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第二汎用スレ

2286キョウ・リーフィンド:2018/07/28(土) 22:03:07 ID:R6x6U.dw
>>2285>>2286
「…」

酒場と言ったのはキョウ自身であるし、これで警戒を解けると算段したのも自分だ。
それはわかっているのだが、こうもあっさり警戒を解く相棒を見ると微妙な気持ちになる。
酒場の利用者は決して善人だけではなかった筈だ。
いっそ潔いまで綺麗な切り替えは尊敬とともに少しの心配をキョウに与える。

(少し…危ういな)

何にせよ、向こうもこちらの事を認識自体はしてくれたようだ。
敵対の可能性はなくなったとみて、上げていた両手を下げた。

「改めて、キョウ・リーフィンドだ。よろしく頼む」

明るくなった中二人の姿を正確に確認し、軽く頭を下げた。

゙エレティコズ、直接構成員と接触したことはなかったが確か資料で一度見たことがある。

(評判は良く、少数精鋭のギルドだったと記憶している)

その構成員なら彼はまず信用して大丈夫だろう。
女性の方は少し気にした方がいいとは思ったが、態度に出す必要はない。
何より、エストはこの状況に置いて確実に善の者であると判断できる。
その彼が気を許しているように見える以上、自分が何か警戒する必要はないだろう。
それにこういった手合いは真面目に意識すると割を食うと知っている。
仮に彼女の容姿が何かを欺くための心理操作の一環となっているのなら。
流されるまいと意識した時点で既に術中に嵌っていることになるのだか

「それなら丁度いい、俺がこれから世話になる彼の組織も、目的は同じだ。
俺自身もな」

「向いている方角が同じな以上、俺たちは大局的に見れば既に協力者も同然だと思える。
そちらがよければ、このまま俺たちとともに来るという選択は悪くないと思うが」

そういって、ニクスの方をみやる。
飽く迄自分は世話になる身、更に言うならこれからの予定だ。
最終的な判断は任せると、そう目線で伝えた。


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