第三汎用スレッド (2127レス)
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1: 「鍵を持つ者」 2012/09/29(土)00:27 ID:??? AAS
第三の眼なんて無かった
2: [音<多すぎても面倒ぜ?] 2012/09/29(土)00:30 ID:agJbWJU.(1/3) AAS
「"狂気"、って奴だぜか。
……狂ってる、って理解してりゃー案外狂っても大丈夫だ、って聞いたぜ?
ま、そっちの事情は、知らんぜが……ね。」

吐き捨てる様に返して、自身も座席に座り込む。
どんな事情があっても……自分にとっては、意味が無いから。
3: [メルフェ<埋まってたのに気づかなかったわ、有難う。] 2012/09/29(土)00:46 ID:8g752WW.(1) AAS
「……そうね。
序に、私も怨んでおくと良いわ。」

冗談なのか本気なのか分からない言葉を並べる女性。
馬車は説明も無しに動き出す。

地を滑る木輪の音が、やけに虚しく聴こえてくる。

「……貴方はリィフについて知る権利があるわ。
もう無為な物かも知れないけれど、聞きたい事はある?」

エコーズにおける恋人の仇の話をそれで切り、新たな問い掛け。
言葉通り、彼女亡きという真実の前では無為な物かもしれないが。
4: [音<3000、って解りづらいぜねー。] 2012/09/29(土)00:50 ID:agJbWJU.(2/3) AAS
「……今は、恨む理由が無いぜ。
それに、何人も恨んでちゃ、……それこそ正気じゃいられない。」

いや、今でももう、狂っているのかもしれない。

「……リィフちゃんは――
昔は、どんな娘だったんだぜ?」

自身としても続けたい話題ではない。
追求する事も無く、折角の機会ならば、と質問を重ねる。
5: [メルフェ<中身が頓馬なだけよ。/すまぬ、運転交代とのこと……] 2012/09/29(土)01:01 ID:rg9s3qYE(1) AAS
「そう?私は恨まれ慣れてるけれど。」
小さく笑みを溢し、静かに眼を瞑る。

「昔は……随分と怖がりだったわね。
蜂が嫌いなせいで、花を摘みに行くにも駄々をこねていたわ……。」

自身でも久方ぶりに記憶の扉を開く。
爛漫な姿だと伝えられた今なら、昔の事をもっとはっきり思い出せるかもしれない。
そうした試みのもとに、話を紡いで行くのであった……。
6: [音<成る程ー/アイアイマム、乙!] 2012/09/29(土)01:03 ID:agJbWJU.(3/3) AAS
「慣れるもんじゃ、ねーと思うぜ?」
乾いた笑いで返して、ため息を一つ。

「……あはは、
ちょっと、想像できないけど、可愛い気がするぜ――」

それを、忘れないように、聞き入る。
自分が知らない、自分が惹かれた女の子のことを、
少しでも知っておきたいから。
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(1): [乱入歓迎] 2012/09/30(日)20:50 ID:ZfIw3yBY(1) AAS
都市伝説、どこにでも流れる、嘘か本当かわからない噂
しかし、すべてが嘘とは限らない

ここはある都市伝説の流れる森の奥
この先に進むと、霧が出始める
さらに進めば、霧は濃くなっていく

そして霧に包まれて、まわりがなにも見えなくなったかと思うと、霧が晴れ、そして
あたり一面が銀世界になっているという、そんな噂

この都市伝説は、実を言えば本当の話であり、
今宵も王都から少し離れた場所に位置する森の奥の霧の深い場所から、この場所に行くことができるだろう

この噂には実は続きがあり、入ったときに最も望んだものが、この場所に現れるという
省1
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(2): [プラージュ] 2012/09/30(日)21:24 ID:dVZPFVwY(1/2) AAS
>>7
「発注書に書いてあったのはここだけど……依頼人はどこよ、依頼人はっ!」

【ダルマストーブのごとく着込んだドリルヘアの少女が、やってくるなり毒づいた】
9: [レイヤ] 2012/09/30(日)21:27 ID:tDBympYQ(1) AAS
>>8
//クエストは第5汎用ですよ
10: [間違い撤収] 2012/09/30(日)21:28 ID:dVZPFVwY(2/2) AAS
>>8
「ここじゃないのかしら?」
【ブツブツいいながら去っていった】
11: 2012/10/01(月)19:05 ID:M5Rnn/j2(1) AAS
【路地裏】

「涼しくなってきたな」

赤髪、学生服の青年が歩いている
通行を狭める麒麟を携えて
12: [極々たまの休憩のジャキ] 2012/10/05(金)22:56 ID:pkRllRsw(1/4) AAS
【王都/路地裏近辺/何でも屋――Devil Must Die】

王都、噴水広場から路地裏、裏町に続く一本の路地がある。
その路地を曲がって直ぐの所にある、電飾で『Devil Must Die』と看板が提げられた、何でも屋。

最近、そこの主は多忙のようで人気が感じられなかったが……。

「――……一段落、と……。
 やれやれ、だ。」

今日は店主が居るようで、作業机の傍にある肘置き付きの立派な椅子に体を預けて溜息を吐いていた。
……お疲れの様子だが、客が来たら仕事をしなくてはならないのである。
13: [だが荒れる] 2012/10/05(金)23:05 ID:b0xTc4Xw(1/4) AAS
一段落、と中々行き着き辛いのが人生の難しい所である。
往来で、甲高い割にドスの効いた……と言わざるを得ない何とも特徴的な声がする。

