黙殺された差別 (24レス)
1-

1: もっこす [QFG02265@nifty.ne.jp] 2004/03/30(火)12:25 AAS
裁判所が差別と認定しても、なお報道されないタブーが存在する。
そのタブーの一つが、共産党員差別である。
我が父も、共産党員ということで、長年にわたって昇級差別をうけた。
このスレッドを父と、その同志に奉げる。
2: & (70zeVo/k) [QFG02265@nifty.ne.jp] 2004/03/30(火)12:28 AAS
石播が共産党員差別を謝罪
人権回復訴訟 原告勝利の和解
再発防止策を確約

 「ZC(ゼロ・コミュニスト=共産党員撲滅)計画管理名簿」という極秘のリストを作成し、社内で日本共産党員やその支持者とみなした労働者を徹底して差別してきた総合重機大手、石川島播磨重工業(本社・東京、伊藤源嗣社長)は二十二日、差別是正を求めて二〇〇〇年三月に提訴した「人権回復を求める石播原告団」(渡辺鋼団長、八人)と東京地裁で和解。約四十年続けてきた思想差別をやめると謝罪し、再発防止策を確約しました。九九年十二月の関西電力争議に続いて、「職場に憲法の風を吹かす」たたかいの画期的な勝利となりました。

勝利和解を喜ぶ原告団と支援の人たち=22日、東京・弁護士会館

 「ZC名簿」は、同社人事部が警察・公安と日常的に対象者の情報を交換して作成したもの。労働者の正当な活動を企業批判者と敵視し、労働者をA、B、C、Dにランク分けし、備考欄に「妻 党員 市議」といった思想・信条にかかわるものから、「腎炎」と病名まで記入していました。

 石播は「ZC名簿」が存在したことを認め、今後、この種の文書を存在させないことや、差別的な人事管理をしないと確約。そのために、思想差別や性差別、不当労働行為がないようコンプライアンス(法やルールに従う)・ガイドを全従業員に配り、徹底するといいます。
省4
3: 2003/03/23 [QFG02265@nifty.ne.jp] 2004/03/30(火)12:31 AAS
石播の思想差別に勝った
たたかい40年 原告“万感”
口をきくな 目を合わすな 行事に呼ぶな 仕事取り上げろ…“職場八分”
“職場を変える一歩にしたい”

 「これって、勝ったというんですね」「これからは失ってきた人間関係を取り戻し、職場を変える一歩にしたい」――大手軍需産業・石川島播磨重工業とたたかってきた田無、瑞穂工場に所属する原告は二十二日、和解後の勝利報告集会で四十年近い差別とのたたかいを振り返りました。感想は一分ずつで短いものでしたが、仲間の発言に原告の誰もがうなずいていました。たたかってきた親を写真に撮る娘もいました。「人生の半分が抹殺されたような気持ち」という思いもあるだけに、喜びの中にも万感迫るものがありました。米田憲司記者
共産党員というだけで

 八人の労働者に対する石播の「職場八分」は半端ではありません。「口をきくな、目を合わすな、職場の行事に呼ぶな、香典は受け取るな、仕事は周りが覚えて取りあげろ、定年のあいさつはさせるな」――火事と葬式以外は差別した昔の「村八分」と同然の差別と嫌がらせ、徹底した見せしめが、技術の先端をいく大手軍需産業の職場で行われてきました。

 原告団の一人、工藤龍太郎さん(64)は、人工衛星の傾きを地上から測定して制御する技術を開発し、一九八五年に社長賞を受賞しています。それが八六年の七千人人減らし「合理化」以後の退職までの主な仕事は、職場のコピーとり。社長賞を受賞する優秀な人材でも日本共産党員というだけで雑務ばかりやらされてきました。

