[過去ログ] MOTHER3のダスターとクマトラはラブい (892レス)
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626: 2008/09/11(木)20:29 ID:eZMklUrI(1/6) AAS
こっそりSS投下していきます。
下手くそですがスレの燃料になれば。
END?後のダスクマです。
627: ごあいさつ(1/4) 2008/09/11(木)20:33 ID:eZMklUrI(2/6) AAS
あの戦いが終わって半年。
この島とタツマイリはゆっくりながら確実に平和になっていった。
「あー……緊張する……」
俺の隣で固まっているクマトラ。
俺達は今、俺と親父の家の前に立っていた。
「クマトラがそんなにあがってるのは初めて見るなぁ」
からかい半分でそう言うとクマトラは顔をほんのり赤らめながら睨みつけてきた。
上目づかいで見られてもかーわいいだけなんだけど。
「緊張するに決まってるだろ!ケ、ケッコンのあいさつなんてっ……」
語尾をもごもごさせながらうつむく。
省9
628: ごあいさつ(2/4) 2008/09/11(木)20:39 ID:eZMklUrI(3/6) AAS
「親父」
暖炉前の椅子に腰掛けていた親父に声をかけた。
クマトラは半歩後ろで俺の服の裾を掴んでいる。
「なんじゃ、ダスター。……おお、ヒメではございませぬか!こんな汚い家にようこそいらっしゃいましたな。
ほれ早くヒメにお茶をださんかこのあほ!ささ、ヒメはこちらに……」
「親父」
クマトラをもてなすためせわしなく動き出した親父の言葉を遮って
「俺とクマトラ、結婚しようと思うんだ」
……言ってやった。
「…………」
省16
629: ごあいさつ(3/4) 2008/09/11(木)20:43 ID:eZMklUrI(4/6) AAS
一息でそこまで言うと親父はゴホゴホと咳込んだ。
「ゼーゼー……本来ならこんなあほ息子に嫁がきてくれたことを喜ぶところだが、相手がヒメとなっては話は別じゃ!
ヒメのじいとしてわしは反対するぞ!ヒメにはもっと立派な相手と幸せに」
「ウエスじい!」
突然クマトラが声を荒げた。
「じいの気持ちは嬉しいよ……オレの幸せを真剣に考えてくれてさ。だけど、だけどオレ……」
一瞬言い淀んだが、クマトラは親父をまっすぐ見据えて口を開いた。
「オレは……今こうしてダスターといることが一番幸せなんだ」
クマトラのこの言葉に親父は目を丸くした。
俺は嬉しいやら照れるやらで顔がだんだん熱くなっていくのを感じていた。
省9
630: ごあいさつ(4/4) 2008/09/11(木)20:47 ID:eZMklUrI(5/6) AAS
「……顔を上げてくだされ、ヒメ。それとダスター」
どこか寂しそうな親父の声に俺は顔を上げた。
「ダスター……ヒメを、幸せにするんだぞ。幸せにしなかったらわしがお前を殴りにいくからな」
その言葉にクマトラの顔がパッと明るくなる。
「ウエスじい……ありがとう」
「約束する、親父」
親父は軽く微笑むと俺達に背を向けた。
「なんだか息子と娘が同時にいなくなった気分じゃ……。よし、そうと決まればさっそく村のものに協力してもらわねば。
ダスター!わしは先に村で結婚式の準備について相談してくるぞ!お前達も後から来い!」
「え、親父そんなに急がなくても」
省20
631: 2008/09/11(木)20:51 ID:eZMklUrI(6/6) AAS
以上です。
ありがとうございました!
結婚直前の話も妄想としてはあるので、形になったら投下する……かも。
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