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第2回東方最萌トーナメント 17本目
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「・・・・でも」
「?」
「輝夜さんの罪はあの時、許されたんでしょう?そうしたら、なんで使者を殺す必要が・・・・?」
永琳さんはそう言うと、少し悲しげに目を伏せた。
「そのはずだったんだけど・・・・実際は、違ったの。月のみんなは・・・・姫を一旦許しておいて、亡き者
にする計画だったのよ」
「え・・・・なんで、そんな・・・・」
「姫が戻ってこられては、都合の悪い連中がいた。これで、いいかしら」
「え・・・・はい」
本当は全然納得できなかったけど、頷くしかない。だって・・・・永琳さんの表情が、これまでに見た
ことがないくらい悲しそうになってたから。
「正直言ってね、姫に味方したことは、私は後悔してないわ。だって、姫はこれまでに何回も私を助
けてくれて・・・・少しでもご恩をお返ししないと、私には耐えられないもの」
でもね、と、言葉をつないで、
「そのために何人も月人を殺して・・・・罪を重ねてしまったことには、それでよかったのか・・・・わから
なくて・・・・」
ぽろ、と、永琳さんの目から何かが零れた。・・・・え?泣いてらっしゃるの?私には一瞬、何かわか
らなかった。普段あんなにも強そうな永琳さんが、急に泣くなんて・・・・。
「でも、それでもよかったんじゃないの」
「っ!え、パチュリー様!?起きてらしたんですか・・・・!!」
「ちょっと前からね」
「よかった・・・・!」
思わず抱きついてしまう私を、パチュリー様は払おうともしない。それだけで、私は嬉しくなる。
「ちょっと、って、一体いつからなの?」
「そうね、あなたが繁みの中に入っちゃったってあたりからかしら?」
「ほとんど全部じゃないの・・・・」
永琳さんは呆れた
「だって二人とも、私のベッドのそばで話してるから。イヤでも聞こえちゃうわよ。それに・・・・盗み
聞きしてた人もいるようだし」
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