作者インタビュー等による補完情報スレ (37レス)
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(1): 2008/08/09(土)15:10 AAS
作者が7巻発売後インタビューなどで語った内容の中から
作品について話し合う際、知っていると便利だと思う情報をざっとまとめました。
ウソ訳はしてないつもりですが(間違いあったらすみません)、独断で整理したものなので
訂正案やフォローある方は、お気軽に書いてください。

ソースは: 外部リンク:www.accio-quote.org 作者発言アーカイブ(Accio Quote!)
2: 2008/08/09(土)15:11 AAS
■7巻の補完情報(1)

・ホグワーツのバトルがあったのは5月2日
・ベラは周囲の期待に従い純血の夫と結婚したが、常にヴォルデモートを愛していた。
・杖は決闘の勝者に忠誠の一部を移すことはあるが、原則として持ち主に忠実である。
 しかしニワトコの杖は特別非情な杖で常に勝者につく。
・ニワトコの杖の芯はセストラルの毛。
・ハリーはネビルより切れるし才能がある。しかしネビルが「選ばれし者」だったとしても
 ヴォルデモートを倒せたであろうことは、7巻で証明された。
・ペチュニアはホグワーツに行って魔法界に参加したいと思っていた事があり、リリーに嫉妬していた。
 ダンブルドアはそんな彼女の一面に訴えてハリーを引き取ることを承知させた。
省5
3: 2008/08/09(土)15:13 AAS
■7巻の補完情報(2)

・ルーピンはドロホフ、トンクスはベラトリックスに殺された。
・ネビルが組み分け帽子からゴドリックの剣を取り出したのは、彼がグリフィン生として勇気を見せたから。
 グリップフックの屁理屈にもかかわらず、結局あの剣はゴドリックのもの。
・マグル生まれのコリンは最終バトルのとき、在校生ではなかったが他のDAメンバーと一緒に戻ってきた。
・スリザリンはかつてのように純血指向の寮ではなくなったが、闇のイメージは残っていたのでアル・セブが嫌がった。
・ロンはハリーのパーセルマウスを真似て秘密の部屋を開けたが、ヘビ語を話せるようになったわけではない。
・ハリーはパーセルマウスの能力を失ったが、そのことを喜んでいる。
・アバーフォースが両面鏡の片割れをもっていたのは、鏡を持ち出したマンダンガスが売ったから。
・森の中に落ちた蘇りの石はケンタウロスに踏みつぶされ、埋もれてしまっただろう。
省4
4: 2008/08/09(土)15:14 AAS
■ヴォルデモートとその魂、ハリーとの関係

・ヴォルのアバダはハリーの中の彼の魂の一部(まだ彼と繋がっていた)を破壊し、
 ハリーを死の瀬戸際まで追いやった。(おそらく自分も引っ張られてキングズクロスに行った)
・ヴォルは最後の希望と愛の滴であるハリー(リリー)の血を体内に入れた。
 もし7巻の最後に悔恨を示す勇気があったら救われただろう。
・キングズクロスにいた赤ん坊のような存在はヴォルデモート本体の損なわれた魂
・ハリーとヴォルはペヴェレル家の子孫で遠い親戚。
 しかしほとんどの魔法界の一族も遠い親戚と言える。
・ハリーは本当のホークラックスとは言えないし、邪悪な存在だったわけではない。
・ハリーの傷は魂のかけらがハリーに入り込んだときの損傷。
省7
5: 2008/08/09(土)15:15 AAS
■生存キャラ達、その後ポジション

・最終バトルの後、ハリーとロンは学校に戻らなかった。
・ハーマイオニーはNEWTの為、もう一年学生をやった。
・キングズリーはロン、ネビル、ハリーらバトルで活躍した者たちをスカウト、魔法省の清浄化を手伝わせた。
・ハーマイオニーは魔法生物管理部でハウスエルフたちの権利向上に貢献した。
 その後、魔法法執行部で頭角を現わし、不当な純血優先法の廃止に力を注いだ。
・ハリーとロンはオーラー(闇祓い)として働いている。ハリーは部長となり部を改革した。
・ロンはWWWで一財産築いた。
(作者は最初のインタビューでロンも闇祓いになったといい、次にWWWの経営に加わったと言っている)
・ジョージはフレッドを失ったことから本当に立ち直ることはなかったろう。
省9
6: 2008/08/09(土)15:16 AAS
■結婚・子供・人間関係

