[過去ログ] 市川森一の作品の思い出と批評 (676レス)
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323: 2011/12/11(日)23:48 ID:+86i6/Vi(1) AAS
DVDのA最終回のオーディオコメンタリーが興味深かったですね。
北斗と南は一度命を落とした、いわば霊的な存在である、という意識が市川さんの中では強かったそうです。
実体を持たない異次元人に対抗するにはこちらも霊的である必要がある、と。
その理屈を推し進めた、「目に見えない隊員」というアイデアも持っておられたそうです。
324: 2011/12/12(月)00:20 ID:GdqVqcZz(1) AAS
>>320
エヴァブームの時に絶賛するコメントをしていたな。
「この監督はすごい才能ですね」
「僕はこの作品を見ていてすごく嬉しくなったんです。
昔『マイティジャック』等を世に問うたんですが、
当時の大人たちは見向きもしてくれなかった。
仲間達と泣きながら酒呑んで
『いつか日本でも大人向けの本格SFドラマが受け入れられる日が来る』
と語り合ったんですが、それから二十数年経って
『ああ、こういう形で実を結んだか』
省1
325: 2011/12/12(月)01:09 ID:fQnfECCw(1) AAS
外部リンク:www.daily.co.jp
モロボシ・ダンの森次晃嗣も悲痛 脚本家・市川森一(いちかわ・しんいち)さんが10日午前4時43分、肺がんのため東京都内で死去した。
市川さんが脚本を手がけた「ウルトラセブン」の主人公、モロボシ・ダンを演じた俳優・森次晃嗣(68)は
「脚本のおもしろさがあっての『ウルトラセブン』だった」と市川さんの功績を称え、死を悼んだ。
最近の交流はなく、「ウルトラセブン」撮影当時も顔を合わせることは多くはなかったが
「市川さんは脚本家さんの中ではよく現場に来てくれました。脚本はドラマ仕立てで面白いという印象がありましたね」と振り返った。
数名の脚本家が参加していた「ウルトラセブン」の中でも、市川さんはドラマチックな回を任されることが多かったという。
「怪獣があまり出てこない回とか、そういったところを任されている印象が強かった。
名作の回をたくさん書かれているので心に残っています。
セブンがこれだけ残っているのも、脚本のおかげ」と森次。「ちょっと早いですよね…」と突然の訃報に天を仰いだ。
省1
326(1): 2011/12/12(月)05:50 ID:0FcgeAiy(1/2) AAS
>>317
だから最終回ではウルトラ兄弟のお面を付けた子供たちが
サイモン星人を苛めるという確信犯的な描写を入れたんだよね
327: 2011/12/12(月)09:07 ID:0e+UIwYU(1/2) AAS
>>326
「我われが十年かけて育てたウルトラマンの与えた影響を、僕なりの感覚でエスプリにしちゃったんでしょう。
結局、何の役にもたってねぇ・・・・と」
(柿の葉会「夢回路・子ども番組作品集」収録インタビュー
328: 2011/12/12(月)09:11 ID:0e+UIwYU(2/2) AAS
>>317
「僕の世界では、家族に代表される血族のエゴイズムこそが、
孤高でなければならないヒーローと最も敵対する存在でした。
普通はヒーローが家族とか家庭を助けて、めでたしめでたしっていうのが定石なんだけど、
僕みたいに家族が嫌いな作家は、ちゃっかりヒーローを利用して、骨までしゃぶって、あとポイするっていう家族像を描きたがる(後略)
(市川談)
329: 2011/12/12(月)12:49 ID:SUFsiiBr(1) AAS
黄金の日々の最終回でラスト日本を去る助左衛門の姿が金城哲夫と重なる
確かスタッフが見送りに来て船上で金城氏はラッパ吹いていたそうだ
330(1): 2011/12/12(月)17:34 ID:BN5IFroO(1/2) AAS
家族が嫌いってなんとなくわかるな
少年時代あんまり幸せじゃなかったのかな
331: 2011/12/12(月)17:39 ID:ZLJ+fojA(1) AAS
>>321
有難う。やっぱりスペースQ使ってないですか
何で昔の大百科にはスペースQで倒したと書かれてあるんだろう?
