[過去ログ] 【^J^】< 自己命題に潰される唯物論は? 三流ばい! >(^こ^); 3 [無断転載禁止]©2ch.net (694レス)
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289: 2017/03/05(日)15:55 ID:SYba69hT(1) AAS
はろはろに思ほゆるかも白雲の千重に隔てる筑紫の国は
君が行き日長くなりぬ奈良道なる山斎の木立も神さびにけり
松浦県佐用姫の子が領巾振りし山の名のみや聞きつつ居らむ
百日しも行かぬ松浦道今日行きて明日は来なむを何か障れる
遠つ人松浦佐用姫夫恋ひに領巾振りしより負へる山の名
山の名と言ひ継げとかも佐用姫がこの山の上に領巾を振りけむ
万世に語り継げとしこの丘に領巾振りけらし松浦佐用姫
海原の沖行く船を帰れとか領巾振らしけむ松浦佐用姫
行く船を振り留みかねいかばかり恋しくありけむ松浦佐用姫
天飛ぶや鳥にもがもや都まで送りまをして飛び帰るもの
ひともねのうらぶれ居るに龍田山御馬近づかば忘らしなむか
言ひつつも後こそ知らめとのしくも寂しけめやも君いまさずして
万世にいましたまひて天の下奏したまはね朝廷去らずて
天離る鄙に五年住まひつつ都のてぶり忘らえにけり
かくのみや息づき居らむあらたまの来経行く年の限り知らずて
我が主の御霊賜ひて春さらば奈良の都に召上げたまはね
音に聞き目にはいまだ見ず佐用姫が領巾振りきとふ君松浦山
国遠き道の長手をおほほしく今日や過ぎなむ言どひもなく
朝露の消やすき我が身他国に過ぎかてぬかも親の目を欲り
うちひさす 宮へ上ると たらちしや 母が手離れ 常知らぬ 国の奥処を 百重山 越えて過ぎ行き いつしかも 都を見むと 思ひつつ 語らひ居れど おのが身し 労はしければ 玉桙の
道の隈廻に 草手折り 柴取り敷きて 床じもの うち臥い伏して 思ひつつ 嘆き伏せらく 国にあらば 父とり見まし 家にあらば 母とり見まし 世間は かくのみならし 犬じもの
道に伏してや 命過ぎなむ [一云 我が世過ぎなむ]
たらちしの母が目見ずておほほしくいづち向きてか我が別るらむ
常知らぬ道の長手をくれくれといかにか行かむ糧はなしに [一云 干飯はなしに]
家にありて母がとり見ば慰むる心はあらまし死なば死ぬとも [一云 後は死ぬとも]
出でて行きし日を数へつつ今日今日と我を待たすらむ父母らはも [一云 母が悲しさ]
一世にはふたたび見えぬ父母を置きてや長く我が別れなむ [一云 相別れなむ]
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