 山口健司さん(62)の場合は、フライス盤の検定一級の技能者です。重要な仕事は与えず、昼休みに組合の集会を開いたというだけで、「無届けだ」として処分。その後も難くせをつけては出勤停止や懲戒処分の繰り返しが行われました。
省10
4: 2003/03/23赤旗 [QFG02265@nifty.ne.jp] 2004/03/30(火)12:36 AAS
石播人権回復訴訟
反共労務政策破たん示す
解説

 二十二日に全面和解した人権回復を求める石播争議は、会社が日本共産党員やその支持者とみなした労働者を“企業批判者”などと敵視し、「ZC(ゼロ・コミュニスト=共産党員ぼく滅)計画管理名簿」を極秘に作成し、約四十年もの長期にわたって続けてきた反共労務政策が完全に破たんしたことを意味します。

 「ZC計画管理名簿」に載った労働者にたいしては、日本共産党員を指す隠語として「○共」を使用し(このことが法廷で露見した一九九〇年以後は「○」を使用)、「○共に何事においても差をつけてやるんだと、いつも腹にもつ」「○共が持っている技術は早く自分のものにしてとりあげる」と管理職、職長、班長らに指示して徹底的に差別してきました。

 後に「(アカを落とす)へちまの会」と名前を変えた、秘密労務組織(インフォーマル組織)をつうじて、「日共は会社を辞めろ」と反共宣伝を強め、 ○共とは「口をきくな」「あいさつするな」「目を見るな」「ビラを受け取るな」「香典を受け取るな」「行事に呼ぶな」と“職場八分”状態においてきました。

 会社は、尾行などの違法な手段を駆使しなければ到底知り得ない「地域でのサークル活動への参加」まで、警察公安と情報交換をしながらこの名簿を作成。しかも毎年見直していることが明らかになっています。
省5
5: 2003/03/23 [QFG02265@nifty.ne.jp] 2004/03/30(火)12:37 AAS
 今回の勝利和解は、大企業職場のなかでも、憲法と労働基準法に依拠してたたかえば、人権じゅうりんの反共労務政策をやめさせ、撤回させることができることを明確に示しました。大企業の横暴とリストラに苦しむ人々に希望と勇気を与え、職場での労働者の団結と連帯を広げていくたたかいの出発点ともなるものです。(原田浩一朗記者)
やってはならない14項目

 (1)女性であることを理由に、補助的な業務を続けさせ、資格や賃金を低く抑える。

 (2)思想、支持政党、労働組合活動、およびインフォーマル組織の活動への協力度を理由に、仕事(業務従事資格の付与を含む)、資格、賃金などで格差をつける。

 (3)合理的な理由がなく、本人の意思に反して、仕事を取り上げる、極端に少なくする、席や執務場所を隔離する。

 (4)仕事上のミスや行き違いを口実に、みなの前で大声で非難・罵倒(ばとう)する、始末書や反省文を要求する、つるしあげる、社内規定にない私的制裁を加えるなどで、精神的または肉体的に苦痛を与える。
省10
6: 川重神戸差別事件 [QFG02265@nifty.ne.jp] 2004/03/30(火)12:39 AAS
川重神戸差別事件
地労委命令履行せよ
参院予算委で大沢議員追及 “話し合いを”と厚労相

 日本共産党の大沢たつみ参院議員は二十二日の予算委員会で、川崎重工神戸工場の不当労働行為事件で、川重が兵庫県地方労働委員会による救済命令を受け入れながら、誠実に履行せず、労働者との話し合いにも応じていない問題をとりあげました。

 大沢氏は、地労委命令をないがしろにする姿勢は許されないと追及。坂口力厚生労働相は「地労委が長い年月をかけて結論を出したのだから、それに従って労使で話し合っていただきたい」と答えました。

