ファンタジー世界に召喚されていた自衛隊が帰ってきますた 3 (687レス)
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181: 2007/11/12(月)07:42 ID:c2nYmLho0(1/2) AAS
長崎県人氏、投下乙です。
>志摩
単に予備役編入ではだめなんですか?

南米でも大西洋側となると救出艦隊を送るのも厳しいですね。
油が十分に確保できればともかく。ハワイで大内海沿岸くらいの距離でしたか。

>米本土攻撃
ロスアラモスとハンフォードはやっておきたいですが、
存在そのものを知らないならどうにもならんですね。
182: 六六九 2007/11/12(月)17:14 ID:qFlBakj.0(1) AAS
投下乙であります
おお、探照灯射撃! 練度が無ければただ目立つだけの素敵装備!
長崎県人様はそういう燃えを見つけてくるのが上手いですな
ここで勝利してもユタ見逃してた時点で司令長官辞退フラグには十分な気もするので、突入してきた米艦隊はボコボコにされてしまって貰いたいもんですw
183: 2007/11/12(月)22:46 ID:wXEWx6wE0(1) AAS
探照灯!みんなで照らせば恐くない!いや恐えーよw
つってもみんなで照らせばみんな被害担当艦!照らされるほうだって光るんだ。
現時点慢心中の宇垣さんは置いといて、頼三タソの活躍に期待したいとこですね。

しかしガイシュツだけど、本当に燃え展開うまいわ・・・。
184: 2007/11/12(月)23:20 ID:c2nYmLho0(2/2) AAS
昔の「丸」に探照灯射撃の話があったような……とか思って探していたら

ルンガ沖に展開された水雷戦史上最大の戦い
<当時第二水雷戦隊司令官・元海軍少将> 田中頼三

なんてのを見つけました。古い時代の「丸」は良いですね。
185: 2007/11/12(月)23:35 ID:lXFJbwSE0(5/5) AAS
投下乙です
>朝陽はそこから国民世論
アサピーにも困ったもんですな
186: 長崎県人(返レスです) 2007/11/12(月)23:50 ID:2MxH4A12O携(98/395) AAS
≫戦艦対ミサイルについて

需要あるみたいなので、そのうちSS書いてネタスレにでも投下します。どんな風になってるのか、多少わかりやすくなると思いますので

≫ヨークタウンさん
戦後は勿論、帝國海軍最強にして最大の敵であったと森村さんに書かれるわけですw

≫直訴
陛下の政治利用は出来ません。国策を揺るがすことも。ですが、訴える事で下戴金を得る事ができれば、というのが幽弥の狙いです

ちなみに、再転移でほぼ全財産を失っていた志摩は、本土にあった一年分の預かりと、手元にイタリアに行ってた分と航海加棒の4860円しか、持ってません。南米まで助け(邦人達も含めて)に行くにはとても・・・せめて海軍内には居ないと
省3
187: 長崎県人 2007/11/13(火)00:20 ID:2MxH4A12O携(99/395) AAS
≫六六九さん
ありがとうございます、そういっていただけるのが1番嬉しいですm(__)m

≫米艦隊ぼっこぼこ
ジャーン!ジャーン!ジャーン!

≫183さん
ありがとうございます、今後も精進しますm(__)m
しかし相手は31ノットバークさんですからねぇ・・・しかも雷撃が使えない現状では、オーソドックスな戦いしかやれないのが悔やまれます。自分でしといてなんですがorz

≫184さん
丸では、エンタープライズで撮られた被弾して爆発の瞬間を捉えた写真が私は頭から離れませんね。撮影者は死亡してカメラは無事だったというやつが

≫185さん
省1
188: 長崎県人 2007/11/20(火)23:08 ID:2MxH4A12O携(100/395) AAS
本編続き投下〜
189: 長崎県人 2007/11/20(火)23:09 ID:2MxH4A12O携(101/395) AAS
モンタナ

ドガガガガガ!!!

