『終末のクレイジータウン』 (588ﾚｽ)
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1: → 2003/07/23(水)01:56 AAS
『ネス湖』━━━━━━━━
湖の全長は､約３５キロメートル｡
幅は､約１．８キロメートル････････････最深部で２９０メートルの深度を誇る､
スコットランド最大の湖｡
『怪獣ネッシー』によって､世界的に有名｡
･･････････････一人､濃い霧に包まれた湖畔を歩いている｡
同じ様に､９人の男達が湖畔を訪れていたが････････････その事は､誰も知らない｡
ある男は､偶然｡
省4
2: → 2003/07/24(木)00:54 AAS
『月見 真吾』は､『クレイジータウン』という名の街を探していた｡
その街の事を知ったのは､数週間前････････････
『辰』という『スタンド使い』から聞いた､最期の言葉だった｡
『月見』が発見した時､すでに『辰』は虫の息だった｡
身体の半分以上が地中に埋まっており､まともに話が出来ないほど衰弱していた｡
その中から何とか理解出来たのが､『自分はスタンド使いである』という事｡
そして､『クレイジータウン』という街に行ったという事だった･････････････｡
それから数日後､再び『クレイジータウン』という言葉に出会う｡
省2
3: → 2003/07/24(木)00:55 AAS
最初の連絡があったのは､数週間前････････････男の声で､ある仕事の依頼があった｡
『芹沢 明』が依頼を受けた理由は､『破格の報酬』｡
そして､『好奇心』だった｡
男は『クレイジータウン』と名乗り､『芹沢』と同じ『スタンド使い』らしかった｡
依頼の内容は､二度目の連絡で明らかになる｡
･･････････････簡単に言えば､それは依頼者の男から指示された人物の護衛だった｡
ただし､２つの条件が提示される｡
『依頼に関する質問はしない』『依頼の件は他言しない』
省3
4: → 2003/07/24(木)00:55 AAS
『クレイジータウン』
『飯野 純一』が､『ハイゲート』から聞いた言葉だった｡
街の名前なのか･･･････････別の何かなのか､そこまでは分からない｡
だが､『スコットランド』に存在するらしい事が判明していた｡
『飯野』は､『クレイジータウン』を求めて『スコットランド』へと向かった｡
『スコットランド』の地を踏んで､数日････････････
探し求める名前に関する手掛かりの無いまま､『飯野』は『ネス湖』にいた｡
せめて､『ネッシー』で有名な湖を観光しようという､安易な考えからだった｡
省4
5: → 2003/07/24(木)01:27 AAS
『ジロー』は､スコットランドでの観光ツアーの締め括りとして､有名な『ネス湖』を訪れる｡
廃城となった『アーカート城』の佇む湖を見ていると､『ネッシー』の存在が近くに感じられた｡
･･･････････････ふと､周囲の霧が濃くなって来る｡
『ジロー』は､慌ててツアーの団体に戻ろうと駆け出した｡
そして､気が付くと見知らぬ街にいた｡
近代的なビルが遠くに見え､周囲は民家や商店が点々と軒を連ねている｡
そこが『普通の場所』で無い事は､すぐに分かった｡
6(1): → 2003/07/24(木)01:27 AAS
『ネス湖でネッシーを見よう！』
そう謳い文句の踊る宣伝広告を見て､スコットランドの観光ツアーに参加したのは『５６名』｡
一向は､飛行機でロンドンへと移動｡
そこからバスに揺られて､スコットランドは『ネス湖』へと到着した｡
ネス湖畔にまで来ると､自由時間という事でツアー客は好き勝手に散って行く｡
その中で､最初に遊覧ボートへと乗り込んだのは『６名』｡
『鳴沢 純一』と『城嶋 時生』は､お互いを知らないまま同じボートに乗り合わせた｡
ボートが湖の中程に来た頃､不意に周囲の霧が濃くなって来た｡
省4
7: → 2003/07/24(木)01:29 AAS
『フード』が『ネッシー』の映像を撮ろうと思い立ったのは､一週間程前だった｡
それまでに数多くの写真や目撃証言のあった『ネス湖の怪獣』も､最も有名な写真の一枚が
トリック写真であると知られてからは､その信憑性も疑問視されている｡
(実際には写真一枚で大きな変化は無かったが､『フード』はそう思っていた)
それを払拭し､さらに自分が『ネッシー』の伝説の真相を解明しようという意気込みから､
『フード』はスコットランドに降り立つ｡
デジカメを構えながら湖畔を散策していると､不意に周囲の霧が濃くなって来た｡
