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【ヒロイン】中越典子【限定】

116名無しさんは見た?:2003/05/29(木) 12:44
毎朝実感「私がヒロイン」
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/zipzap/interview/zi03052901.htm

中越 典子(なかごし のりこ)さん

 2000人の候補者の中から、68作目の連続テレビ小説のヒロインに選ば
れた。朝ドラのオーディションに挑戦すること5度目で、ついに手にした大役。
しかし、昨年8月の発表会見に臨んだ時、彼女には1つだけ心残りがあった。

 ヒロインに決まったことは「当日まで内証に」と言われ、会見直前になって、
ようやく佐賀に住む父の会社に電話をかけた。だが、父は仕事で外出していた。

 「大好きな父に、まだ伝えていなくて……」

 思わず涙がこぼれ、声が詰まった。

 あれから9か月、ドラマの収録は半ばを過ぎた。

 浅草生まれの浅草育ち。「心意気」の心をとって「こころ」と名付けられた
ヒロインは、子持ちの医師(仲村トオル)と結婚したが、間もなく夫は雪山で
遭難。23歳の若さで、残った子供2人を1人で育てる立場となる。

 「収録が半分を過ぎて、やっと落ち着いてきましたが、最初はペースがつか
めず苦労しました。18歳で上京するまで平々凡々と生きてきたのに、自分に
経験のない結婚や子育てのことを、どう演じたら良いのか分からない。今の私
には想像もつかない女の子で、追いついていけませんでした」

 収録が始まってから2か月ほどたったころ、悩みを夫役の仲村にうち明けた。
仲村は言った。

 「俳優は芝居をしながら、いろんな人生を歩むことができる。経験はなくて
も、こころとして、その時々に感じたことを演じていけばいいんじゃないか」

 そのアドバイスで、気持ちが少し楽になった。

 放送開始前の収録は正直言って「やりがいがなかった」。3月末に放送が始
まってから、視聴者の反響の大きさに驚き、演じる喜びを感じつつある。

 「アメリカから帰ってきたばかりという男性の方が、(国際放送で)『いつ
も見ています』と声をかけてくださったことも。私を見て少しでも勇気づけら
れたり、元気になったりしてくれていると思うと、すごくうれしい」

 そんな時、民放のドラマに端役で出始めたころを思い出す。

 「せりふが、たった1行だったり、全くなかったりしたこともありました。
とても悔しかった。主演の人たちを見て、『あそこに行きたい』と考えていま
した」

 毎朝家を出る前、テレビに映る姿を見ながら、〈主演女優〉になった自分を
実感している。

 昨年8月の会見直後、父に再び電話をかけた。「ホンマか、ホンマか」。電
話の向こうで、父はただ驚いていた。

 その後、コードレス電話さえ使ったことのない父が、「何かあったら真っ先
に連絡してほしい」と携帯電話を買った。最近は夫婦で度々上京し、収録が休
みの日などは娘と一緒にドラマを見るようになった。

 「厳しくて、全然ほめてくれないんですよ。最近やっと、『だいぶ見られる
ようになった』と言ってくれました」

 9月末の最終回を見終わった時、父はきっと、これまでで最高の褒め言葉を
娘に贈るはずだ。

文・多葉田 聡 写真・田村  充


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