たった5分の診療時間のために1時間近く待ち続け、副作用に耐えながら薬をのむ──もし日頃から健康に気をつけて病気になる前に防いでいれば、こんな煩雑な手続きはしなくてもいい。

それでは、激務かつ病気にかかりやすい状況で働く医師たちはどう防いでいるのだろうか。取材をした。

 薬を処方する立場にある医師は、“サプリメントに頼らない”イメージがあるが、実際には「専門分野を問わず、体調管理のためにサプリメントをのんでいる医師は多い」(都内の外科医)という。では、医師たちはどんなサプリメントを活用しているのか。

「ビタミンやミネラルは体内でほとんど作ることができないので、どうしても不足してしまいがち。私は12種類のビタミンと7種類のミネラルがバンラスよく摂取できる『ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル』を毎日のんでいます。40才を過ぎてから疲れが取れにくくなったので、『オルニチン』もよくのみます」(前出・都内の外科医)

 金沢駅前ぐっすりクリニック院長で耳鼻咽喉科医の鈴木香奈さんがのんでいるのは、抗酸化物質のアスタキサンチンを原料とする「アスタリール」だ。

「酸化が蓄積されると体の正常な働きが妨げられて、糖尿病や高脂血症などの生活習慣病や肝機能低下などを招きやすい。さらに白髪やシミ、しわなど老化の原因にもなるので、アスタリールを服用しています」(鈴木さん)

 鈴木さんに限らず、女医の多くが「肌のためにサプリメントをのんでいる」と回答した。やさしい美容皮膚科・皮フ科秋葉原院院長の宇井千穂さんはこう言う。

「美白のためにはビタミンCが欠かせません。ビタミンCは水溶性で、過剰な分は尿とともに排出されやすいので、サプリメントで摂取しても安心です。私は皮膚科で購入し、毎日1000〜2000mg服用しています」(宇井さん)

「皮膚は内臓の鏡」と言うのは皮フ科かわさきかおりクリニック院長の川崎加織さん。

「栄養の偏りや不足が肌荒れやニキビとして出現します。ですから、受診されたかたには体全体に不調がある証拠だということを説明し、採血の結果を見てその人に合ったサプリメントをすすめています。私の場合、ヘム鉄とビタミンBをのんでいます」(川崎さん)

 こう聞くと、すぐに購入してのみたくなるが、サプリメントなら何でもOKというわけではない。都内の総合病院に勤務する内科医がこう明かす。

「“お得”だと思って安いサプリメントに飛びつきがちですが、安いものにはそれなりに理由があるんです。なかには含まれている栄養素が少なくて添加物の方が多いようなものや、衛生状態が保たれていない海外で製造されているものもある。だから私は100円で買えるような極端に安いものや、通販だけで売っているようなものは避けるようにしています」

 また、サプリメントをのむことで、かえって体調を崩してしまうこともあり、注意が必要とも。ちくさ病院の内科医・近藤千種さんはこう警鐘を鳴らす。

「宣伝文句として“天然”と謳っている商品が多くありますが、それが必ずしも“安全”を意味しているわけではありません。むしろ天然成分だからこそ、まだ解明されていない副作用があるともいえます。

 また、サプリメントの中には、ほかのサプリメントや処方薬と相互作用を生じるものもある。含有する成分が薬の効果を打ち消してしまったり、効きすぎて体調不良を起こしてしまったりするのです。不安な時はかかりつけ医に相談してください」

 医師たちの実践例やアドバイスを参考に、この冬を元気に乗り越えよう。

以下ソース
https://www.news-postseven.com/archives/20200121_1529248.html

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