): [刹忠] 2013/09/28(土)21:23 ID:bglNUVPA(2/12) AAS
「……む、むむ……ならば、グラスで一番、安いものはどれかな?」
【確かに考えてみれば、本来の目的はグラスである。
安いものから見て回ろうという庶民染みた考えであったが
流石に硝子の小物を持ち歩くのも、家に飾る趣味も無い。
少し迷ったが、グラスなどが置いてある方面へと足を向けた。
……掘り出し物的な品物でも探すつもりだったのだろうか】
5: [永崎 鐘] 2013/09/28(土)21:30 ID:q7cJsxfk(2/10) AAS
>>4
「そうじゃなぁ」
カウンターから出てきて、鈴を鳴らしながらやってくる。
棚の中央の辺りで立ち止まって、一つを手に取った。
「このシンプルな切子ならそこそこ安く提供できるんじゃよ」
それは少し小ぶりなぐいのみだ。
カット数は少なく、何となく竹を表現していることがわかるだろう。
6(1): [刹忠] 2013/09/28(土)21:37 ID:bglNUVPA(3/12) AAS
「やはり、硝子という物は涼しげで綺麗なものでござるなぁ。
……確か、えーっと……竹、でござるな?」
【永崎の手にあるその切子のぐい呑みを眺めながら、感心するように。
もちろん、今までこのような硝子工芸を持ったことは一度も無い。
恐らくは今まで見た数もそれほど多くは無いだろう。
イメージもなんとなくつかめたらしく、過去の記憶からなんとか引きずり出せたようだ。】
7: [永崎 鐘] 2013/09/28(土)21:46 ID:q7cJsxfk(3/10) AAS
>>6
「ちょっと夏のイメージになっちゃうんじゃがな」
でも一年中青々しているものだし、と。
この辺りで見ることはできない……はずだが、王都周辺はやたら懐が広い。
ひょっとしたら竹の自生林でも存在したかもしれない。
「これで冷酒をくーっと。そろそろ燗という声も聞こえてきそうじゃが、そっちは陶器じゃしな」
部屋をあたたかくしておいて冷たいお酒というのも美味しいし、とかなんとか。
酒に強くないという割りに、結構飲むことが見受けられる。
……バッカスであれだけ飲んだくれていたのだから、もう知っていることではあるだろうが。
8: [刹忠] 2013/09/28(土)21:54 ID:bglNUVPA(4/12) AAS
「確かに、季節感……は、大事でござるな。
しかし、そう言っていたらキリがない。」
【集め始めればキリがない、と。
春夏秋冬や行事などそのときに応じたものを求めていたら続かない。
もちろん、彼の懐的な意味で、である。】
「永崎殿は見かけによらず、いくでござるからなぁ。」
【少し、飲み過ぎてベンチで休憩していた姿は記憶に新しい。】
9(1): [刹忠] 2013/09/28(土)21:55 ID:bglNUVPA(5/12) AAS
「確かに、季節感……は、大事でござるな。
しかし、そう言っていたらキリがない。」
【集め始めればキリがない、と。
春夏秋冬や行事などそのときに応じたものを求めていたら続かない。
もちろん、彼の懐的な意味で、である。】
「永崎殿は見かけによらず、いくでござるからなぁ。」
【少し、飲み過ぎてベンチで休憩していた姿は記憶に新しい。】
10: [永崎 鐘] 2013/09/28(土)22:00 ID:q7cJsxfk(4/10) AAS
>>9
「くふふ。おいしいものはたくさん欲しくなるんじゃよ」
こう見えて欲張りじゃからなー、と冗談めかして言う。
あれで細い体つきをしているので、女性と言う生き物は不思議なものである。
「それで、それ、お買い上げってことでいいじゃろか?」
「この後も暇なら……早速使ってみるのはどうじゃろか」
省2
11(1): [刹忠] 2013/09/28(土)22:09 ID:bglNUVPA(6/12) AAS
「……とてもそうは見えないでござるがな。」
【首を軽くかしげながら言う。
こちらはこちらで飲むには飲むがたしなむ程度である。
というか、実は紅茶が好きである。】
「拙者は構わぬでござるが……あ、いや、それなら……。」
【酒盛りについては問題ないらしいが、お買い上げかといわれて
何か思い出したかのような素振りを見せて、制止する。】
省2
12: [永崎 鐘] 2013/09/28(土)22:13 ID:q7cJsxfk(5/10) AAS
>>11
「月? ああ、お月見グラスーとか言った記憶が」
竹の描かれたぐいのみを棚に戻し、記憶を頼りに棚を移動。
