魔境避難所 (1683レス)
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1681: はじめてのにんげんどっく1676の前◆lRIlmLogGo 2016/09/20(火)12:37 AAS
「──という、夢を見たんだ」
「夢オチかよ!」
門脇が盛大に突っ込んだ。初めての人間ドックから数日後の夜。
「現実にあってたまるか。人間ドックそのものは、時間かかるし胃カメラキツイし面倒ではあったけ
ど、ごくフッツーだったさ……ただ、ね」
「ただ?」
冴木が割り込んで問う。
「オプションの大腸ガン検診と、その前の浣腸で、うっかり感じちゃったのは、その、ガチで」
少しだけ視線を冴木の方へやって、ヒカルは答えた。
相変わらずの大きな瞳が、男を誘うように濡れている。
「なるほど。その流れでヘンな夢見ちまった、ってワケか」
「冴木さん正解。もー二度とやらねェ。恥ずかしすぎる。大腸ガンで手遅れになったらその時だ」
「それで欲求不満になって、スケジュール空いた途端に3Pのお誘いとは。この淫乱三十路」
「云わないでよ門脇さん……ぁ、ぅふ、ソコ、グニグニは、カンベン」
「そういや門脇さん、あんた四十超えてるから無料ガン検診のお知らせ、来てんじゃないの」
「ヤなこと思い出さすなよ冴木君、なんで知ってんだそんなこと」
休憩がてらに夢の話を聞いて、第二ラウンドを始めようと仰向けのヒカルに腰を入れかけた門脇が渋
い顔をした。
プロ棋士としては冴木の方が、と云うよりもこの場の面子では門脇が最も後輩なのだが。
門脇の年齢が他ふたりをぶっちぎりで引き離している所為で、二人称がややこしくなっている。
もっと正確には、年齢的にヒカルと門脇のほぼ真ん中が冴木、となる。
「白川さんが、何年か前に研究会で『ボクにもついに来た』ってガックリしてたから」
「キミだってもう目の前じゃないか冴木君。進藤、いいこと教えてやる。三十の声聞いたら坂転げ落
ちるように時間流れっから」
「ンなコトゆー人には挿れさせませーん」
「それが挿れちゃうんだ、な、っと」
「ンぁッ!」
先刻から散々、冴木の肉棒によって熱く柔らかくされた場所は難なく門脇を迎え入れた。
「で?今日はどういう人選なんだ?素直に吐いたら、コレやるよ」
ヒカルが咥えられそうで咥えられない微妙な位置で先端をゆらゆら見せびらかしながら、冴木が訊く。
「はッ、ぁ、テクニシャン、が、イイな、って」
「そりゃ光栄。なあ、門脇さん」
御褒美とばかりに肉棒を近づけてやると、ヒカルは舌を差し伸ばし、冴木の先端を絡め取った。
「簡単にイかすんじゃないぜ門脇さん。他でもない、進藤先生のリクエストだ」
「っ、へッ、わーって、る、って」
焦らして焦らして狂わせてやる、と予告され、ヒカルの全身が熱を帯びる。
「トシ食うと、イクまで、時間がなあ、かかるし。先に、っ、と、イかれたらシャクだ」
「一晩で休み挟んでも体力的に二回が限度になったり、っ、切ないよ、ねえ、うッ」
そうなりゃ若いのを上に乗っけて動かさせて、自分はラクすんだよ、と門脇は笑いながらヒカルを浅
く小さく掻き回す。
「あ、ン、ん、はァ、ァ……ヒデェ……あッ!、オレ、だって……もう」
「もう若くない、なんて云わずに、ッ頑張れ最年少。夜は長いぜ?」
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