『それは、山にいた』 (614レス)
1-

1
(4): 2010/11/21(日)04:49 AAS
『午後6時11分』
 
薄闇が外の景色を包み込む中、バスは山道を走り続けていた。
乗客は疎らで、沈黙と微かなエンジンの振動音だけが車内に満ちている。
県境に跨るバスルートは、名も知らぬ山々を越え、その間を縫って伸びていた。 
舗装されたアスファルトの道路に歩道は無く、山道を越えるまで停留所も存在しない。
丁度、麓から麓までを結ぶルートだった。
 
『ドグシャアァッ!!!』
 
省5
2
(1): 流蔵『ザ・カアウ・クレーターボーイズ』 [age] 2010/11/21(日)09:39 AAS
>>1
「う………何が…起きた?」

続いて知りたいのはバスの向きと破壊状況だ。
バスが横転してないかどうかはだいたいわかるだろう。
ただし後者は車内に明りがあることが前提になる。
真っ暗であればポケットに携帯が残っていればそれを探りたい。
明るいならば……バスのフロントガラスと側面窓ガラスに異変がないか見る。

「我々以外……運転手は無事なのか……?」
3
(1): 基山『ルナウェイ』 2010/11/21(日)15:50 AAS
>>1
「うおおおおッ!
クソが・・・・・・・何だ、『事故』?」

頭を振りながら立ち上がり、
一番近くの乗客へと何となく近づきつつ、バスの方を見る。
事故の原因が何なのかを確認したい。

(クソ『運転手』が・・・・・・・・・
何が原因か知らねーが、このツケは『バス会社』にたっぷり払わせてやるぜ)
4
(1): 蔦屋『ムーヴァー』 2010/11/21(日)16:09 AAS
>>1
「痛いじゃないの……勘弁してよ。
 せっかく紅葉狩りでこの傷ついた心を癒そうとし思ってたのにさァ……」

自分自身と周囲を確認したあと、バスの外を見る。
何かにぶつかったならソレが見えるかもしれないし、
煙とか火とかが見えるようならそのうち爆発するかもしれないからだ。
5
(2): 女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』 2010/11/21(日)16:36 AAS
>>1
「大丈夫ですか……皆様、お怪我はありませんか」

頭を押さえながら立ち上がり、
自分以外の乗客の様子を把握したい。
6
(4): 2010/11/21(日)19:21 AAS
>>2-5
貴方達は、各々立ち上がり、自身と周囲の状況を確認する。
バスの外は、相変わらずの薄闇に包まれ、車内の照明が辛うじて景色を照らし出していた。
左手には、鬱蒼とした木々が繁っており、右手は崖。
崖の下の様子を、ここから見通す事は出来ない。
外灯の明かり一つ見当たらず、炎や煙も上がっていない様だった。
 
車内には、貴方達4人の他に2人の乗客の姿がある。
1人は、グレーのスーツを着た『ビジネスマン風の男』。
縁無しの眼鏡を掛けた、30〜40代と思われる外見の男は、黒い鞄を両手で抱きかかえ、
省12
7
(2): 流蔵『ザ・カアウ・クレーターボーイズ』 [age] 2010/11/21(日)20:09 AAS
>>6
初老の男が近いなら杖を拾ってやり、それを初老の男に差し出す。
目を見ながらだ。相手の体調を伺える。

「怪我はなさそうですが……大丈夫…ですか?」

旅なら荷物ぐらいは持ってるだろう。
携帯電話も当然持つ。(過去に遭難したならなおさらだ)
期待はできないが、電波の有無とGPS機能の有効性を確認する。

「運転手を助けたいが……どちらにせよまずは連絡手段だ……。
 運行会社なら定期的に連絡を行うはずなので、少なくとも朝には救助活動がくる。
 それでも『早い』にこしたことはない……こういう状況では。」
省2
8
(2): 女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』 2010/11/21(日)20:36 AAS
>>6
運転手の顔を思い出そうとして、いたたまれない気持ちになる。

「ヒ、ヒドイ、なんということ……これは……。
 急なカーブを曲がりきれず、頭から衝突……といったところでしょうか。
 ……割れたガラスが散らばっています。手元、足元に注意して下さい」

