[過去ログ] 【タラコキハ】いすみ鉄道 17両目【キハニハチ】 (1002レス)
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609: 2017/12/21(木)07:07 ID:l6rHpPqU(1/9) AAS
2016年度決算より
・運輸収入は増えたが副業が足を引っ張り利益につながっていない
・特に売店業の落ち込みが顕著
・運送費が通常の方法ではありえないほど劇的に好転しているがその理由が判らない
・純資産はさらに減って36百万円しかなく来年度以降で36百万円以上の赤字を計上すると債務超過に陥る
「いすみ鉄道の決算を見る(前編)」
外部リンク[html]:navy.ap.teacup.com
いすみ鉄道の決算、2016年度(平成28年度)の年度決算までアップされていますね。
久しく2014年度(平成26年度)を最後にサイト上での公表が無かった状態でしたが、いつアップされたのか。ウィキだと2016年度決算を
7月23日に閲覧したとありますから、その前なんでしょうが、そのあたりで公式を見たような記憶も有るような無いようなで、いつの間にか、
省4
610: 2017/12/21(木)07:08 ID:l6rHpPqU(2/9) AAS
では、さっそく2015年度、2016年度の決算を見てみましょう。
まずは概況として、運輸収入が増えています。2015年度はほぼ横這い(前年比1%弱の増加)でしたが、2016年度は前年度比3%、
約3百万円の増加です。これは素直に評価すべきことで、国鉄型気動車の導入といったイベントもない状態で「本業」を増やせたのは
立派です。
ところがそれが損益に直結していません。「副業」が足を引っ張っているわけで、2013年度から2年連続で23百万円程度売上を伸ばして
きた旅行業と売店業が2016年度は一転して31百万円の減収です。特に売店業が2014年度の82百万円をピークに減少に転じ、2016年度
は前年度比26%減の59百万円まで落ち込みました。
営業利益は2014年度の213百万円の赤字から、2016年度は145百万円の赤字と好転していますが(2015年度は148百万円の赤字)、
うまくかみ合っていません。
611: 2017/12/21(木)07:08 ID:l6rHpPqU(3/9) AAS
営業利益は2015年度から大幅に改善していますが、これは運送費が劇的に好転しているのが効いています。
2014年度は259百万円(これはキハの全検費用が入っていると思われる)で、2013年度までと比較すると年間200百万円程度の運送費
だったものが、2015年度は190百万円、2016年度は184百万円と、2013年度までと比較して15百万円から20百万円の好転要因で、
ざっくりそれ見合いが運輸事業の好転になっています。(2015年の運送費突出分を除く)
運送費改善の理由が知りたいところです。レールバス置き換えでメンテナンスなどのコスト削減が効いたのであればいいのですが、
何か特殊要因、それも「お化粧」じゃなければいいんですが。言いがかりのように感じられるかもしれませんが、通常であれば営業関係
の経費が1割も減るというのは何か特殊要因が無いと通常はあり得ません。
612: 2017/12/21(木)07:08 ID:l6rHpPqU(4/9) AAS
最終損益は2014年度の段階で、見合いの補助金収入が2015年度になったことで61百万円の大幅赤字を計上したと考えましたが、
2015年度の特別損益を見ると、固定資産圧縮損(固定資産=車両の計上額が無いことから、キハ20の圧縮記帳と見られる)が計上
されており、利益に効くのは138百万円と2014年度の149百万円よりも小さく、結局7百万円とはいえ最終赤字を計上しています。
2016年度は補助金で115百万円の特別利益を計上しましたが、最終損益は27百万円の赤字で、繰越利益剰余金は232百万円の赤字、
資本金は269百万円ですから純資産は36百万円。来期以降36百万円以上の最終赤字を計上したら債務超過に陥ります。
613: 2017/12/21(木)07:21 ID:l6rHpPqU(5/9) AAS
2016年度決算より
・売店業が赤字に転落
・短期借入金を40百万円に積み増ししたのに預金残高はさらに減り26百万円に
