『終末のクレイジータウン RELOAD』 (532レス)
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1: 2003/08/31(日)02:05 AAS
『ネス湖』━━━━━━━━
 
湖の全長は、約35キロメートル。
幅は、約1.8キロメートル・・・・・・・・・・・・最深部で290メートルの深度を誇る、
スコットランド最大の湖。
『怪獣ネッシー』によって、世界的に有名。
 
・・・・・・・・・・・・・・一人、濃い霧に包まれた湖畔を歩いている。
同じ様に、数人の男達が湖畔を訪れていたが・・・・・・・・・・・・その事は、その男しか知らない。
男の名前は、『城嶋 時生』と言った。
省2
2
(1): 2003/08/31(日)02:06 AAS
『月見 真吾』は、『クレイジータウン』という名の街を探していた。
その街の事を知ったのは、数週間前・・・・・・・・・・・・
『辰』という『スタンド使い』から聞いた、最期の言葉だった。
 
『月見』が発見した時、すでに『辰』は虫の息だった。
身体の半分以上が地中に埋まっており、まともに話が出来ないほど衰弱していた。
その中から何とか理解出来たのが、『自分はスタンド使いである』という事。
そして、『クレイジータウン』という街に行ったという事だった・・・・・・・・・・・・・。
 
それから数日後、再び『クレイジータウン』という言葉に出会う。
省2
3: 2003/08/31(日)02:07 AAS
最初の連絡があったのは、数週間前・・・・・・・・・・・・男の声で、ある仕事の依頼があった。
『芹沢 明』が依頼を受けた理由は、『破格の報酬』。
そして、『好奇心』だった。
男は『クレイジータウン』と名乗り、『芹沢』と同じ『スタンド使い』らしかった。
 
依頼の内容は、二度目の連絡で明らかになる。
・・・・・・・・・・・・・・簡単に言えば、それは依頼者の男から指示された人物の護衛だった。
ただし、2つの条件が提示される。
『依頼に関する質問はしない』『依頼の件は他言しない』
 
省3
4
(1): 2003/08/31(日)02:07 AAS
『クレイジータウン』
 
『飯野 純一』が、『ハイゲート』から聞いた言葉だった。
街の名前なのか・・・・・・・・・・・別の何かなのか、そこまでは分からない。
だが、『スコットランド』に存在するらしい事が判明していた。
『飯野』は、『クレイジータウン』を求めて『スコットランド』へと向かった。
 
『スコットランド』の地を踏んで、数日・・・・・・・・・・・・
探し求める名前に関する手掛かりの無いまま、『飯野』は『ネス湖』にいた。
せめて、『ネッシー』で有名な湖を観光しようという、安易な考えからだった。
省4
5: 2003/08/31(日)02:07 AAS
『ジロー』は、スコットランドでの観光ツアーの締め括りとして、有名な『ネス湖』を訪れる。
廃城となった『アーカート城』の佇む湖を見ていると、『ネッシー』の存在が近くに感じられた。
・・・・・・・・・・・・・・・ふと、周囲の霧が濃くなって来る。
『ジロー』は、慌ててツアーの団体に戻ろうと駆け出した。
 
そして、気が付くと見知らぬ街にいた。
近代的なビルが遠くに見え、周囲は民家や商店が点々と軒を連ねている。
そこが『普通の場所』で無い事は、すぐに分かった。
6
(2): 2003/08/31(日)02:08 AAS
『ネス湖でネッシーを見よう!』
 
そう謳い文句の踊る宣伝広告を見て、スコットランドの観光ツアーに参加したのは『56名』。
一向は、飛行機でロンドンへと移動。
そこからバスに揺られて、スコットランドは『ネス湖』へと到着した。
ネス湖畔にまで来ると、自由時間という事でツアー客は好き勝手に散って行く。
その中で、最初に遊覧ボートへと乗り込んだのは『6名』。
『城嶋 時生』は、そのボートに乗り合わせた『鳴沢 純一』に気付いた。
 
ボートが湖の中程に来た頃、不意に周囲の霧が濃くなって来る。
省5
7: 2003/08/31(日)02:09 AAS
『フード』が『ネッシー』の映像を撮ろうと思い立ったのは、一週間程前だった。
 
それまでに数多くの写真や目撃証言のあった『ネス湖の怪獣』も、最も有名な写真の一枚が
トリック写真であると知られてからは、その信憑性も疑問視されている。
(実際には写真一枚で大きな変化は無かったが、『フード』はそう思っていた)
それを払拭し、さらに自分が『ネッシー』の伝説の真相を解明しようという意気込みから、
『フード』はスコットランドに降り立つ。
 
デジカメを構えながら湖畔を散策していると、不意に周囲の霧が濃くなって来た。
・・・・・・・・・・・・・湖面に、何かの影が映った様な気がした。
8
(2): 2003/08/31(日)02:09 AAS
『八乙女 昴』が『アンテル・メッゾ』と知り合ったのは、スコットランドの観光中だった。
『アンテル・メッゾ』は、『スタンド』を知っていた。
そして、その口から『クレイジータウン』という言葉を聞く事になる・・・・・・・・・・・・・。
 
『アンテル・メッゾ』は、『クレイジータウン』がネス湖にある事を知っていた。
それを知ったのは、数日前・・・・・・・・・・・・・
理由は無かったが、不思議な『確信』があった。
 
