ごめんなさい…… (517レス)
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(1): 中途半端 2013/01/19(土)13:17 ID:XqVlzcaY0(9/16) AAS
昨夜、用水路に落ちた。翌日がセンター試験とあって、
受験生10人分くらいの悪運を私が背負ったのかとも思ったが、何はともあれ生還した。
青臭い泥水に落下し、そこから家まで20分程歩いて帰った。

泥まみれの時はただただ帰宅するだけしか考えていなかったが、
後になって考えれば、あのままうずくまっていれば凍死した気もする。

自分の身長ほどの高さから落下した。
真っ暗で、それを黒いアスファルトだと思いこみ、用水路の溝に足を進めた。
泥水は靴が浸る程の深さしかなかったが、体で着水した。
大した怪我もなく、這い上がってどうにか温かい湯船に辿りついた。

そもそも、電車を目の前で乗り損ねて1駅分歩いて帰ろうと思ったのがいけなかった。
私の住むところでは1駅分とは電車で4〜7分だが、
次の電車が30分以上来ないことで歩こうと考えたのが浅墓だったと思う。
実際、歩いている途中で乗るべき電車が私の横を通り過ぎた。

正直、事の詳細をここで書く必要はないと思っている。
本当に書きたかったのは用水路の汚さや泥水で凍てついた手などではなく、
ようやくにして、生きていることに感謝できたことだ。

恐らく、3年前の私ならば迷わずうずくまっていたと思う。
運が良いことに死ねそうな事故が私に巡って来たのだと、
そう思わずして何を思うのかとさえ考えた。

しかし昨夜はそうではなく、這い上がり歩いて帰ることのみ考えていた。
落ちた瞬間、地面が突然消えたのかと思うほど混乱していたが、
死ぬとは一切思っていなかった。

昔であれば用水路に落ちれば死んでいたようである。
昔でなくとも様々な不運が重なれば死んだとは思う。

以前は年中死のうと思っていたものだが、
死に近付いていながらも死のことを何一つ思わずにいたのが面白かった。

それから、私自身がこの数年間で目まぐるしく変化しているのだと実感した。
買ったばかりでお気に入りのコートがお釈迦になったが、
その対価を払ったとしても面白い体験だったように感じた。

それから、やはり私は自殺では死ねないのだと強く思った。
昨夜のことは自殺行為でも何でもないが、
最終的に死を選ぶに選べない造りをしていると感じざるを得なかった。
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