・ハリーとジニーは似たもの同士で真のソウルメイト。
 子供達のファースト・ミドルネーム:ジェームズ・シリウス、アルバス・セヴルス、リリー・ルーナ
・ダドリーとハリーはクリスマスカードを交換する仲になった。
・ロンとハーマイオニーはお互いが逆の性格なのでバランスを取り合う関係。
 ふたりの子供、ローズとヒューゴーにはミドルネーム情報なし。
・ネビルは漏れ鍋の女主人となったハナ・アボットと結婚。パブの二階に住む。
・ビルとフルールの子供は、ヴィクトワール、ドミニク、ルイの三人。
・ハグリッド、チャーリーは結婚せず子供もなし。
・パーシーはオードリーという女性と結婚。子供の名はモリ―とルーシー。
省12
7: 2008/08/09(土)15:17 AAS
■ダンブルドア

・実はゲイでグリンデルヴァルトと恋に落ちたため、グリンが本性を現わしたときは苦しんだ。
・作者は彼のゲイ設定をあるときに決めたわけではなく、次第にそうだと認識した。
・魔法界において同性愛は血統ほど問題にされない。
・彼は愛の信奉者だが愛に惑わされた。グリンデルヴァルトは彼の影の一面と言って良い。
 グリンは家族の問題の解決法を提示してくれると思われたので正しいと思いたかった。
・過去の愛の失敗は彼を孤独で学究的な人生へ導いた。
・彼の大きな秘密とは彼がマグル支配に面白半分に手を出したこと。
・17歳で権力への誘惑に弱いことが自分の弱点だと知ったため、ホグワーツに居続けた。
・ダン爺がみぞの鏡に見たのは和解した彼の家族。
省4
8: 2008/08/09(土)15:19 AAS
■スネイプ

・スネイプはいろいろ欠点があるが、人を愛し愛に殉じたという点ではヒロイックな人。
・アラン・リックマンだけはかなり以前からスネイプのリリーへの気持ちを知っており、
 ハリーへの複雑な感情を理解していた。
・彼がスリザリンに組み分けされたのは正しいが、彼は後に変わり成長した。
・「スネイプは執念深く意地悪な男です。大人物ではありません。しかし彼は人を愛しました。
 私は彼が好きです。同時にひっぱたきたいとも思います。」(2007/10/15 MTVインタビューより)
・スネイプの肖像画が最後の場面になかったのは、彼が校長職を放棄したことになったため。
 しかし後にハリーが彼の名誉回復をして肖像画をかけさせただろう。
・リリーが彼に持っていたのは友情だが、もしスネイプが闇に傾倒しなければロマンスが芽生えたかもしれない。
省8
9: 2008/08/09(土)15:20 AAS
■その他の設定補完情報(1)

・トンクスはハッフルパフ出身
・5巻ではダンブルドアが出した煙の双頭のヘビはヴォルの魂が別れていることを示していた。
・ベラトリックスがロングボトム夫妻を狙っていたのは、彼らが腕利きのオーラーだったから。
・ネビルの両親が聖マンゴ病院から退院することはなかった。
・ジェームズとリリーは学校を出てデスイーターにならないかと誘われたが断った。
・ジェームズはルーピンを経済的に助けていたが彼自身は就職していなかった。
 彼とリリー、シリウス、ルーピンは騎士団の戦士としてフルタイムで働いていた。
・ジェームズとリリーのパトローナスが同一なのは偶然ではなく、ふたりが愛し合ったことで一致したもの。
 パトローナスはしばしば愛のイメージと一致するため。
省4
10: 2008/08/09(土)15:22 AAS
■その他の設定補完情報(2)

・ダドリーはディメンターに襲われたとき、真の自分の姿を見てショックを受け変わりはじめた。
・キングズリーの改革により、ディメンターがアズカバンの看守をすることはなくなった。
・ヴォルデモートが最初にハリー殺害に失敗して吹き飛んだとき、彼の杖を運んだのはワームテール。
・レグルスがホークラックスに気がついたのは、ヴォルが傲慢さからヒントをのぞかせてしまったため。
・レグルスは本当のデスイーターとなるだけの心構えはなかった。
 ヴォルデモートがクリーチャーを殺そうとしたことで、完全に心変わりした。
・ホークラックスを作るためにヴォルが殺した人:日記=マートル、カップ=ヘプジバ、
 ロケット=マグルの浮浪者、ナギニ=バーサ、頭環=アルバニアの農夫、指輪=トム・リドル・シニア
・クィレルはホグワーツで教えていたがDADA(闇魔術に対する防衛術)は一年以上教えていない。
省4
11: 2008/08/09(土)15:23 AAS
■気になる人・モノのゆくえ

