[過去ログ] 【^J^】< 自己命題に潰される唯物論は? 三流ばい! >(^こ^); 3 [無断転載禁止]©2ch.net (694レス)
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262: 2017/03/05(日)10:28 ID:aZ5UzBOF(1/7) AAS
梓弓爪引く夜音の遠音にも君が御幸を聞かくしよしも
うちひさす宮に行く子をま悲しみ留むれば苦し遣ればすべなし
難波潟潮干のなごり飽くまでに人の見る子を我れし羨しも
遠妻の ここにしあらねば 玉桙の 道をた遠み 思ふそら 安けなくに 嘆くそら 苦しきものを み空行く 雲にもがも 高飛ぶ 鳥にもがも 明日行きて 妹に言どひ 我がために
妹も事なく 妹がため 我れも事なく 今も見るごと たぐひてもがも
敷栲の手枕まかず間置きて年ぞ経にける逢はなく思へば
意宇の海の潮干の潟の片思に思ひや行かむ道の長手を
言清くいたもな言ひそ一日だに君いしなくはあへかたきかも
人言を繁み言痛み逢はずありき心あるごとな思ひ我が背子
我が背子し遂げむと言はば人言は繁くありとも出でて逢はましを
省8
264: 2017/03/05(日)10:35 ID:aZ5UzBOF(2/7) AAS
三香の原 旅の宿りに 玉桙の 道の行き逢ひに 天雲の 外のみ見つつ 言問はむ よしのなければ 心のみ 咽せつつあるに 天地の 神言寄せて 敷栲の 衣手交へて 己妻と
頼める今夜 秋の夜の 百夜の長さ ありこせぬかも
天雲の外に見しより我妹子に心も身さへ寄りにしものを
今夜の早く明けなばすべをなみ秋の百夜を願ひつるかも
天地の神も助けよ草枕旅行く君が家にいたるまで
大船の思ひ頼みし君が去なば我れは恋ひむな直に逢ふまでに
大和道の島の浦廻に寄する波間もなけむ我が恋ひまくは
我が君はわけをば死ねと思へかも逢ふ夜逢はぬ夜二走るらむ
天雲のそくへの極み遠けども心し行けば恋ふるものかも
古人のたまへしめたる吉備の酒病めばすべなし貫簀賜らむ
省16
265: 2017/03/05(日)10:43 ID:aZ5UzBOF(3/7) AAS
月夜よし川の音清しいざここに行くも行かぬも遊びて行かむ
まそ鏡見飽かぬ君に後れてや朝夕にさびつつ居らむ
ぬばたまの黒髪変り白けても痛き恋には逢ふ時ありけり
ここにありて筑紫やいづち白雲のたなびく山の方にしあるらし
草香江の入江にあさる葦鶴のあなたづたづし友なしにして
今よりは城の山道は寂しけむ我が通はむと思ひしものを
我が衣人にな着せそ網引する難波壮士の手には触るとも
天地とともに久しく住まはむと思ひてありし家の庭はも
見まつりていまだ時だに変らねば年月のごと思ほゆる君
あしひきの山に生ひたる菅の根のねもころ見まく欲しき君かも
省20
266: 2017/03/05(日)10:48 ID:aZ5UzBOF(4/7) AAS
心ゆも我は思はずき山川も隔たらなくにかく恋ひむとは
夕されば物思ひまさる見し人の言とふ姿面影にして
思ふにし死にするものにあらませば千たびぞ我れは死にかへらまし
剣大刀身に取り添ふと夢に見つ何のさがぞも君に逢はむため
天地の神の理なくはこそ我が思ふ君に逢はず死にせめ
我れも思ふ人もな忘れおほなわに浦吹く風のやむ時もなし
皆人を寝よとの鐘は打つなれど君をし思へば寐ねかてぬかも
相思はぬ人を思ふは大寺の餓鬼の後方に額つくごとし
心ゆも我は思はずきまたさらに我が故郷に帰り来むとは
近くあれば見ねどもあるをいや遠く君がいまさば有りかつましじ
省13
268: 2017/03/05(日)10:57 ID:aZ5UzBOF(5/7) AAS
間なく恋ふれにかあらむ草枕旅なる君が夢にし見ゆる
草枕旅に久しくなりぬれば汝をこそ思へな恋ひそ我妹
松の葉に月はゆつりぬ黄葉の過ぐれや君が逢はぬ夜ぞ多き
道に逢ひて笑まししからに降る雪の消なば消ぬがに恋ふといふ我妹
沖辺行き辺を行き今や妹がため我が漁れる藻臥束鮒
君により言の繁きを故郷の明日香の川にみそぎしに行く [一尾云龍田越え御津の浜辺にみそぎしに行く
我がたもとまかむと思はむ大夫は変若水求め白髪生ひにけり
白髪生ふることは思はず変若水はかにもかくにも求めて行かむ
何すとか使の来つる君をこそかにもかくにも待ちかてにすれ
初花の散るべきものを人言の繁きによりてよどむころかも
省20
269: 2017/03/05(日)11:05 ID:aZ5UzBOF(6/7) AAS
ひさかたの天の露霜置きにけり家なる人も待ち恋ひぬらむ
玉守に玉は授けてかつがつも枕と我れはいざふたり寝む
心には忘れぬものをたまさかに見ぬ日さまねく月ぞ経にける
相見ては月も経なくに恋ふと言はばをそろと我れを思ほさむかも
思はぬを思ふと言はば天地の神も知らさむ邑礼左変
我れのみぞ君には恋ふる我が背子が恋ふといふことは言のなぐさぞ
思はじと言ひてしものをはねず色のうつろひやすき我が心かも
思へども験もなしと知るものを何かここだく我が恋ひわたる
あらかじめ人言繁しかくしあらばしゑや我が背子奥もいかにあらめ
汝をと我を人ぞ離くなるいで我が君人の中言聞きこすなゆめ
省20
270: 2017/03/05(日)11:11 ID:aZ5UzBOF(7/7) AAS
なかなかに絶ゆとし言はばかくばかり息の緒にして我れ恋ひめやも
思ふらむ人にあらなくにねもころに心尽して恋ふる我れかも
言ふ言の畏き国ぞ紅の色にな出でそ思ひ死ぬとも
今は我は死なむよ我が背生けりとも我れに依るべしと言ふといはなくに
人言を繁みか君が二鞘の家を隔てて恋ひつつまさむ
このころは千年や行きも過ぎぬると我れやしか思ふ見まく欲りかも
うるはしと我が思ふ心速川の塞きに塞くともなほや崩えなむ
青山を横ぎる雲のいちしろく我れと笑まして人に知らゆな
海山も隔たらなくに何しかも目言をだにもここだ乏しき
照る月を闇に見なして泣く涙衣濡らしつ干す人なしに
省20
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