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第二汎用スレ
2305
:
とある世界の冒険者
:2018/08/02(木) 23:16:44 ID:QcW5K41c
>>2304
「否定が全くできないのが…少しばかり悔しいところだな」
何が悔しいのか、それを語りはしなかった。
ただ一つ言えることは、ヘルメスの在り様を彼自身は好ましく思ってると言うこと。
歩きながら幾人かの冒険者とすれ違い続けて抱いた結論。
このギルド、特にニクスと親しげにしている者たちは総じて、癖がつよいということ。
(なるほど、技量的に未熟であれど。たくましくなるわけだ)
同情するような呆れるような、何とも言い難い表情を浮かべながら、
三人と共に、道を抜け本部へと歩いてゆく。
そして、喧騒を潜りぬけ、目的の場所へとたどり着いた。
(これが、ニクスの師か)
「…お初にお目にかかる。キョウ・リーフィンドだ」
対面してわかったことはそう多くは無い。
だがその面構え、様相をみれば容易にわかる強者の器。
成程、これほどの規模の組織体の中で最奥に座す人物として、一切の違和感がない。
恐れは無く、気おくれも無く。だが確かな礼節を持って、彼の統括者の瞳を真っ直ぐ見つめた。
「貴方が指示していたことか、ジャックとニクスの独断かは知る由もないが。
棄てるだけだったこの身が拾われたこと、ここで改めてニクスへと共に感謝する。
受け入れてくれて、ありがとう」
そう言って、深々と頭を下げた。
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