[過去ログ] 【IT】“100%の再現精度”を目指すスーパーファミコン・エミュレーター『bsnes』が抱える「最後の課題」[04/06] [無断転載禁止]©bbspink.com (2レス)
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1: 逢いみての… ★ 2020/04/06(月)00:58 ID:CAP_USER(1/2) AAS
画像リンク[jpg]:i.gzn.jp

「bsnes」はスーパーファミコン、そして海外版のスーパーファミコンであるSuper Nintendo Entertainment System(SNES)の動作をPC上で再現するエミュレーターです。15年間にわたってbsnesを開発してきたBYUU氏が、エミュレーターを100%の再現度で完成させるために突き当たる「最後の壁」について解説しています。

1990年11月に発売されたスーパーファミコンは2020年で発売30周年を迎え、その長い歴史の裏でエミュレーターの開発も多くの有志によって行われてきました。

BYUU氏が手がけるスーパーファミコンのエミュレーターは大まかに、絶対的な再現精度を目指す「higan」と、パフォーマンスや機能、使いやすさに焦点を当てた「bsnes」の2つに分けられます。そしてどちらも公式に発売されたスーパーファミコンおよびSNESのタイトルのほぼすべてを完全にプレイ可能だとBYUU氏は述べています。なお、例外となるのは、クラブの先から出すレーザー光線で飛距離や球種を選ぶ本格ゴルフシミュレーターゲーム「レーザバーディ」、エアロバイクと一体化した「The Super Nintendo LifeCycle Exertainment Bike」、2015年までサービスが提供されていたスーパーファミコン用馬券購入ソフト「JRA-PAT」などエミュレーションが難しい周辺機器を利用するものとのこと。

かつては不可能といわれたスーパーFXチップのエミュレーション、HD画質でのモード7への対応、ワイドスクリーンのサポート、遅延のさらなる削減など、「bsnesは近年めざましい発展を遂げてきた」と語るBYUU氏が、「100%忠実なエミュレーションという完全性」を追及する上で突き当たった大きな問題が、画面に送信されるビデオフレームを生成する画像処理ユニット(PPU)でした。
省16
2: 逢いみての… ★ 2020/04/06(月)00:58 ID:CAP_USER(2/2) AAS
このゲームはエミュレーター泣かせといわれており、その理由の1つが砂漠に落ちて描画される戦闘機の影。この影は5つの走査線上で画面表示の輝度を変更することで表現されているため、ゲームのプレイを見ると、影の動きと形がやや不安定になります。この影は単なるエフェクトではなく、戦闘機が地上の施設を爆撃する際の目安として働きます。そのため、ゲームを満足にプレイするためには影を把握することが非常に重要ですが、この影をエミュレーターで再現するのは非常に難しいとのこと。

画像リンク[jpg]:i.gzn.jp

また、デザートファイター:砂の嵐作戦の一時停止画面では、ポップアップするウィンドウの左側で背景レイヤー3を有効にし、さらに右側でオフにすることで、画面に灰色の線を描画するという手法をとっています。そして、この灰色の線を表示する走査線を1フレームおきに交互に切り替えることで、オーバーレイの揺れを演出します。

デザートファイター:砂の嵐作戦で一時停止した瞬間は、以下のムービーの6分5秒頃で見ることができます。

動画リンク[YouTube]
【実況・ファミコンナビ Vol.238】デザートファイター砂の嵐作戦(スーパーファミコン・SNES) - YouTube
省5
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