現地報告 (17レス)
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15: もっこす 2006/02/27(月)01:42 AAS
 傍聴席は静かだ。しわぶきひとつない。

 「田籠勝彦君」

 ・・・市は部落差別をなくし人権確立を重点政策に、各界各層の理解と強い支援を
いただき・・・人権週間では啓発行進パレード、講演会では多くのご協力をいただき
お礼申し上げます。小郡中にかかわる件は、教育現場のことなので教育部長に答えさ
せます。公園使用の問題は、解放同盟からも公園使用願いがだされ、ピケ、衝突、混
乱が予想されたので、市民の会に使用取り消しを、解放同盟には不許可をした。混乱
回避が目的で言論活動を封じるつもりはなかった・・・。

 これが、田籠市長の答弁である。福田教育長は入院中のため林教育部長が答弁にた
った。

 ・・・相手が被差別部落の出身であり、(「部落」という言葉が)いためつける言
葉として知ってつかった、小学校の人権学習でだされた言葉、マイナスイメージとし
て生徒のなかに入っていたから、差別発言ととらえた。校内での教育指導については
、さまざまなケースがあるが、差別そのものについて不十分な認識にもとづく発言で
あり、学校から指導をもとめられた。確認会は、主催は小郡中で、相手をうちのめす
言葉として使われたことを全員で確認した。教育課題は本市同和行政の課題。参加す
るのは当然。公開学習会(糾弾会に出席しないこと)については、総務庁の啓発推進
指針は県教委が国の指導文書として扱っておらず、市としてそのような指導はうけて
いない。情宣活動(の自粛)については、生徒、保護者への動揺があり、地区で登校
拒否をおこしかける事態もあり、沈静化にむけて努力していく・・・。

 議論はまったくかみ合っていない。魚住市議は二回目の質問で、

 ・・・子どもたちに「部落」と知らせたのは、小学校の狭山ゼッケン登校で部落民
宣言をさせたからだ。子どもたちが「部落」と聞いてイヤな顔をするのは、特設同和
授業で教師が子どもたちに「部落」を「イヤな言葉」として教えたからだ。原因は学
校の同和教育だ。ゼッケンをつけた公開学習会はどこにあるのか。まさに糾弾会だ。
大阪高裁判決で糾弾権があるように市はいうが、82年の最高裁判決で破棄されてい
る。糾弾にしても、自粛問題にしても相手の言論を封じるやり方では問題は解決しな
い・・・。

 と問題点をただし、再答弁をもとめる。

 弱点をつかれた教育部長は「学校で部落民宣言とか、あいつは部落だとか、そのよ
うなことは指導していない。法的救済がないもとでの糾弾権はある」と居直り答弁。
それも「糾弾権の根拠を示せ」と再質問されると「県教委の見解にもとづいたもの」
とこんどは県の責任に転嫁する始末。だが、田籠市長は最後に同市議から、解同や同
推らが子どもをこの運動に利用しているがどうかと見解をもとめられると「子どもが
政争の具につかわれてはいけない」と解同らのいきすぎを認める答弁。この市長答弁
に同対課が「勝手な答弁は相手を利する」とクレームをつけたというから驚く。
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