スコットは再び訪れた振動に耐えて、前を向き直した。モンタナも大和に答えるかのように主砲を吠えさせた。しかし、当たらない。急転舵を交えての事であるから、ある程度は仕方ないとはいえ、距離はもう二万五千ヤードを切るほど接近している・・・これがこの艦の練度の限界というやつか
『艦の損害は!』
『先程の被弾で左舷高角砲群全滅!ダメコン隊が向かってます!しかし、ダメコン隊の損耗も限界です!』
よし!と、スコットは頷いた。艦の運営には、まだ問題をきたしていない。まだ、やれる!
『砲塔要員をいくらか割いてあたらせろ!』
まだ、ここでやられては食いついて来ない!
『敵二番艦に命中弾!畜生!あの野郎弾きやがった!』
武蔵にサウスダコタがはなった砲弾は、舷側410ミリの傾斜装甲に弾かれて、ろくな損害を彼女に与えなかった。この距離でサウスダコタの貫ける装甲は舷側382ミリ。貫くには、ちと辛い
省4
190: 長崎県人 2007/11/20(火)23:11 ID:2MxH4A12O携(102/395) AAS
『インディアナ爆発!』
ついに隊列から三番目を走っていたサウスダコタ級の次女が、盛大な爆発音と爆煙とともに艦の動きがふらつく。彼女を襲った紀伊の九四式16インチ砲弾(もともとは平賀案等で載るはずだった九十式、凍結されていたそれを新しく改設計し、諜報的に混乱しやすいよう、大和の砲のダミーとして出した砲の名前を継いだ)は、インディアナの両用砲弾庫を貫通。破壊と共に大規模な爆発を引き起こしたのだ
『マサチューセッツ大火災!』
尾張と撃ちあっていた三女のマサチューセッツも、ついに被弾によるダメージを抑え切れずに燃え上がる。そしてこちらは、大規模な爆発を起こして火災そのものを吹き飛ばしたインディアナと違い、己の姿を夜の闇に浮き上がらせた。尾張の砲弾が火災を目標にして投げ掛けられ、被害の度合いは、急速に増していった
『司令!これ以上の突撃は無茶苦茶d』
『いまここで躊躇えば、キンメル大将の二の舞を演じる事になる!突撃!突撃せよ!たかが戦艦二隻を失ったところで怯むな!』
スコットがそう言っても、砲弾は弾かれ、味方がやられる姿を見ては士気があがりようもない
『・・・』
スコットは確信した。これでは元の計画だと失敗していたな、と
191: 長崎県人 2007/11/20(火)23:13 ID:2MxH4A12O携(103/395) AAS
『他の艦の状況はどうか!』
スコットは怒声を発した
『サウスダコタは被弾四なるも健在!アラバマは被弾二、こちらも健在!アイダホは被弾なし!アリゾナ被弾六、砲塔二基損壊なるも航行に問題なし!ネヴァダは被弾五、艦長戦死!』
そろそろ限界が近い。このモンタナや、サウスダコタは奮戦しているが、もしもがある。アラバマとアイダホはまだ持つだろうが・・・ナガト級と戦っているアリゾナとネヴァダはもはや青色吐息だ
『距離、二万二千ヤード(二万)を切ります!』
あと五千。あと五千踏み込めれば戦える。だが、それはあまりにも遠い

ピカッ

『なっ!』
夜の闇を切り裂いて、光がスコット達を照らしだした
『ジャップめ!舐めやがって、サーチライトを着けやがった!』
省5
192
(1): 2007/11/20(火)23:17 ID:I3Ap.MhM0(1) AAS
支援砲撃です!
193: 長崎県人 2007/11/20(火)23:18 ID:2MxH4A12O携(104/395) AAS
『舵をやられたな』
スコットの推測は正しかった。水雷戦隊と戦っていたボストンは、偶然に発生した水中弾(荒天の海面状況では奇跡に近い)によって舵を破壊されていた。その時点でかの艦長は、艦の生還を諦めた。彼は舵をなんとか固定して、機関を公試出力以上に暴走させたのだ。爆発と隣り合わせだが、一隻でも突入出来たならば・・・その一心だった。そして彼の決断が、海戦を変えた
『っ!?ヤマトが舵を!』
『うまいぞ!』
ボストンの進むコースには、大和の船体が横たわっていた。宇垣は再転移直後に、大和をレパルスにぶつけた経験がある。迎撃より先に、咄嗟の判断で回避命令を出してしまっていた。そして、回避した方向はスコット達から離れる方向。それに、武蔵、そして第二戦隊の紀伊、尾張と続いていく。その途中で変針にともない、照準を変えた甲斐と播磨の射撃によってボストンは沈められた。だが、彼女の残骸をさけるべく長門と陸奥はスコットらのいる方向へ舵を切ってしまっていた(長門の針路へ差し掛かるように、ボストンが沈没しながら惰性で進んでいた為)
『これは・・・!』
スコット達が気付けば、自分達の目の前に存在するのは、長門と陸奥の二隻だけとなっていたのだ
194: 長崎県人 2007/11/20(火)23:20 ID:2MxH4A12O携(105/395) AAS
『やれ!あの二艦を集中射だ!サウスダコタ、アリゾナ、ネヴァダは今の内に退け!』
戦果をあげつつ退却するには、ここしかない。あとは指揮官の俺と、アイダホとアラバマで食い止める
『司令!サウスダコタ艦長です!』
TBSでサウスダコタの艦長が掛け合いにきたのだ
『俺だ、スコットだ』
電話口にでたスコットに、若い声が不満もあらわに言う
『まだ戦えます!是非!』
『ブリーフィング通りだ、今でないと君らは逃げられん。アリゾナとネヴァダを頼む』
最後の楯となってやってくれ、と言葉に含める
『ですが!』
省12
195: 長崎県人 2007/11/20(火)23:23 ID:2MxH4A12O携(106/395) AAS
大和

