[過去ログ] ■□■天皇制は百害あって一利なし 6■□■ (587レス)
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117(1): 迷信の「国民主権」、反人民の「人民主権」 2014/08/03(日)14:13 ID:S8ZQCTwj(1/5) AAS
//www .geocities.jp/burke_revival/frkakumei.pdf.
・・・フランス革命は、人類史上最も残忍な権力を誕生させた。狂える残酷な暴政を生んだ。暴動、放火、略奪、虐殺、暗殺、処刑、密告、没収、陰謀・・・・など、あらん限りの狂気の暴政が、同一国家かつ同一民族内で生じたのである。
・・フランス革命の真の目的は何であったかのか。それは単に「旧体制(君主制)」を「新体制(共和制)」にする政治的変革の
革命であったのではない。
政治的な救世主思想(メシアニズム)を狂信する革命家たちによる政教一致の新しい宗教国家の創造、それが真の目的であったろ
う。
新・宗教国家の創造とこの創造のための政治の大改造、これがフランス革命であるとすれば、革命期のフランスを覆って暴発し狂乱する暴力の際限ない行使の実態が初めて説明できるからである。
政教一致の新・宗教国家を創造するためには、それは新しい政治体制と新しい宗教の合体によって創られるのであるから、まずもって、既存の政治体制を破壊すること、および既存の宗教(主としてキリスト教)を破壊することの双方が不可欠である。
省7
118(1): 迷信の「国民主権」、反人民の「人民主権」 2014/08/03(日)14:22 ID:S8ZQCTwj(2/5) AAS
(>>117の続き)
・・・しかも、詳細に見れば、フランス革命の宗教的教義(ドグマ)は、ヴォルテールらの無神論が主流ではなかった。
無神論は、キリスト教潰しの弾丸とはなるが、その反宗教ドグマにおいて、新宗教の創造には逆効果(人民が無神論になれば新宗教自体が成立しないから)になる。
「ルソー主義」の方がフランス革命全体を通して支配的であったし、革命はこれへの「信仰」をもって展開している。革命家のほとんどすべては、その狂信の度合いに差があっても、シェイエス、ロベスピエール、サン=ジュスト、バブーフなどみな「ルソー教徒」であった。
そしてルソーの哲学とは先に述べたように一般通念上の哲学ではなく、本質において宗教の教義であった。フランス革命のキリスト教潰し(非キリスト教化)は、無神論者と擬似宗教国家づくりを目指すものの二つのグループの暫定連合によって遂行された。
政治的な救世主主義に立つ擬似宗教国家とはあくまでも宗教国家であるから、後者のグループ(派)にとって前者の無神論の方は最終的には有害でありその存在を許すことはできない。
これが、ロベスピエール(ジャコバン党の指導者)が非キリスト教化の行き過ぎ(無神論の暴徒)を批判し(1793年11月)、ま
た、「無神論」に立脚する革命家を「用済み」として次々に処刑していった理由であった。
省4
119(1): 迷信の「国民主権」、反人民の「人民主権」 2014/08/03(日)14:23 ID:S8ZQCTwj(3/5) AAS
(>>118の続き)
・・・そして、現在エッフェル塔の建っているその地点で、1794年6 月8日、国民公会議長にも選出されたロベスピエールは、政治的な独裁者であると同時にフランスの新・宗教団体の「大司祭」として、この「最高存在と自然」という「神」を祀る祭典を挙行したのである。
これこそはロベスピエール個人にとっては栄光の絶頂であったが、宗教革命の運動であるフランス革命が大怪獣のごときその本姿をついに現わして、勝利の大吼をなした時でもあった。
それ故に、翌月の「テルミドールの反動*」をもってロベスピエールがギロチンで処刑された1794年7月28日、フランス革命という名のフランスの宗教革命運動も(ひとまず)終息に向かったのであった。
半年後の1795年2月21日、国民公会は信教と祭祀の自由を認める法令を布告した。
130(1): 迷信の「国民主権」、反人民の「人民主権」 2014/08/03(日)19:37 ID:S8ZQCTwj(4/5) AAS
(>>119の続き)
保守主義の哲学シリーズ(閑話休題2−A)‐‐‐文科省・日教組の学校教育の嘘「フランス革命の真実A」:
===
日本国の学校教育の嘘「 フランス革命の真実A」
日本国のみで神聖化される「フランス革命」と「人権宣言」(そのA)
読者のみなさん、お久しぶりです。私は現在、@バーク哲学の最も重要な原理である「世襲の原理」の解説作成および、Aマルクス/エンゲルスの『共産党宣言』の虚言・妄説の洗い出しと理論的殲滅(@Aは近々公開予定)、及び、
Dデュルケームの「反道徳教育」、デューイの「個性重視教育の本質は社会主義化教育である」・JSミルの「自己決定論の誤謬」、
E「人権教育の禍毒」、・・・等の戦後文部省教育の過誤の洗い出しを行っています。(B以降については年明けになると思います。)
省9
132: 迷信の「国民主権」、反人民の「人民主権」 2014/08/03(日)19:53 ID:S8ZQCTwj(5/5) AAS
(>>130の続き)
・・・「理性教」は昆虫が脱皮するごとくに変身して悪性のウィルスのように生き続けたのである。変身した「第二の理性教」、それが「社会主義思想」である。
すなわち、「平等」と「人民」という「神」だけは、フランス革命期のままに、秘めやかに崇拝され続け、これが「社会主義教」の「神」となった。
「社会主義教」とは、雑多な「神々」からなる「理性教」より生まれたが、これをより純粋化したものであった。なお、この頃より「デモクラシー」なる用語が、にわかに宗教性を帯びてきて、この「平等」と「人民」の、二つの「神」の戦列に、新たに加わったようである。
本質において宗教である社会主義思想は、毎日のように「ルソーよ、ルソーよ」と念仏を唱えるほどに「ルソー教」を狂信的に信仰するバブーフの行動によって、後代において絶大な力と影響をもつ世界的宗教へと発展していくのである。
省8
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