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賎のおだまき・武家の時代の男色
5
:
名無しさん
:2008/05/20(火) 20:44:31
大蔵は、10歳下の美童の盛りの少年が今にも強姦の危難を救った。すがりつく三五郎を振り切ってその場を去りました。三五郎が強姦されるのを、手助けすることも、見物する事も出来たはずです。男が去った後、すがり付く三五郎をひしと抱き抱え帯に手をかける事も出来たでしょう。しかしそうしなかった。そのため互いに頂点まで恋焦がれた。彼は三五郎の家に行って迎えられ、そこで夢にまで描いた義兄弟の契を結んだのです。それは10歳年下の少女を初夜の儀式をとりおこなうというかそれ以上の意味があります。
23歳の大蔵は13歳の三五郎が二人の男の乱暴から脇差し抜いて守ろうとした帯をやさしく解くのです。三五郎も、大蔵さんならと、許すのです。想いもかけぬ 恋の名を、かけてぞ解くる雪の肌とは、帯を解くの解くと、雪が解けるの解くをかけたもので、帯を解き雪の肌、・・雪の腿、雪の下腹、お尻・・が現れる様を見事に表現しているのでしょう。それは今や少年花嫁のように、大蔵の専用となって愛撫を待っているのです。
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