・借入金の積み増しがなかったら資金ショートしていた
・未収金と未払い費用も増加の一途で債務超過とキャッシュショートが同時に来そうな危機的状況にある
「いすみ鉄道の決算を見る(後編)」
ttp://(略)/straphanger/3675.html
個別に気になる部分ですが、まずいすみ鉄道の屋台骨ともいえる「副業」が前述の通り冴えません。
旅行業は2016年度こそ前年度比19%の減少ですが、利益率が改善しており(運送費についている可能性は高いが、そっちも減少)、
2014年度まで3百万円程度の営業利益だったものが、2015年度から10百万円以上の営業利益を計上しており、2016年度も13百万円
省1
614: 2017/12/21(木)07:21 ID:l6rHpPqU(6/9) AAS
一方の売店業が厳しく、2016年度は売上の大幅減少もさることながら、営業損益はわずか0.2百万円とはいえ赤字に転落しており、
経営に寄与していません。押上のアンテナショップは2014年度から2015年度上期までの話であり、売り上げベースで売店業全体の
1割程度の底上げにしかなっていなかったのですが、その閉店影響が2016年度に出るのは妙な話で、有り体に言えば「飽きが来た」と
いう厳しい状況もあり得ます。
2014年度から旅行業、売店業の付帯事業の収入が本業たる運輸収入(除く運輸雑収)を上回っています。2016年度は付帯事業の
大幅減収があるとはいえ、まだ上回っており、ざっくり鉄道で1億、副業で1億という収入構成です。
前述の通り2017年度次第では債務超過に転落する可能性がありますが、キャッシュフローも厳しく、現預金の残高は2014年度に
36百万円となり、30百万円の短期借入金を計上したこともあり、キャッシュショートの危険性を一時指摘しましたが、補助金収入の
時間差ではという指摘もあり、2015年度は70百万円に盛り返しました。
615: 2017/12/21(木)07:22 ID:l6rHpPqU(7/9) AAS
しかし短期借入金の返済は無く、2016年度は10百万円積み増して残高が40百万円になったのに、現預金残高は再び大幅に減少し、
最低の26百万円となり、借入を返済どころか借入が無いとキャッシュショートでした。
これ、短期借入金名目ですが、実態は長期性の赤字運転資金であり、状況はかなり厳しいです。
未収金と未払金のアンバランス(バランスするのは補助金と設備未払金と思われる)が、未収金の方が多くなっており(2014年度に
続き2016年度)、本来ここでキャッシュを捻出するのに出来ていません。一方で未払費用が高止まりしており、ここもキャッシュを何とか
捻出している格好なので、厳しい状況です。
付帯事業が支えているとも言い難い状況で、運送費の大幅減少や未払費用の増加でなんとか数字を整えている状態です。債務超過
とキャッシュショートが同時に来そうな勢いというのも辛いところです。
616: 2017/12/21(木)07:22 ID:l6rHpPqU(8/9) AAS
そうなると、本来行政が面倒を見るべき地元利用への支援として、鉄道は本当に割が合うのか。2016年度は運輸収入を3%増やし
ましたが、約3百万円の増収に過ぎず、赤字であることには変わりありません。バス路線への支援も同時にしているわけですから、
車両など大きな設備投資が無い年度で100百万円強の補助金を出すだけの効果があるのか。赤字運転資金40百万円の存在も含めて
考えないと手遅れになりかねません。
付帯事業の様子を見ても、経済効果や便益もかなり怪しい状況ですし。
(▲)
617: 2017/12/21(木)07:28 ID:l6rHpPqU(9/9) AAS
> ちなみに2017年7月であればタイミングとしては2016年度の決算としては上場企業に比べたら1ヶ月遅いですが、まあ悪くはない、いや、
>しっかりやっていると言えるだけに、2015年度が残念でした。
2015年度の発表がなかったのは、いすみが不正経理をしているというタレコミがあったので決算発表は調査終了後とされたためです
ソースは大多喜町議会の議事録
この件について社長は完全黙秘だったがな
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