 同事件は、川重が労働組合運動を抑えるために特定の労働者に昇給・昇格差別をしてきたのに対し、労働者十六人が一九九四年六月、地労委に差別是正を申し立てたもの。

 地労委は昨年十二月、不当労働行為を認定し、昇給・昇格の是正を命じ、川重はこれを受け入れました。
省3
7: もっこす [QFG02265@nifty.ne.jp] 2004/03/30(火)12:46 AAS
2004年3月27日(土)「しんぶん赤旗」
大企業内のドイツ共産党
労働者の利益守り、職場代表にも
フォルクスワーゲン工場事業所評議会議長 フリッチェ氏に聞く

 ドイツではドイツ共産党(DKP)などの左翼勢力が大企業の中でも労働者の利益を代表してたたかっています。カブトムシの愛称の車で知られたフォルクスワーゲン社はドイツでも有数の自動車会社。従業員六千七百人のニーダーザクセン州ブラウンシュワイク工場では同党の党員が労働者を代表する事業所評議会の議長を務めています。同議長のウベ・フリッチェ氏に話を聞きました。(ブラウンシュワイク=片岡正明 写真も)

 フォルクスワーゲンのブラウンシュワイク工場では全従業員六千七百人の利益を守るために三十三人の事業所評議会委員が選出されています。うち私を含む三人が共産党員です。同評議会の選挙はドイツ金属産業労組(IGメタル)とキリスト教民主同盟(CDU)系の労組で争われますが、IGメタルから三十人、CDU系から三人が選出されています。ドイツ共産党の候補者はIGメタルの統一名簿の中に入って選挙活動をおこなっています。

 ドイツでは第二次大戦後、労組の中では共産党も社民党も意見の違いを置いて統一して労組をつくっています。

 これは戦前、共産党系労組、社会民主党系労組と分かれていたことが労組の力を弱め、ナチスの台頭を許した教訓に基づいています。分裂していたため、労組の中にいた共産党員も社民党員もナチスの強制収容所に送られたのです。
省8
8: もっこす (08EeniEM) [QFG02265@nifty.ne.jp] 2004/03/30(火)12:48 AAS
2004年3月27日(土)「しんぶん赤旗」
労組への不当攻撃許さず 勝利和解
電子部品メーカー SMKが賃金・昇格差別を是正

 電子機器部品の大手製造販売メーカーSMK株式会社(本社・東京都)が、神奈川県大和市にある大和事業所の労働者でつくる全労連・全国一般労働組合SMK分会組合員十人に対する賃金・昇格差別の是正などを求めた中央労働委員会の救済命令を不服として、東京地裁に訴えていた裁判で二十六日、同分会側勝利の和解が成立しました。

 会社側は過去の賃金是正分を含む解決金を支払い、今後も各組合員ごとに賃金を是正します。

 同社では、過去にも組合つぶしをねらった配転・解雇などで争議があり、事業所内での雇用保障、十分な事前協議などを確認した四文書(一九八九年)を取り交わして解決していました。

 一九九〇年代に入り、会社は、人減らしリストラとたたかう同分会への攻撃を再開。四文書は失効したといい出し、分会員二人に茨城県の関連会社への出向を命じ、賃金・一時金の査定差別、一方的な役職降格と解任、就業時間内の組合活動を届け出制から許可制に変更するなどの攻撃を次つぎとかけてきました。
省2
9: もっこす (08EeniEM) [QFG02265@nifty.ne.jp] 2004/03/30(火)12:52 AAS
2004年3月30日(火)「しんぶん赤旗」
共産党員差別は人権侵害
新日鉄広畑製鉄所 労働者勝利の判決
神戸地裁支部

 新日鉄が日本共産党員であることを理由に賃金差別や人権侵害をおこなったのは不当として是正を求めていた裁判で二十九日、神戸地裁姫路支部は、会社側の反共労務政策や差別を断罪し、原告勝訴の判決を言い渡しました。

