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現地報告

17もっこす:2006/02/27(月) 01:45:13
 エピローグ・立ちあがる市民

 暮れもおし詰まった12月23日。私たちは「小郡市の人権と民主主義を守る市民
の会」が開いた小集会に参加した。市民の会の集会は、12月の小郡市議会の報告と
県民集会後の市民の反応、小郡中学校の教諭失踪事件と市民の会のとりくみなどを討
議するものだった。

 年末というのに市民30人が集まった。元町内会長や元教師、現職の教師の姿もあ
った。印象に残ったのは高齢の町内会長の元会長の発言だった。元会長は「たしかに
県民集会には私たち市民の参加が少なかった。しかし、市民の多くは参加したくても
行政の監視があって行けなかったと思う。みんなそう言っていた。だから県民集会は
六百人の参加数だが、小郡市民にとっては、実際には一万人の参加と同じ意味のある
集会だった」といい、「行政は市の広報で解同の声を代弁している。市民の会は宣伝
戦では相手から負けている。私の名前を出していいから、もっともっと正義のビラを
だしなさい。それが市民の勇気を、やる気をひきだすことになる」とはっぱをかけた


 まったくその通りだ。いま、小郡市内の学校でもかわりつつあるという報告もあっ
た。それによると、同和研修に講師できた解同の組坂県連書記長に、教師の一人が公
然「小郡中の糾弾会の真相は」と質問したという。意外な展開に解同書記長は苦しま
ぎれに「むかしは自分たちは戦闘服で糾弾会にでていたものだが、いまはおとなしい
ものだ」と自慢したらしい。行政が公開学習会といいはっているのを解同は糾弾会と
認めた。語るにおちる。

 小集会では市民から元気のいい発言があいついだ。とにかくできることはなんでも
やろう。正義は市民の側にある。運動は持続、ねばり強く真実を地道にひとつひとつ
追求していこう、そのために市民の会の会員を一人でも多くつくろう。元自衛官も小
郡市の同和行政は許せないと入会を約束している。元教師は学校教育を守るために入
るという。いま小郡市では動きは小さいが、市民一人ひとりが小郡中問題をようやく
自分の問題、地域の問題としてうけとめつつある。この小さな流れが、やがて大河と
なる日はそう遠くはない。                       (了)
                         (全解連福岡県連書記次長)


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