332: 2011/12/12(月)17:41 ID:JS3majcB(1/2) AAS
しかし、月の住人が派遣先の事故で死んでしまうって容赦ないなあ。
あやうく心半ばにっていうところだったじゃないの。
333(2): 2011/12/12(月)17:43 ID:sQDUKEyz(1/2) AAS
>>330
大雑把な言い方をすると、早くに父を亡くし
残った母親も結核で亡くなった(新型治療薬が戦中・戦後で手に入らなくて死んだので
市川氏曰く「ある意味で戦争に殺された)
その後は妹と親戚中をたらい回し。
洒落にならない継子扱いを受けてきたと、細々と語っておられる。
それゆえ「人間の持つもっとも醜い部分は、親子の情、母親の愛。
電車の中で土足で座席に上ってる我が子を放置している母親を見ると怒りがわきます」と語り
ワイドショーでは、日光江戸村猿軍団に対して「こういう子を養子にしようかな。
人間の子よりもよっぽどいいかもしれない」とコメント。
省5
334: 2011/12/12(月)17:46 ID:JS3majcB(2/2) AAS
地元が舞台の「親戚たち」もあまり平和な家族を書いてたわけじゃなかったね。
335: 2011/12/12(月)19:03 ID:/k+GCYcJ(1) AAS
市川さんに限らず、ヒーロー物ってったら昔は孤独がデフォだったような気が。
336: 2011/12/12(月)19:20 ID:8UyiKff9(1) AAS
>>319,321
スペースギロチンって呼称もありませんでした?
打ち方はスペースQと同じですよね。
337: 2011/12/12(月)19:54 ID:BN5IFroO(2/2) AAS
>>333
やっぱりそんな感じか
なんとなく想像したとおりだわ
作品に現れてるもんね
子供がいたら作風も変わってたのかな
338: 2011/12/12(月)20:02 ID:fBWb+oX0(1) AAS
>>333
父親は市川が一般ドラマで脚本家として有名になった時点でまだ存命でしたよ。
実母は子供の頃に病死して、その後父親の再婚相手である継母に「いじめ抜か
れた」(本人談)んです。
339: 2011/12/12(月)21:36 ID:of7XjhkJ(1) AAS
「私の愛したウルトラセブン」の中で上原正三が現・夫人の猛烈なアタックを
受けているシーンがあったけど実際は全く逆で放映後に上原夫人がカンカン
で抗議を受けると「だからNHKには美人の女優を使いなさいwと
言っておいたのに・・・」とコメントしていたwww
340(1): 2011/12/12(月)23:04 ID:IaEiHCLC(1/2) AAS
>>399
>「私の愛したウルトラセブン」
あれを見ると、「NHKって本気でセブンをリメイクしたいディレクターがいるんじゃねえのか?」
と思うぐらい、「ウルトラセブン」の再現ドラマは気合が入ってたな
田村アンヌとフッくんソガは出色だった
もちろん、石川新一(=市川森一)役の香川照之が一番スゴいんだがw
・・・で、ちょっとトリビア
『シナリオ』というその筋の専門誌に当時このドラマのオリジナルシナリオが掲載されていたんだが
実は、ドラマのラストの宴会(?)で流れる「怪獣音頭」、ドラマでは「帰ってきたウルトラマン」
の音源のママだったんだけど、実はシナリオでは「セブン」の宇宙人、怪獣に合わせて市川さんが新たに
省1
341(1): 2011/12/12(月)23:25 ID:sQDUKEyz(2/2) AAS
>>340
知ってるw>セブン版怪獣音頭
だけど「三百年間の復讐」再現シーンは、宇宙人や
甲冑ロボット(あれはデザインがそのままボーグ星人に転用されたんだっけ?)が
少し平成風味で残念だった。
むしろ驚愕はポインターの再現性だろう。
カスタム元のベース車の違いを差し引いても、あれをそのまま円谷が買い取って
二次利用すればよかったのにというレベル。
再現といえば、第一話の再現とか最終回の再現で
意図的に(だろうなーディティールはそのままなんだから元作品チェックはしたんだろうから)
省3
342(1): 2011/12/12(月)23:28 ID:0FcgeAiy(2/2) AAS
あのドラマで特に印象に残ってるのは
プロデューサーが主張する「ウルトラ式スパルタ教育ドラマ」云々を聞いて
こっそり鼻で笑ってる上正だったりするw
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