すぐに感傷を切り止めて、他の乗客にも聞こえるような声で話す。

「私も、道は分かりません!
 警察に連絡して、助けを呼ぶのが当たり前でしょう。『携帯電話』を試してみて下さい!」

自分は乗車口まで移動して、ちょっと道の様子を見てみたい(道幅とか)。
扉は閉まっててもスタンドで壊せるし、問題は外に出たあと、歩くスペースがあるかどうかだ。
省1
9
(1): 蔦屋『ムーヴァー』 2010/11/21(日)20:37 AAS
>>6
「……落石に激突した、ってところかしら」

右手も左手も『これまで進んできた道』ではない……
すなわち、車体が正しい道に対して90度や270度回転していないということは、
本来のルートを塞いでいた想定外の物体に正面衝突したということだ。

火の手が上がっておらず、傾いていない……崖に落ちそうになってもいないなら、
バスの中で出来る事は済ませておく程度の余裕はあるだろう。

>>5
「私は大丈夫」
女ヶ沢の問いかけに答える。
省3
10
(1): 基山『ルナウェイ』 2010/11/21(日)20:44 AAS
>>6
「・・・・・・おいおい。マジに勘弁してくれよ。
居眠り運転か? それとも猪でも出たかな。
何にせよ俺が乗ってない時にして欲しかったね」

バスが崖に乗り出してる、とかいう状況じゃなければ前方へ歩いていき、岩肌を見る。
ついでに道路を見下ろして、事故の原因らしき何かがないかどうか観察。
バスは道の脇の岩肌にぶつかっている状態なのか?

「この分じゃバスは動けないよなぁー・・・・・・
朝まで待つのもツラいしよぉ〜」

>>7-8
省4
11
(1): 2010/11/22(月)00:27 AAS
>>7
「ああ、ありがとう・・・・・・・・・。」
 
貴方の差し出した杖を受け取りながら、『初老の男』が柔らかな物腰で言った。
男の顔色は良く、怯えた表情は感じられない。
貴方は、自身の荷物を確認しながら、携帯電話を開いた。
予想通り・・・・・・・・・と言うべきか、現在地は圏外になっており、通話は出来ないらしい。
GPS機能も無効になっていた。
車内の乗客達に向かって呼び掛けると、座席から立ち上がった『初老の男』が口を開く。
 
省7
12
(1): 2010/11/22(月)00:28 AAS
>>8
声を上げながら、貴方は閉ざされたままの乗車口に近付いた。
窓を覗き込むと、バスの横にガードレールが伸びており、その向こうに生い繁った木々が見える。
バスとガードレールの間に、歩ける程度の幅はあるらしい。
手荷物を持った貴方は、『スタンド』でドアを破壊した・・・・・・・・・・・・・・・。
 
『ドゴドゴドゴォン!!』
 
『ソリッド・ハーモニー』の拳を数回叩き込むと、ドアが外側に大きく変形する。
13
(1): 2010/11/22(月)00:29 AAS
>>9
車内のドアは、全部で3つ。
運転席側にある降車口は、運転席同様に潰れて使用不能になっている。
車体の中程にある乗車口は、走行中だった為、完全に閉まっていた。
最後のドアは、車体後部にある非常用のドアだったが、こちらも閉まっている。
貴女は、ドアの位置と状態を確認すると、『ビジネスマン風の男』に話し掛けた。
 
「ええ、全く・・・・・・・・」
 
そう答えた男は、貴女と同じ様に車内の状況を見回しながら、胸元の内ポケットから
省7
14
(1): 2010/11/22(月)00:29 AAS
>>10
バスの先頭に近付いた貴方は、剥き出しの岩肌を確認した。
すぐ横で潰れた運転席からは、微かに生臭い血の匂いが漂って来る・・・・・・・・・・・・・。
後ろの方では、乗客達が連絡や現在地の確認を呼び掛ける声が聞こえた。
貴方の取り出した携帯電話は、圏外になっていて通話出来る状態には無い。
 