新日鉄広畑製鉄所人権裁判の勝利判決を喜ぶ原告と支援の人たち=29日、兵庫県姫路市

 同裁判は、兵庫県姫路市の新日鉄広畑製鉄所の労働者五人(うち四人がその後定年退職)が、九八年に提訴していたもの。

 会社側は一九八九年、リストラ人減らし計画に反対していた労働者を隔離職場に配転。共産党員と支持者にたいし、年上でも名前を呼び捨てにしたり、家族の葬儀にも職場から出席させず香典も禁止、四十年勤めて退職するときでも送別会はおろかあいさつすらさせないなど異常な差別、人権侵害をくりかえしてきました。
省2
10: もっこす (08EeniEM) [QFG02265@nifty.ne.jp] 2004/04/01(木)00:29 AAS
2004年3月31日(水)「しんぶん赤旗」
自由は奪えない
巨大新日鉄に立ち向かった5人の共産党員
兵庫・広畑

判決後、記者会見する弁護団・原告団=29日、姫路市

 石川島播磨重工業に続き、新日本製鉄―。日本を代表する大企業の職場で、日本共産党員やその支持者を理由にした思想差別とのたたかいが相次いで勝利しました。
石播につづく勝利

 総合重機の石播では、日本共産党員らを一掃するために、「ZC(ゼロ・コミュニスト=共産党員撲滅)計画管理名簿」という極秘のリストを作成し、徹底した差別を続けてきました。二十二日の東京地裁での和解は、石播が八人の原告に謝罪し、「会社および従業員がやってはならない差別の事例」を十四項目にわたって明記した再発防止策を確約しました。

 鉄鋼最大手の新日鉄の広畑製鉄所では六〇年代以降、日本共産党員や支持者にたいし、上司が変節を強要したり、野球チームから退部を勧告されたり、仕事に欠かせないクレーンやフォークリフトの免許を取得する機会まで奪ってきました。
省3
11: もっこす (08EeniEM) [QFG02265@nifty.ne.jp] 2004/04/01(木)00:30 AAS
攻撃は打ち破れる

 鉄鋼や造船などの大企業は、八〇年代後半から大規模なリストラ・人減らしを強行しました。

 これに反対する日本共産党員やその支持者、まじめな労働者を狙い撃ちにして、仕事をとりあげ、隔離、みせしめにして全労働者への支配を強化しました。

 新日鉄では、自由にものがいえない職場がつくられ、安全軽視、利益第一主義のリストラで労働者の声が無視され、従来一組五人でしていた作業を一組四人に減らされたり、人減らしによる一人作業が増えました。その結果、昨年、名古屋製鉄所でガスタンクが爆発炎上し、北九州市の八幡製鉄所や千葉県の君津製鉄所などで九人もの死亡災害が続発して社会問題になりました。

 労働者の声を代表して、ものをいう日本共産党員らを差別し、労働者の自由を奪った結果がもたらしたものです。
省3
12: もっこす (08EeniEM) [QFG02265@nifty.ne.jp] 2004/04/01(木)00:31 AAS
こんな差別とたたかった
「隔離職場」に配転
賃金は最低ライン
家族の葬儀にお悔やみもない
退職あいさつもさせてくれない
井原原告団長 感無量、誇りに思う

 「感無量です。日本共産党員としてたたかってきたことを誇りに思います」―。勝利判決を受けて、原告団長の井原達雄さん(66)は、晴れやかな笑顔で語りました。

 井原さんは入社以来三十年、機械運転係として腕を磨きました。安心して働ける職場をつくりたいと一九五九年、日本共産党に入党。たたかいの先頭に立ってきました。

 新日鉄は、井原さんら日本共産党員の活動を嫌い、八九年、「第四クラフト」という隔離職場に配転しました。
後輩から“おい”
省20
13: 2004/04/17(土)19:27 AAS
もっこすが共産党員になれないのは共産党からの差別だね
14: 2004/04/20(火)21:33 AAS
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15: もっこす 2004/08/01(日)18:08 AAS
2004年7月29日(木)「しんぶん赤旗」
クラボウ本社など捜索
共産党員の思想差別告訴うけ
大阪労働局

