チャーチル語録 (25レス)
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1: 有志 2007/08/23(木)10:19 ID:??? AAS
ID:gpnCTOvHの紹介された言葉に感銘を受けたので、ここに彼とチャーチルに
感謝の意と共にこのスレを立てます。

51 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/08/22(水) 12:33:27 ID:gpnCTOvH
チャーチルの強運に学ぶ
(断じて絶望するなかれ)ジェームズ・ヒュームズ
という本を読んで、おもしろいチャーチルの名言が多数あったので、ちょっとずつ投下したいのですが、よかですか?

56 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2007/08/22(水) 13:17:44 ID:gpnCTOvH
んじゃま、ちょっとずつ。運スレらしいのから。
小泉純一郎と比較しながら考察するとおもしろいと思うんだ。
2: 2007/08/23(木)10:20 ID:??? AAS

人生も運も全体としてとらえるべきものであって、
どちらもその一部だけを切り離して云々することはできない。
3: 2007/08/23(木)10:21 ID:??? AAS
政治家の手腕
出来事の動きゆく流れの中で、船の安定を保ち、着実な進路を取りたいと願う政治家は、
ときには全体重をこちら側へ、ときにはあちら側へと移動する。
比べてみれば政治家の発言は、まるで性格が異なっているだけでなく、精神において矛盾し、
正反対の方向を志向しているように見える。だが、その目指す目的は終始一貫変わっていないのである。
政治家の出番は簡単な問題を解決するときに訪れるのではない。そんなものは、たいていは勝手に解決する。
均衡が崩れはじめ、調和が霧に覆われたとき、政治家が世界救済のための決断をくださねばならぬときがやってくるのだ。
4: 2007/08/23(木)10:21 ID:??? AAS
政治
政治の駆け引きはおもしろいゲームである。
一か八かの賭けにでる前に、良い手がくるのを待ってみるだけの価値はある。
政治は戦争と変わらぬくらい人を興奮させるし、非常に危険でもある。戦争では一度きりしか殺されないが、政治では何回も殺される。
5: 2007/08/23(木)10:22 ID:??? AAS
非難
現在が過去を裁こうとすれば、現在は未来に裁きで負けることになろう。
6: 2007/08/23(木)10:22 ID:??? AAS
言論の自由
言論の自由とは言いたいことを言う自由だと考えている人々がいるが、
そのくせ少しでも反論されると無礼だと激怒する。
7: 2007/08/23(木)10:23 ID:??? AAS
危機
多くの危機が同時に発生したからといって、必ずしもそれらに対する対処がいっそう難しくなるわけではない。
ひとつの逆境が他の逆境を相殺したり、解消させてしまうこともあるのだ。
8: 2007/08/23(木)10:23 ID:??? AAS
外交
外交関係を結ぶ理由は、お愛想を言うためではなく、便宜を確保するためである。
外交とは、相手を怒らせずに明白な真実を伝える技術である。
人の命を断たねばならねとき、礼をつくしても損にはならない。
9: 2007/08/23(木)10:24 ID:??? AAS
狭量
重大な出来事も偉大な人格も、卑小な精神という媒体を通り抜けると、
すべてけちな取るに足らぬものになる。
10: 2007/08/23(木)10:25 ID:??? AAS
巧言
民衆を導くのに、すぐに掻き消されるような偽りの希望を与えることほど愚劣な誤りはない。
11: 2007/08/23(木)10:25 ID:??? AAS
降伏
戦って敗れた国家は再び立ち上がるが、
おとなしく降伏した国家はそこで終わる。
12: 2007/08/23(木)10:26 ID:??? AAS
無能
何も決定しないことを決定し、優柔不断でいることを決意し、
成り行きまかせにするということでは断固としており、
変心しやすいという点では頑固であり、全力を挙げて無能であろうとする。
(1930年代の宥和政策を非難して述べた言葉)
世の中で最高の組み合わせは力と慈悲の組み合わせである。
最悪の組み合わせは弱さと不和の組み合わせである。
13: 2007/08/23(木)10:26 ID:??? AAS
難問
極めて複雑なものから、極めて単純なものが現われる。
危機的で先の見えない状況においては、最初の原則に戻り、素直な行動を起こすのが一番良い。
現在のこの難問は、口先だけの、安っぽく、手っ取り早い、性急な方法では解決できない。これを解決するには、さまざまな分野で必死に行動してみるしかない。
われわれが自分の胸に問うてみるべき質問は、今起こっている出来事が好きか嫌いかではなく、それに関して自分は何をするつもりかということだ。
難問を理屈を並べて論ずるなかれ。難事は放っておいても論じられることになる。
14: 2007/08/23(木)10:27 ID:??? AAS
得策
安っぽい人気は高くついた買物だったということがわかる。
ギャラップ世論調査によって作り出される神経質な雰囲気の中で生きることほど危険な事はない。絶えず脈をとられたり、熱を計られたらたまったものではないだろう。
一番すんなりいきそうな道を選んで問題を解決することが、楽そうに見えるものだ。だが、この安易な道が、結果的にはもっとも厳しくもっとも苛酷な道になるのだ。
成功には二種類ある。出だしの成功と、最終的な成功である。
中途半端な手段による信念のない行動は、(信念の欠如は誤って「慎重」と呼ばれているが)最悪の危険を冒すことにほかならず、それまでの苦労が水泡に帰すことになる。
15: 2007/08/23(木)10:28 ID:??? AAS
出費
出費はいつでも大衆に受けがいい。出費に関してただひとつ受けが悪いのは、その出費のための資金集めだ。
16: 2007/08/23(木)10:28 ID:??? AAS
左翼
考える能力がないのか、素人なのか、はたまた、世の中がまるで見えてないのか、俗物たちはときにこう質問してくる。
「一体なんのために英国とフランスは戦っているのか?」と。これに対して、私はこう答える。「われわれが戦いを止めたら、君たちにもすぐに答えがわかるだろう」
われわれを煩わせる一番厄介な悩みの種は、外国からやってくるのではなく、国内にあるのだ。
・・・・・その悩みの種とは国内に常に存在する頭の良い変人たちである。なにがしか文化に貢献したとしても、それよりは連中は国力を疲弊させているのだ。
われわれを困難に陥れているのは、わが国の強力なインテリ連中がつくり出している許しがたい自己卑下のムードなのである。
この恐ろしく高い知性の持ち主たちは、朝起きるとまず、・・・何か粉砕できるもの、転覆できるもの、廃棄できるものがないかと探すのだ。
17: 2007/08/23(木)10:29 ID:??? AAS
宥和政策
宥和政策を支持する人間は、自分を食べるのは最後にしてくれるものと期待しつつ、ワニに餌をやる人間である。(宥和政策とは第二次世界大戦前史において、ナチス・ドイツに対して英仏がとった妥協政策のことで、チャーチルはこの政策に反対した)