『ドゴドゴドゴォン!!』
 
突然、大きな音が車内に響き渡った。
貴方が咄嗟に顔を向けると、乗車口のドアが大きく変形しているのが見える。
15
(3): 女ヶ沢公『ソリッド・ハーモニー』 2010/11/22(月)00:56 AAS
>>12
「お騒がせ致しました。乱暴をしてしまいましたが、扉は、開きました」

まだスタンドを使うつもりはなかったのだけれど、特に不利はないと思ったので、そのままレスしよう。
いちおう突然 扉が壊れたことを不審がられないように、本体でも扉を蹴っ飛ばしておく。
スタンドは出しっ放し。乗客の反応を伺いながら、身を低くして謝りたい。
16
(1): 蔦屋『ムーヴァー』 2010/11/22(月)01:05 AAS
>>13
「……何事!?」

顔を向けたとき、女ヶ沢本体とスタンド『ソリッド・ハーモニー』の姿は確認できただろうか?
女ヶ沢が『ソリッド・ハーモニー』で開けたらしいという事が確認できたなら、
自分は安堵しつつ『ビジネスマン風の男』の反応を見る。
怯えているようなら一般人なので、何かしら宥める必要が出てくるだろう。
他の乗客の反応ぶりも、見える範囲で確認する。あまり驚いていない者がいたらスタンド使いかもしれない。
17
(1): 基山『ルナウェイ』 2010/11/22(月)01:14 AAS
>>14
「オエって感じだな・・・・・・
・・・うお! ビビったァ〜〜〜。 何だ? 何やってんだ?」

運転手に目線をやって、死んでいるのを確認する。
ビクッと反応して、後ろの方へと歩を進めた。

>>15
「オオ・・・おめーか。雰囲気の割りに無茶するよなぁ。
すごいデカい音してたぜ・・・・・ん?」

出しっぱなしの『ソリッド・ハーモニー』に気づいて、
ニヤリと笑って、後ろから全員に声を掛ける。
省2
18
(1): 流蔵『ザ・カアウ・クレーターボーイズ』 [age] 2010/11/22(月)08:57 AAS
>>11
「案の定圏外か……『郷土センター』……
 本来なら動かないのが手かもしれないが……この状況……
 それほど遠くないならそこへ行ってみるのも手か……」

「入口付近の方……運転席の側か、
 運転席の後ろに『備え付けの懐中電灯』はないか?」

上記を全員に呼びかけ、荷物を手に持ち、自分は後部座席側を見に行きたい。
後ろに予備の懐中電灯か発炎筒類を置いてる場合もある。念のため探しておく。
探しながらだが……初老の男に以下のことを聞きたい。

「この辺りは『猪』や『鹿』は出ますか……?」
19
(4): 2010/11/22(月)17:40 AAS
>>15-18
貴方達の目は、大きく歪んだ乗車口のドアに集まった。
勿論、他2人の乗客達の視線も。
唯一、『流蔵』だけが明かりを探して、車内を見回り始める・・・・・・・・・・・・・・・・。
『女ヶ沢』は、歪んだドアを蹴り上げた。
>>16
『ビジネスマン風の男』は、乗車口の方へと近付いて行く。
怯えた様子は無かったが、遠巻きに近付いて行く姿に多少の警戒心が見て取れた。
運転席の方から外に出る事を提案した『基山』は、微かな笑みすら浮かべている。
貴方の目に怯えて映る者はいなかったが、それが『スタンド使い』かどうかを判断する
省13
20
(1): 蔦屋『ムーヴァー』 2010/11/22(月)18:07 AAS
>>15
>>19
(……意外とみんな落ち着いたものね……)

女ヶ沢はもちろんだが、基山もスタンド使いであろうと理解する。
その理解が、『勝手な思い込み』であるかどうかはともかく……

『ビジネスマン風の男』についての判断はできないが、粛々とした様子なのでよしとする。
この場は女ヶ沢の行使した力に対し何らかの勘違いをして
警戒心や恐怖から集団行動を乱すような行動に及ぶ者がいないようなら、それでいい。
自身がその使い手だと忘れてしまいがちだが、『スタンド』とは異能の力。
知らない者にとっては『超常現象』なのだ……
省6
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