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OCNモーニングリポート

9よーろぴあん!:2017/11/26(日) 02:55:03
「飯窪さんがあんなことするなんて... ビックリして...」 森戸が恥かしさで俯いた
「あれは... あれはなんかあの時そういう気分になっただけで...
私 ぅぇラなんてしたことないよ!」 飯窪が口ごもる
「えっ? 何ですか?」
「ぅぇラっ」
「え?」
「もう! フェラよ! フェラチオ! 言わせんな!」 真っ赤だった
森戸はいまいちわかっていなかったが 恥かしいことだということだけは伝わったようで
目をそらして真っ赤になっていた
「どうだった? 私の? 気持ち良かったの?」
飯窪は恥かしいついでに もっと恥かしいこと言ってやれと 意地悪で自暴自棄な気分だった
「え? ええっ? ...はぃ すごく気持ちよかった...」
その言葉に満足している自分を変態だと思ったが 森戸を落とした嬉しさの方が勝った
「ね 来週もコンサートあるけど またそうなるかな?」 
「わからないけど...」 森戸が不安そうに飯窪を見つめる
「そうなっても私がいるから! それにきっといつまでも続かないよ」
「うん」
二人はその後 暗い気持ちを忘れようとカラオケでバカ騒ぎした
「小田のマネ! こ〜こ〜ろ〜じゃ〜 いぃっつ〜も〜 さ〜けんでぇ いるぬぉ〜にぃ〜!」
「www 飯窪さん 似てねー! www」
「えー? じゃあ これは! このカンドーをキョーユーしたいっ!」
「www はーちんに怒られるー www」
「モリちん! アレやって アレ! 35億!」
「モリちん 言うな!!」
「うるさいっ! もう舐めてやんないからなっ!」
二人は爆笑した後 黙り込んだ
「ねー 私 ちぃちゃんにキスされて 急にエロい気持ちが高まったんだけど
今やってもそうなるのかな?」
暗い照明の下 森戸は飯窪の潤んだ瞳をじっと見た
飯窪が顔を近づけ 唇を重ねる
僅かに唇が濡れただけで 舌までは入れて来なかった
「ごめんね やっぱりあの時となんか違うわ 少し興奮はしたけど 
エロいというより違和感しかないし」 飯窪は静かに言った
「私も...」 
「あのモード? あの状態の時は 気持ち自体 いつもと違うんだわ
もちろん セ セックス? の時もいつもと違うんだろうけど そういうの以上に
なんか薬でも飲んでおかしくなったような状態と言うか」
「なんかわかります 私 普段女の子見て なんていうか したぃって 言うか
そういう気持ちになったことないし」
飯窪も森戸も 普段は人に言えない恥かしい言葉を使ってでも状況を説明したかった
「ちぃちゃんはまだわかるの だってアレが生えてるんだから 
でも私の場合 ちぃちゃんとキスをしてからそうなった...」
「あの時の私のキスに 薬みたいな効果があると?」
「そう! そして あ アレを... アレを飲んだらスッキリそういう気分が無くなったの」
「アレ?」 
「もう! 精液よ!」
飯窪も 理解した森戸も気まずく目をそらした
「まとめると あのモードの時は 性格も変わるし 唾液やアレも他人に影響与えるような
薬みたいなものに変わるってことね」
森戸がゆっくり頷く
「まだ わからないことが多すぎるけど この病気? 病気かどうかわからないけど
病気を治す方法のヒントが どこかにある気がする」
「頼れる人は 飯窪さんだけなんです まさか親にも言えないし 
病院でいろいろ見られるのもイヤ!」
「うん どうにもならなくなったら その時はその時に考えよう! それまでは
ちぃちゃんを手伝うから 二人で頑張るの!」
飯窪と森戸は見つめ合って頷いた

次の週末がやって来た
「おはようございます!」 森戸が元気に挨拶した


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