「どおおりゃああああああ!!!」

憤怒の塊の様な怒号が辺りに響いた瞬間、木造物のへし折れる音。
次いで、酒の匂いが強く漂ってくる。

「ミラナに手ぇ出したらアタシが容赦しないッ!!」
『ゆ、ユンヌ……その………やり過ぎ………』

外の景色を見やれば、橙色一色に近い女児と、銀髪に紫色の法衣を纏った娘が見えるだろう。
14: [ゆっくりさせろ!] 2012/10/05(金)23:08 ID:pkRllRsw(2/4) AAS
「…………。」

のんびり、と仕事の礼に貰った紅茶でも淹れようか、と思った手が止まる。
思いっきり聞き覚えのある声に、大きく溜息を吐いて。

「……何でまた、家の店の近くで騒ぎを起こすんだ、お前らは。」

外に出て、その様を見て聞こえるように溜息を吐き出して。
絡んでぶっ飛ばされたであろう哀れな男に若干の道場の視線を飛ばした。
15: [<うるさい!!] 2012/10/05(金)23:13 ID:b0xTc4Xw(2/4) AAS
「タコ!!アンタがこんな面倒くさい場所に店建てるからでしょうが!
さっさとぶっ壊して表通りに立て直しなさいよ!!!」

挨拶も無しに喰ってかかる女児。
裾の緩いローブと、後ろで束ねたウェーブの橙髪が特徴的である。

足蹴にしているのは、酔っ払いと思しき肥えた男。

『あ……あの、ごめんなさい……すみません……
わ、私が悪くて…………。』

と、その後ろで女児の肩に手を置いて隠れる銀髪の娘。
背格好からすれば完全に立場が逆転しているが、事実上の力関係はそうでもない。
臆病極まれる様子が、容姿という濾紙を経て可憐に見えてしまうのが今回の騒ぎの原因である。
16: [中<休ませてあげて!!] 2012/10/05(金)23:18 ID:pkRllRsw(3/4) AAS
「生憎と、表通りで出来る仕事ばかりでも無くてな。
……と、言うか、来るなら魔法か何かで事前に連絡しろ。」

はいはい、と雑多な扱い。 
念の為言っておくが嫌いな訳ではない、むしろこの二人は好きな相手に分類される。

「……ま、気にするな。
裏通りだからな、お前等みたいなのがこの時間に歩けばこうなるのも……まぁ、仕方ない。」

ふぅ、と一つ息を吐いてユンヌの足元で倒れてる酔っ払いを影の手で掴み、ぽーい、と表通りに放り投げて。
……まぁ、後は憲兵さんが連れて行くだろう、どこぞに。

「とりあえず、何かあるなら中に入れ。
もう、この時間になると流石にお前等は寒いだろう。」
17: [俺<やだ!!] 2012/10/05(金)23:29 ID:b0xTc4Xw(3/4) AAS
「……フンッ!!」

腕を組み、ひとしきり不機嫌そうな声を上げると横柄な態度で中へと入って行く。
何もジャキだから怒っている訳ではなく、相棒の怒りの感情から生まれた存在だから、そうなのだ。
人の理屈としては聊か理解の及ばない所だが、彼女らは人間ではない。

『お、お久しぶりなのに……すみません。
そん、そんなにお邪魔しませんから…………。』

小動物の様に怯えるこの娘とて、例外ではない。
しかしながら、人を超えて人でありたいと願う奇天烈極まりない存在である事もまた事実。
怯えと、もう一つ何かを加えた様子でおずおずと店の中へ足を運ぶ。
18: [中<死ぬぞ!?] 2012/10/05(金)23:33 ID:pkRllRsw(4/4) AAS
「奥のドアを開けたら、応接室があるからそっちに行ってろ。
入って直ぐの所は仕事場だからな。」

その辺りは理解しており、彼女が"それ"だけの存在で無い事も、また理解している。
だからそんな様子も慣れた物で見て、適当にそう促しておく、

「別に、ゆっくりして行けば良いさ。
仕事の報酬の菓子やら茶が余ってた所だしな。」

そんな娘にも中に入るように促し、自分も中に入っていく。
……入って直ぐは仕事場、と言う事もあり、机と、椅子。
壁に魔具やら何やらが立て掛けてある程度で、後は資料棚等で埋め尽くされている。
19: [かまわん!!] 2012/10/05(金)23:44 ID:b0xTc4Xw(4/4) AAS
「はいはい。」

素っ気ない返答に手振りを添えると、部屋の散雑さに悪態を吐きながら言う事には従う。
久しぶりの一言ぐらいあっても良いものだが、それを口にしないから彼女は彼女たる。

『ユンヌ……じ、自分の家じゃないんだから……。
………お、お菓子ですか……。』

赤面症なのかと疑いたくなる程、対面から顔を赤くしていた娘。
お菓子に反応し、八の字にしていた眉を少し緩める。

『……お仕事……大変、なんですね…………。』
20: [!?] 2012/10/05(金)23:52 ID:xJi5qXjc(1) AAS
「…………ふ。」

僅かに、そんな様子に笑みが漏れた。
――久し振りの日常を感じて。

尚、応接室は立派なソファと立派なガラス製の椅子が置いてある。
戸棚も幾つか置いてあり、報酬なのであろうお茶っ葉とお菓子が奇麗に整頓されていた。

「ああ、甘くて口に合わなくてな、せっかくだから持って帰ってくれ。」

赤面する理由は……冊子がつくが、敢えて触れはしない。
自分から墓穴を掘っていく理由も無し、だ。
省1
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