・アイスクリーム屋のフローリアン・フォーテスキュー氏は殺されている。
 彼とニワトコの杖を絡める脇筋もあったのだが本に収まらなかった。
・アンブリッジはマグル生まれに対して行った犯罪により逮捕されて牢に入れられた。
・ウィンキーは最後のバトルで活躍したエルフのひとり。あまり飲まなくなりホグワーツで働き続けている。
・ハリーは子供達に忍びの地図を見せなかったが、ジェームズがいつか父親の机から持ち出しそう。
・シリウスのバイクはアーサーが直し、ハリーの所有となった。
・フィレンツェの人間好きは仲間に認められ、彼は群れに戻った。
・クラムはあらたな愛を見つけにブルガリアに帰った。

■今後の予定
省5
12: 2008/08/09(土)15:26 AAS
■こぼれ話

・人狼はエイズの暗喩。
・唯一書き直したいのは5巻。少し暗かったので。
・作者はパンジーがすごく嫌い。かつて遭遇したいじめっ子をモデルに書いたため。
・ハリーが森で死に向かって歩くとき、付き添ったのは彼のために死んだ保護者的役割の人達にした。
・ダンブルドアがゴドリックスホロウ村の出来事を知ったのは、警報呪文による。
 しかしハリーがプリベット通りに到着するまで24時間かかった件について、
 理由があったかどうか作者は思い出せない。
・作者はホグワーツの卒業シーンを書かなかったことを残念がっている。
・モリーがベラを倒したのは、ベラの俺様への執着愛とモリーの母性愛を対決させるため。
省12
13: 2008/08/09(土)15:28 AAS
□オマケ:残る矛盾と?謎
・スネイプのパトローナスが騎士団員には秘密だったなら、
 5巻で本部と連絡をとるのに使われた手段はなんなのか?
・スネイプは予言の途中で放り出されたのに、なぜトランス状態のトレローニーが顔を見たのか?
・ジェイムズはなぜ自らシークレットキーパーをやらなかったか?

などよく考えれば謎の種はつきませんが、まだインタビューで質問されていないようです。

ひとまず以上です。

※作者が宗教観を問われて答えているところなど、日本人にぴんと来ないっぽいので省きました。
あと、ケンタウロスに雌はいないなどのモンスター関係の設定、
フクロウ便を外国に出すとき認可はいらないとか、そんな周辺設定も山のように語ってます。
省1
14: 管理人 2008/08/09(土)21:51 AAS
ありがとうございます!
2ちゃんねるの一般書籍板の「日本語版ハリー・ポッターの不思議」
だけ見ていたのですが、少し前に、そこにリンクされていた別スレで
このまとめを拝見して、しっかり保存させていただいてました。
こちらにも紹介してくださってありがとうございます!
15: 2008/08/10(日)13:33 AAS
レキシコンがすらすら読めたらなあーといつも思います。
こういう貴重な情報は本当に嬉しいです。
16: 2008/08/10(日)18:39 AAS
レキシコンはレイアウトが見にくいな。

>>1
17: 2008/08/11(月)22:05 AAS
アバフォースの不適切な呪文って、やっぱその・・・
えっち系だったんだろうかw
裏設定って面白いね。
18: 2008/08/12(火)19:43 AAS
アバーフォースの不適切な呪文・・・
やっぱお子様にははっきり説明できない呪文だったんですね。
でも彼は有罪にはなってないですよね?
ヤギと仲が良すぎたのであらぬ疑いをかけられただけと思ってます。
19
(1): 2008/08/15(金)12:44 AAS
インタビューで思い出したので、ここに書かせていただきますが・・。
ローリングはシリウスを「精神的に成長できなかったガキ」っぽい描き方をしてますよね。
古いインタビューで「大切な時期を牢獄で過ごし、成長するチャンスがなかった」
っぽいことを言ってましたよね?
翻訳では全然イメージが違う・・・。
20: 2008/08/25(月)19:50 AAS
>>19
ローリングさんは一応シリウス好きだと言ってるし
単に成長しそびれた人というつもりもないと思う。
人物にはいろいろな面があるのでひとつの面だけでは語れないし。

しかし邦訳の「わたし」という一人称はちょっと違う気がするね。
セリフとかルーピンよりは乱暴な感じだし、「俺」のほうが
柄が悪いけど熱い男という感じで、納得いったのではないかと思う。
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