ファンタジー世界に召喚されていた自衛隊が帰ってきますた 3 (687レス)
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15: 長崎県人 2007/10/21(日)12:06 ID:2MxH4A12O携(11/395) AAS
『どういう事かね、艦長。それに今のは』
橋本中将は振り返らずに聞いてきた
『我々が討つべき敵は、第四戦隊と戦っている敵ではありません』
橋本中将はちまちまと理由を聞くような人間では無い、簡潔に一支は答えた
『信頼できる情報元です』
一瞬だけ思考の間の開いた後、橋本中将は一言だけ言った
『あまり待てんぞ』
『ありがとうございます』
あまり待てない。敵の測距元を突き止めずに時を費やせば、元の木阿弥という事だ。なにも行動しないという事になってしまう。もう一度五島と受話器を通して会話する
『五島、金剛や、霧島を殺るほどの砲弾だ、砲弾は戦艦クラスにちげぇねぇ』
『ええ、今まで発見されていないことから海岸沿いでなく、比較的内陸側に砲台はあると思われます。戦艦級の砲となれば、防御も相当な物があるでしょうから、我々や、そちらの重巡では潰せないでしょう』
一支は頷いた、それは基本認識として頭に於いて置かねばならねぇ
『『やるべきは、測距箇所の破壊』』
しかし、目ぼしい場所はあらかた戦艦隊の砲撃で吹き飛ばしてしまっている

ジリリリリ

一支の使う隣の受話装置が鳴った。こんな時にかけてくる馬鹿はこの海域にはあと一人しかいない
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