[過去ログ] MOTHER3のダスターとクマトラはラブい (892レス)
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721: 718 2010/02/17(水)22:11 ID:m29vct3I(2/2) AAS
クマトラは、何も言わない。
と。
「わっ!」
ふわり、彼女の身体が、地面から離れた。ダスターが、彼女を抱きかかえたのだ。
クマトラは手足をじたばたさせて、わめいた。
「は、はーなーせっ!!」
「はなして欲しかったら、言うことをきちんと言う!!」
と、ダスター。
クマトラは、じたばたをやめた。彼の肩に、顔をうずめる。
ずいぶん時間が経った。
ずいぶん時間がたって、やっと。
「ダスター。」
「ん。」
「ば、バレンタイン・・・」
「うん。」
「バレンタインのチョコレート。」
「うん。」
クマトラは、一旦ここで言葉を切った。
一息おいて、そして。
「おまえに、やるよ。」
「よし!」
ダスターは、笑った。
「ありがとう。」
「ぎっ、義理だからな!」
クマトラは、あわてて付け足した。
「義理義理!!義理チョコ!!だってホラ!そんなんちっちゃい…」
ダスターは、吹き出す。「はいはい」、と軽く返事を返す。
「・・・なあ、クマトラ。」
「・・・ん。」
「寒かったんじゃないのか?ずっと、ここにいたんだろう?」
「べつに。」
問いにそっけなく返すクマトラに、彼は言う。
「お茶でも飲んでいけよ。だって、ほら、ほっぺたがこんなにつめたいじゃないか。」
クマトラは、ちょっと間をおいてから、ちいさくうなずいた。
「うん。」
―――――――――
ダスターは、クマトラを抱きかかえたまま、家の中へ入る。
と。
「貴様、姫様になにしてくれとんじゃあぁぁああぁあぁ!!!!」
ウエスのマグカップが、ダスターの顔面にクリティカル、スマッシュヒットした・・・
おわり
以上です
ひねりなし、乱文、お目汚し失礼いたしましたっっ(逃走
orz
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