[過去ログ] 【身体】『ワキガ臭』 たった1種類の「汗を食べる細菌」のせいだと判明! 効果的な制汗剤が作られる可能性も[08/20] [無断転載禁止]©bbspink.com (31レス)
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2: 逢いみての… ★ 2020/08/20(木)00:45 ID:CAP_USER(2/2) AAS
つまり、臭いを消すには肌に負担の大きい強烈な滅菌や分厚いコーディングではなく、原因菌(Staphylococcus hominis)の持つ特殊な酵素機能をブロックする薬を作ればいいことが分かりました。

画像リンク[png]:nazology.net
悪臭を生産する菌類の起源は霊長類が誕生した6000万年前(白亜紀の直後)までさかのぼる/Credit:Scientific Reports

今回の研究は、ワキガや体臭に悩む人々にとっては間違いなく朗報となるでしょう。

現実的な成果としては十分かと思われますが、ラデン氏らはもう一歩深く謎に踏み込みました。

すなわち、臭いは「いつ」から、そして「なぜ」存在するのか? という疑問です。

人類が誕生してからほとんどの期間、狩猟によって得られる肉は重要な食料源でした。

ですが臭いは、狩猟を行う上で最悪のマイナス要因となるだけでなく、ヒトより巨大な肉食獣にとっては自分たちの場所を知らせる目印にもなってしまいます。

謎を解明するために、ラデン氏らは原因菌の遺伝子を分析し、臭いの起源を探りました。

結果、悪臭生産を行うブドウ球菌は、私たちが初期の霊長類であった6000万年前から存在していたことが判明します。

つまり私たちは人間に進化するより遥か前の原始的なサルであった頃から、悪臭生産菌と共に生活し、人類になった以降も悪臭生産菌との共存を続けていたのです。

このような長期の共存生活は、互いに何らかの利益がある共存共栄の関係がなければ維持できません。

しかし狩猟の効率を下げ、天敵にみつかりやすくする悪臭に、いったいどんな進化上の利点があったのでしょうか?

狩猟や天敵からの防御にとって明らかに不利となる強烈な悪臭がなぜ6000万年も維持されてきたのか…。

今回の研究では、答えに繋がる僅かなヒントも得られました。

ワキ・性器・乳輪部分におけるアポクリン腺が主に活動を始めるのは、第二次性徴がはじまる思春期です。

人類は子供の頃は無臭でも、性的に成熟すると臭いを発するようなのです。

この事実は謎に対する大きなヒントになります。

つまり、現在では悪臭とされている匂いが、性的アピールや性的魅力を高めるために使われていた…あるいは現在でも何らかの形で使われている可能性を示唆します。

体臭を完全に遮断することは、気付かないうちに人類の進化方向にも影響を与える可能性があるかもしれません。

研究内容はイギリス、ヨーク大学のミシェル・ラデン氏らによってまとめられ7月27日に学術雑誌「SCIENTIFIC REPORTS」に掲載されました。
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