『抜かった!艦長!舵を戻せ!』
宇垣は、自らのミスを悟った。このままでは!
『制動にしばらくかかります!もう少しお待ちを!』
大和の巨体は、回りだすと早いが(重巡並と言われる)先程舵を切ったばかりで、反対側に動きをむけるには、あとしばらく時間が必要とされていた
『長門と陸奥が!』
敵戦艦と反航戦の形で撃ちあっている。距離は一万五千を切っている。弾が当たればいつ吹き飛んでもおかしくない

ギリィッ

宇垣の唇から、一筋の血が流れる。耐えろ、耐えてくれよ、長門と陸奥よ。そう祈るしかない。くそっ!肝心な時に俺は!
『長門被弾!行き足、落ちます!』
省4
196: 長崎県人 2007/11/20(火)23:27 ID:2MxH4A12O携(107/395) AAS
『陸奥が長門の盾に・・・!』
誰かが悲痛な声で叫んだとき、横並びに並んだ二艦を水柱が包み込んだ。この時射撃を行ったのは戦場に残った米戦艦の中では一番の練度をもつアイダホである

ドドドドドド!!!

水柱を切り裂いて、陸奥の砲撃が行われた時、誰もが一度安堵の吐息を吐き、現れた陸奥の様子を見て絶句した

陸奥への被弾は五発。この距離での14インチ砲弾の舷側貫通力は456ミリ。これを越えるのは、加賀に搭載予定であったものに取り替えた主砲塔前盾しか存在しない。陸奥は艦橋に二発の命中弾を受け、その艦橋の姿を大きく傾げさせていた。もう一弾は後部指揮所上部を、跡形もなく吹き飛ばし、残りの二弾は喫水線部分に命中して、大量の浸水を発生させた

日本の将兵を絶句させた、傾いだ艦橋と、炎をふきあげる後部指揮所をみれば、陸奥が戦闘不能におちいったのははっきりしていた。唯一の救いは
『敵戦艦に命中弾!傾いて行きます!』
陸奥が放った砲弾がクロスカウンターでアイダホに三発命中し、舷側を突き抜けて大被害をもたらした事だった
『回頭、開始します!』
ここでようやく、大和の舵が効き始める
省1
197: 長崎県人 2007/11/20(火)23:31 ID:2MxH4A12O携(108/395) AAS
見張りが報告するように、長門と陸奥にとどめを刺すでもなく、米戦艦二隻は逃走を計る。未だ沈んでいない味方戦艦が居るというのに
『やり逃げかつ、置き去りかよ・・・』
参謀の一人が苦々しげに呟いた
『宇垣司令!』
あんな奴らを生かしておいいていいものか!とばかりに、また別の参謀が上申する
『・・・上等だ、この距離まで近づいて、無事に逃げおおせる事が、我々から出来るとでも思っているらしいな』
のちに、宇垣がやんちゃが過ぎた、と言ったのは前記した。それが示すように、彼は少々冷静さを失っていた
『追撃を開始する!田中中将は、目の前の敵を必ず押さえ切れ!第三戦隊の西村中将は長門と陸奥の保全に勤めよ』
宇垣には、去っていくモンタナとアラバマの艦尾が、まるで自分を嘲笑っているかのように見えていた

東の空が、ほのかに明るい(ハワイの七月の日の出は4時21分である)それぞれの朝が、一体どのような形で訪れるか。今はまだ、定かではない
198: 長崎県人 2007/11/20(火)23:41 ID:2MxH4A12O携(109/395) AAS
長門中破・陸奥大破で投下終了〜

探照灯射撃はみごと大コケしましたが、とにかく、追撃戦に移行です。ハワイから順調に離れていってくれてます。

距離が距離なので、一発でもくらうとエライ事になります。そして調べるほど、なに、この大和の外道な防御力と紅茶吹いてます

>>192さん
支援サンクスです
199: 長崎県人 2007/11/20(火)23:56 ID:2MxH4A12O携(110/395) AAS
ああ、肝心な事言い忘れてました。ボストンの艦長は最期に『いい夢、みせてもらったぜ』なんていったとか言ってないとか・・・ちゃっかり生きてるかもですが
200: 六六九 2007/11/22(木)01:23 ID:zE/9wXGE0(1) AAS
投下乙です
ああ、コケただけで飽き足らず釣られてしまうとは…
確かに辞退には十分過ぎる理由になってしまいましたね。そして主力が離れたハワイの命運や如何に?
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