･････････････湖面に､何かの影が映った様な気がした｡
8(2): → 2003/07/24(木)01:43 AAS
『八乙女 昴』が『アンテル・メッゾ』と知り合ったのは､スコットランドの観光中だった｡
『アンテル・メッゾ』は､『スタンド』を知っていた｡
そして､その口から『クレイジータウン』という言葉を聞く事になる･････････････｡
『アンテル・メッゾ』は､『クレイジータウン』がネス湖にある事を知っていた｡
それを知ったのは､数日前･････････････
理由は無かったが､不思議な『確信』があった｡
『八乙女 昴』は､この人物に興味を抱き､一緒にネス湖へと向かう事にした｡
･････････････････そして､湖畔で濃い霧に包まれる｡
省3
9(1): 月見『スロッビング・グリスル』 2003/07/24(木)01:56 AAS
ネス湖の湖畔に立つ。周囲を見渡してみる。
10(1): 鳴沢『スライドリング』 2003/07/24(木)02:11 AAS
「・・・・・・・・・は！？
湖は？ボートは？っていうか・・・なんだよこれ？
夢か・・・？いつのまにか寝ちゃったとか？」
自分以外の乗船客達の様子を見てみる
11(1): 芹沢明『リール・ビッグ・フィッシュ』 2003/07/24(木)08:20 AAS
『………ここか。対象は………まだ居ないようだな。少し待つか…』
シュボッ！
持っているライターでタバコに火をつけた。
12(1): ジロー『ホームラン』 2003/07/24(木)10:16 AAS
「ウ、ウエッ！？ か、完ッ！全にッ！ 迷ったッ！ 他のツアー客の連中は！？
いやいや、いるわけねっか……ともかくだ、だ、誰かいないかッ！？」
『周囲』を見渡して、人の有無を『確認』する。
13(1): フード『ダークハーフ』 2003/07/24(木)11:31 AAS
「ン・・・。あれは・・・・・・！」
何かが写った湖面に向かってまずはデジカメのシャッターを一回押してみる。
その後、その影の様子をまじまじと観察する。
「これは・・・早速『キタ』か・・・・・・？」
14(1): 飯野『ハイゲート』 2003/07/24(木)20:01 AAS
「『クレイジータウン』………
『スリー・ドアーズ・ダウン』……………『運命の先』
お前は何を伝えようとしているんだ…………『ハイゲート』」
呟き……周囲を見渡す
15(2): → 2003/07/24(木)21:34 AAS
>>9
湖面は､静かに水を湛えていた｡
周囲に人影は無く､対岸は微かな霧で霞んでいる｡
聞こえるのは､風の音や鳥の声だけだった｡
>>10
乗客達も､皆一様に呆然としている様だった｡
子供や老人は見当たらず､乗客は若者や中年の男女が主らしい｡
｢あれ？
どこだ？･････････ここ？｣
省4
16(2): → 2003/07/24(木)21:35 AAS
>>11
湖畔は､静寂に満ちていた････････････微かに霧が出ている｡
タバコの煙が､霧に紛れて漂っていた｡
>>12
周囲に人の気配は無かった｡
『ヒュン！』
･････････････ふと､何かが目の前を横切る｡
見回すと､再び何かが横切った｡
17(2): → 2003/07/24(木)21:35 AAS
>>13
湖面にシャッターを切り､デシカメの画像を確認した｡
『ゴゴゴゴゴゴゴゴ･････････』
何かが､湖面に浮いている｡
それが人間の背中である事は､すぐに分かった････････････｡
水面には､微かに赤い血が流れていた｡
>>14
ふと､濃い霧が湖の中程を中心に広がって行くのが見えた｡
18(1): 飯野『ハイゲート』 2003/07/24(木)21:38 AAS
>>17
「霧が出てきたな………」
自分は今何処辺りにいる？
19(1): 月見『スロッビング・グリスル』 2003/07/24(木)21:40 AAS
>>15
そのあたりにある石ころを２、３コポケットに入れて水辺にそって歩いてみる。
「・・・クレイジータウン・・・・ここに何かがあるのだろうか？」
20(1): 鳴沢『スライドリング』 2003/07/24(木)21:53 AAS
>15
「・・・夢にしては意識がはっきりしすぎてるし
手を抓ると痛い・・・・・・ってことは？」
「何かのイベントとか？新手のホログラフ？」
船員に問いただしてみる。(もっとも、言葉がわかればだけど)
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