プチ住民(゚ε゚)キニシナイ!! (466レス)
プチ住民(゚ε゚)キニシナイ!! http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/1361/1044008483/
上
下
前
次
1-
新
通常表示
512バイト分割
レス栞
465: 盤上の月2(28) ◆RA.QypifAg [sage] 晴美はカウンターへ戻り、緒方へ挨拶しながらアキラのほうへ顔を向ける。 「こんにちは緒方さん」 アキラは席を立ち、緒方に頭を下げて挨拶する。 「キミは家にいない時に大抵ここにいるのは、昔から変わらないなあ」 緒方はアキラの対面の席へ座る。 「………訊いたかい? 北斗杯のメンバーを」 「はい。緒方さん、もう耳に入ったのですか。いつも情報収集早いですね」 コーヒーを飲みながらアキラは、緒方の情報収集力の素早さに舌を巻く。 アキラと緒方の周りにいる客達は2人の会話を聞いてざわめくが、どことなく緊迫した感じがあるため 口を出せず静かに聞き耳を立てている。 「まあ、いろいろとネットワークを張り巡らせているからな。 ……やはり進藤が出てきたな。予想通りではあるが楽しみなことだ。 昨年、北斗杯はすごく話題に上がっていたから皆注目しているのさ。 進藤が韓国の高永夏と、ほぼ同等の力があることを証明したのがこの大会だったからな」 「ええ、そしてこの大会に出た者は今後、日本・世界とも注目されていくでしょう。 あの社のように。とても意味のある日中韓Jr・団体棋戦です」 「確か今年は社じゃなくて……」 「和谷君です、和谷義高。進藤と仲が良いと聞いてます」 「あら、もう北斗杯のメンバーが決まったんですか。緒方先生はコーヒー、ブラックでしたよね」 晴美が緒方の分のコーヒーを盆に乗せて机へと運ぶ。 「どうも市河さん。北斗杯メンバーは今日決まったんですよ」 晴美が2人の間に入ったことから、北島が割り込む。 「北斗杯、今年も期待してますよ、若先生っ!」 北島が話し出した途端、碁会場の客達が一斉にアキラと緒方の席を取り囲み、アキラへ激励を飛ばし始 めた。 「ぜひ今年こそ韓国戦の大将をやってくださいよ」 「でも進藤もこの1年で成長したようだから、今年どうなるか見てみたいよな」 「何言ってるんだ! 若先生が大将やるところが見たいんじゃないか!」 http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/1361/1044008483/465
上
下
前
次
1-
新
書
関
写
板
覧
索
設
栞
歴
あと 1 レスあります
スレ情報
赤レス抽出
画像レス抽出
歴の未読スレ
AAサムネイル
Google検索
Wikipedia
ぬこの手
ぬこTOP
0.003s