『八乙女 昴』は、この人物に興味を抱き、一緒にネス湖へと向かう事にした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・そして、湖畔で濃い霧に包まれる。
省3
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(1): 月見『スロッビング・グリスル』 2003/08/31(日)22:32 AAS
>>2
『『クレイジー・タウン』・・・・・僕にはその言葉が何か調べる『義務』がある!
『辰』・・・・彼のためにも!』

決意を胸に秘め、ネス湖のほとりを歩く。そのへんに転がっている石ころを2、3こ持とう。
10
(1): 鳴沢『スライドリング』 2003/08/31(日)22:35 AAS
>>6
「・・・・・・・・・は!?
 湖は?ボートは?っていうか・・・なんだよこれ?
 夢か・・・?いつのまにか寝ちゃったとか?」

「・・・夢にしては意識がはっきりしすぎてるし
 手を抓ると痛い・・・・・・ってことは?
何かのイベントとか?新手のホログラフ?」

自分以外の乗船客達及び船員の様子を見てみる。
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(1): 芹沢明『リール・ビッグ・フィッシュ』 2003/08/31(日)22:38 AAS
『………『クレイジー・タウン』は……ここか?
 対象は………まだ居ないようだな。少し待つか…』

シュボッ!

持っているライターでタバコに火をつけた。

ゼリー像を探す。
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(1): トキオ『アウェイキング・ザ・ワールド』 2003/08/31(日)22:39 AAS
>>6
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ‥‥‥
 
「‥‥なるほど、誰の仕業か知らないけど‥『もう一度やってみろ』っていうのか」
周囲を見回し、『黒髪にメッシュ、右足を怪我した男』を探す。
‥‥いや、既にボートに乗った時から『目をつけていた』。
 
ざわめくふりをしながら、その背後に近づく。
13
(1): 飯野『ハイゲート』 2003/08/31(日)23:07 AAS
>>4
「 ………この『ネス湖』に到着したとたん『ハイゲート』が反応したと言う事は
 この湖に何かがあるという事だろうが………
 
 『クレイジータウン』………
 『スリー・ドアーズ・ダウン』……………
 
 『二度目の運命』………『一度目の運命』が有るとでも言うのか?
 
 お前は何を伝えようとしているんだ…………『ハイゲート』」
省2
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(1): アンテル・メッゾ 2003/08/31(日)23:17 AAS
>>8
「来たか…また会ったな、『クレイジータウン』。」

薄ら笑いを浮かべながら呟く。

「クク…昴、『クレイジータウンへようこそ』だ…さあて…どう出るか…。」

周囲を見渡す。
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(1): 昴『リヴァードッグス』 2003/08/31(日)23:25 AAS
>>8
「…………メッゾさん……『此処』が……
 『クレイジータウン』………」

双眼鏡を片手にアンテル・メッゾの顔を見た。
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(1): ジロー『ホームラン』 2003/09/01(月)18:04 AAS
「ウ、ウエッ!? か、完ッ!全にッ! 迷ったッ! 他のツアー客の連中は!?
 いやいや、いるわけねっか……ともかくだ、だ、誰かいないかッ!?」

『周囲』を見渡して、人の有無を『確認』する。
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(1): フード『ダークハーフ』 2003/09/01(月)19:34 AAS
「ン・・・。あれは・・・・・・!」

何かが写った湖面に向かってまずはデジカメのシャッターを一回押してみる。
その後、その影の様子をまじまじと観察する。

「これは・・・早速『キタ』か・・・・・・?」
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(2): 2003/09/03(水)21:12 AAS
>>9
湖面は、静かに水を湛えていた。
周囲に人影は無く、対岸は微かな霧で霞んでいる・・・・・・・・・・・・足元の小石を拾った。
聞こえるのは、風の音や鳥の声だけだった。
>>10
乗客達も、皆一様に呆然としている様だった。
子供や老人は見当たらず、乗客は若者や中年の男女が主らしい。
 
「あれ?
どこだ?・・・・・・・・・ここ?」
省4
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(2): 2003/09/03(水)21:12 AAS
>>11
湖畔は、静寂に満ちていた・・・・・・・・・・・・微かに霧が出ている。
タバコの煙が、霧に紛れて漂っていた。
・・・・・・・・・・・・・『ゼリー像』らしきものは、見当たらない。
>>12
その男は━━━━━━━━━━
座席と同じ順列でいる乗客達の最後尾、『トキオ』からは数メートル離れて立っていた。
男との間には、数人の乗客がいる・・・・・・・・・・・・・。
『トキオ』が背後に回る為には、一度乗客達の群れを迂回しなければならない。
20
(3): 2003/09/03(水)21:12 AAS
>>13
ふと、濃い霧が湖の中程を中心に広がって行くのが見えた。
>>14-15
『昴』は、薄く笑った『メッゾ』の顔を見た。
・・・・・・・・・・・・・・ふと、2人の背後に見知らぬ男が立っているのに気付く。
175センチ前後の中肉中背で、パーマの掛かった短髪が目に付いた。
カラフルな縁取りの眼鏡を掛けており、その奥の黒い瞳は鋭く光っている。
『メッゾ』と目が合った男は、それを合図にするかの様に歩み寄って来た。
 
「又、『巻き込んだ』らしいな・・・・・・・・・・・・。」
省2
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