 繊維大手のクラボウ(本社・大阪市)が、日本共産党員であることを理由に思想差別をしてきた問題で、大阪労働局が労働基準法違反(三条=信条による差別)の疑いで
今年一月以降、数回にわたって本社などを家宅捜索していたことが二十八日、分かりました。差別待遇をめぐり強制捜査が行われるのはきわめて異例のことです。

クラボウの思想差別とたたかう伊藤さん(左)と宮崎さん=大阪市

 捜索を受けたのは、本社の人事課や総務課、地下倉庫、寝屋川市の技術研究所、岡山県倉敷市の本店倉庫など。関係者数十人が事情聴取され、最近には前会長宅にも捜索が入りました。

 思想差別を受けてきたのは、伊藤建夫さん(61)と宮崎周吉さん(55)。クラボウは「共産党をやめれば、研究の仕事を与える」と上司らが執拗(しつよう)に迫り、応じないと見ると、
ごみ捨てや草抜き、溝掃除などの雑用を強要したり、トイレの二階に床を張りビニールで囲っただけの小屋に“隔離”。また、二十数年間にわたり、社外に配転してきました。
省8
16: もっこす 2005/09/08(木)02:01 AAS
2005年9月6日(火)「しんぶん赤旗」

共産党員差別を断罪
静岡地裁 スズキに賠償命令

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勝訴を喜ぶ7人の原告(前列右端から左へ7人)と支援者=5日、静岡県浜松市

 軽自動車大手のスズキ(本社・静岡県浜松市)で働く日本共産党員七人が同社による思想差別によって賃金、賞与、退職金において差別を受けたとしてその差額の賠償を求めた裁判で静岡地裁浜松支部は五日、同社の反共労務政策の存在を認め、原告六人に計三千五百二十三万円の支払い(請求総額の22・5%)を命じる判決をだしました。
省5
17: 2006/12/02(土)00:15 AAS
政策資料集第三号
公正、民主的な同和行政確立のために
■大阪市の同和行政
日本共産党大阪市会議員団編・発行

はじめに
 大阪市と市教育委員会当局は、反共と部落排外主義に徹した暴力と腐敗の「解同」朝田一派を懐柔して未解放部落住民を思想、信条、団体の所属で差別、対立させ、未開放部落民とその他の人びとを対立させることによって政府自民党の反動的な「融和政策」を巧妙にすすめるきわめて反動的・反人民的な役割をはたしています。
 そのために、「矢田問題」以来、大阪市当局と結託した「解同」朝田一派らが、事実上、牛耳っている「市同促」が推薦しないからという「理由」で未解放部落住民の根本的利益をまもり、住民の団結と部落解放運動を正常に発展させるために大阪市の責任を糾弾したわが党議員団のたたかいの記録です。
 参考資料として、大阪市の同和予算、長期計画、政府の通達文書などをのせました。なによりも未解放部落住民を思想、信条、団体所属のいかんによって差別する、「窓口一本化」を改め、大阪市が責任をもって、部落住民全体のために公正に「同和事業」をおこなうべきであり、差別行政を許してはならないと願うみなさんに本資料集が少しでもお役に立てば幸いです。
 日本共産党大阪市会議員団
18: 2006/12/02(土)00:15 AAS
目次
Ⅰ 大阪市同和行政の現状
 「矢田問題」事件の経過…………………………………………………………………………………9
 大阪市会問題………………………………………………………………………………………………19
 大阪市における「窓口一本化」行政の実態……………………………………………………………72
 橋元浙子氏の研修不当配置問題…………………………………………………………………………82
 浪速地区「解同」超デラックス計画……………………………………………………………………87
Ⅱ 大阪市同和行政違法性の問題−大阪市会での追及
 不公正な同和行政の違法性…………………………………… 沓脱タケ子 ………………………99
 「解同」の資金源に業者からリベート徴収………………… 沓脱タケ子 ………………………101
省30
19: 2006/12/02(土)00:16 AAS
p.9
「矢田問題」事件の経過

