新星薔薇十字団

3：はとこ支援SS後半：2002/03/26(火) 11:34: こうして私はシューティングスター様の部下になった。さいしょは私1人かと思ったけど、そうではなく既に2人の女がいた。2人ともシューティングスター様の前でだけ、あからさまに媚を売っちゃって。まぁ、見てらっしゃい。なんてったってこっちには若さがある。肌のツヤだって違う。必死に化粧で繕ってるお色気ムンムンOLや、それすらもしないガリ勉ネクラ女子大生になんか負けるはずないもの。
あれから私は必死に体を鍛えた。いざというときまでは怪しまれないように、芸能界の仕事もちゃんとやりとげた。ときにはスタッフでセクハラしようとするイヤなプロデューサーなんかもいたけど、そんな奴等に負けてなんかいられない。そんなことで挫けるようではシューティングスター様のお手伝いができるはずない。だからもともとお仕事もちゃんとやってたけど、それまで以上にきちんとこなすようになった。
そんな私にシューティングスター様はダークピジョンという名前と、空を飛ぶアルヴァタールを与えてくれた。このコカトリスさえあれば無敵よ。もうすぐ私たちに、シューティングスター様の夢を実現するための指令が下される。決して好きじゃないけど、まぁキライってわけでもないし、とりあえずあの2人の年増とも仲良くしてあげるわよ。でも彼の愛は私が勝ち取ってみせる。それとこれとは別だからね。

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