しばらくの後に、ソレを見つけた。
「ススキに満月。黄身の強いお酒……みいど? を注ぐと雰囲気出るんじゃよ」
空に昇る月と、ススキの彫られたタンブラーだ。
先程よりややお値段は上向きである。
13(1): [刹忠] 2013/09/28(土)22:20 ID:bglNUVPA(7/12) AAS
「……おお!あるでござるかっ。」
【見つけられたそれを見て、やや興奮気味に声を上げた。
この男は月に対して思い入れがあるらしい。】
「その〝みいど〟というものは拙者も知らぬが……なるほど、これは良い。」
【値段が高いことに気づいているのか、いないのかは不明であるが
自分の求めるものに近いものがあったらしく、満足そうである。】
14: [永崎 鐘] 2013/09/28(土)22:22 ID:q7cJsxfk(6/10) AAS
>>13
「……くふ。お眼鏡にかなったようで何よりじゃな」
喜んでもらえるのは嬉しい限りだ。
心を打たれたような感覚にでもなってしまう。
「んじゃちょっとサービスして値下げするんじゃよ?」
「そこまで気に入ってくれたのなら、そのタンブラーも喜んでるはずじゃからな」
省1
15(1): [刹忠] 2013/09/28(土)22:30 ID:bglNUVPA(8/12) AAS
「ああ。拙者にとって掘り出し物、でござる。」
【こくり、と深く頷きながら答える。
値段のほうに目が行ったが、それでも渋る様子は無かった。】
「……な、真でござるかっ?
拙者もクエスト等で稼ぐ身……オイシイ提案には乗っかるでござるよ?」
【そこにまさかの値下げの提案。
申し訳ない気持ちがある反面、それは刹忠にとってはありがたい言葉だ。】
16: [永崎 鐘] 2013/09/28(土)22:33 ID:q7cJsxfk(7/10) AAS
>>15
「そうじゃなー。いけめん、にはサービスといったところじゃろか」
つん、と人差し指で刹忠のおでこをつつき、タンブラーを手にカウンターに移動する。
お金のやりとりはこっちでやらないといけません。
危ないので。何しろ回りは全部ガラスです。
「いつかお金持ちになったら、一番たかぁ〜い切子を買ってもらうんじゃよ?」
分厚い色つきガラスを作った大物。
それは桐箱に入って売られる代物で、年に一セット売れるか売れないかぐらいのものである。
17(1): [刹忠] 2013/09/28(土)22:41 ID:bglNUVPA(9/12) AAS
「いやはや、上手でござるなぁ、永崎殿は。
くく、それでは拙者の両親に感謝せねばなるまいな。」
【冗談と捉えているのか、はたまたそう思っているのかは不明瞭。
だが、無碍に相手の褒め言葉を否定するようなことはしない。
ネオベイ暮らしであったが故の謙遜さは余り無いのかもしれない。】
「それは拙者の腕がこの世で一番になるくらいありえない話でござるな。」
【やんわりとお断りしつつ、お金を払うため永崎の後をついていく。】
18: [永崎 鐘] 2013/09/28(土)22:47 ID:q7cJsxfk(8/10) AAS
>>17
「それは大事なことじゃなぁ。あ、こんだけになるんじゃよ」
ころころ笑いながら、金額を提示する。
刹忠からしてみれば、決して安くはない代物だろう。
「一番の腕になればいいんじゃよ」
「一位を目指さないと二位にだってなれんのじゃからな」
省1
19(1): [刹忠] 2013/09/28(土)22:52 ID:bglNUVPA(10/12) AAS
「それでも結構、するものでござるなぁ。」
【提示された値段を見て、改めてその値段の高さをかみ締める。
とはいえ、値下げをしてもらったため、文句は無い。】
「……全く以て。
我が師匠曰く、独自の技を身に付けた、とのことだが……まだまだ。
求めれば、求めるだけ道が遠のくばかりでござるよ。」
【困ったような笑みを浮かべながら、提示された金額を払う。】
20: [永崎 鐘] 2013/09/28(土)22:56 ID:q7cJsxfk(9/10) AAS
>>19
「切子じゃし」
ぐ、と親指を立てる。
どうしたって硝子は高いのだ。大きくなればなるほど、複雑になればなるほど高いのだ。
あの小さな小物だって、殆どサービス価格なのだし。
「簡単に成れるほど剣は容易ではないんじゃろ?」
「さぁさ、これで試したいと思うじゃろ?」
省2
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