猫の餌で虎を満足させようとしても無駄である。

融和政策そのものは状況次第で上策にも下策にもなろう。弱腰からではなく強い立場からとる宥和政策は度量の大きい高潔な政策である。それは世界平和への確実な、おそらくは唯一の道なのかもしれない。
18: 2007/08/23(木)10:30 ID:??? AAS
反宥和政策
血を流すことなく簡単に勝てるというのに戦わないならば、勝利は確実だというのに戦わないならば、いつの日か、不利な条件で、しかも生き残れる可能性の少ない戦いを戦わなければならない羽目になるだろう。
名誉を犠牲にすれば、次は命を、それもイギリス国民の命を犠牲としなければならなくなるだろう。
戦争か恥か、われわれは気の滅入る選択を迫られているようだ。恥を選んでも、追っ付け今より不利な条件で戦争に巻き込まれる羽目になるだろうと私は感じている。
19: 2007/08/23(木)10:30 ID:??? AAS
資本主義
資本主義の悪徳は、恩恵の不平等な分配にある。社会主義の美徳は、悲惨の平等な分配にある。
平等の代償として貧困を得るのが良いのか、不平等の代償として繁栄を得るねが良いのか?
20: 2007/08/23(木)10:31 ID:??? AAS
ユーモア
世の中のもっとも愉快な事柄を理解できないのなら、君は世の中のもっとも深刻な問題を私に代わって処理することはできない。
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