 本紙四月二十一日付既報のとおり、木下浄教諭(阪南中学)ら十五人の教員が部落解放同盟一部幹部により、「差別文書」でないものを差別であるとし、「糾弾」、暴力で逮捕、連行、監禁され、さらに教員組合からも不当処分されるという事件がありましたが、その経過はつぎのとおりです。
 発端は「解同」側が木下教諭の役選立候補あいさつ状を「差別文書」ときめつけ(1)
 この問題は、さる三月十三日におこなわれた大阪市教組東南支部の役員選挙に立候補した木下浄氏(阪南中学校教諭)の立候補あいさつ状を部落解放同盟矢田支部の一部幹部が一方的に「差別文書」だときめつけたことが発端となっています。
 木下氏のあいさつ状にはつぎのように書かれています。
 「昨年はご支援ありがとうございました。残念ながら落選しましたが、本年こそはとがんばっていますのでどうぞよろしくお願いします。
 組合員のみなさん
①労働時間は守られていますか。
 自宅研修のため午後四時に学校を出ることができますか。仕事においまくられて勤務時間外の仕事を押しつけられていませんか。進学のことや、同和のことなどで、どうしても遅くなること、教育こん談会などで遅くなることはあきらめなければならないでしょうか。また、どうしてもやりたい仕事もやめなければならないでしょうか。
省3
20: 2006/12/02(土)00:18 AAS
 この文書を「差別文書」だと一方的にきめつけた部落解放同盟矢田支部の一部幹部は同十七日に「木下先生のハガキ(あいさつ状のこと)について話しあいたいので、あす午後四時に矢田市民館まできてほしい」と木下浄、岡野寛二(矢田中学校教諭)、山本和男(同)の三教諭によびだしをかけてきました。
 「糾弾文書」をつきつけてその承認を強要する(2)
 同十八日午後四時、三教諭は話しあいだとばかり思って会場にいくと、解同矢田支部の役員ら十一人が「真意はどうか」とききながら、いきなり「差別者・木下浄一派を糾弾する」と称する文書をつきつけ、読みおわらないうちから「おまえらがやったのは差別だ」とつめより、「糾弾文書」なるものをみとめるよう強要しました。
 この「糾弾文書」は、木下教諭のあいさつ状についてつぎのように書いています。
 「あきれたこともあるものである。人民の前衛といい、国民の教育を守る日教組の組合員、教育労働者の組合幹部への立候補あいさつが、部落差別を宣伝し、部落解放運動に反対し、教師の古い意識を同和教育に反対する基盤として結集することを訴えたのである」とか「彼を推せんする人々は、“ただよいことだからというだけの理由”でとして同和教育を中傷し、その実践に水をさそうというのである」「教師の苦しみ、困難さの原因が進学のことや同和のことにすりかえられているのである。具体的には部落解放同盟の解放運動に教師の苦しみの根源があるという恐るべき結論になっているのである。これはいったいどういう思想であろう。論ずるまでもない。人民解放の闘いに水をさし、非難中傷し分裂させ、真の敵を不明にし、差別を温存させる、正に差別者以外の何者でもあるまい」「われわれはこうした差別者を許せない。この差別の思想と扇動を断固糾弾する」
 三教諭が差別でないことを主張すると「それが真意とは思えん」とば声をはりあげるなど約三時間にわたって不当な「糾弾」にあい、やむなく部落解放同盟の主張をみとめざるをえなくされました。そのうえ、自己批判書を書くこと、あいさつ状を回収することも木下教諭を推せんした他の十一人の教諭とともに、同二十四日の午後五時から「糾弾集会」に参加することを約束させられたのです。
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