【天文学】ホットジュピター(太陽系外惑星)の磁場の強さを測定成功。光のカルシウム痕跡に注目[19/07/23] (1レス)
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1: しじみ◆fbtBqopam767 [投票] 19/07/24(水)01:49 ID:zIN(1) AAS
アリゾナ州立大学は7月22日、同大学のEvgenya Shkolnik氏が参加した研究チームによる観測によって、「ホットジュピター」と呼ばれるタイプの太陽系外惑星における磁場の強さを測定することに成功したと発表しました。
コロラド大学のWilson Cauley氏が率いた研究の内容は論文にまとめられ、同日付でNature Astronomyに掲載されています。

ホットジュピターは木星のようにガスでできた系外惑星ですが、主星(恒星)に非常に近い公転軌道を周回しているため、その大気は高温に加熱されています。
また、主星の強力な磁場の中を公転することから、ホットジュピター自身が持つ磁場と主星の磁場が強い相互作用を見せる可能性も考えられてきました。

そこで研究チームは、ホットジュピターを持つ恒星の活動を分析することで、恒星と相互作用しているホットジュピターの磁場を間接的に測定することに挑戦しました。
対象となった恒星は「HD 179949」「HD 189733」「うしかい座タウ星」「アンドロメダ座ウプシロン星」の4つです。
チームはハワイの「カナダ・フランス・ハワイ望遠鏡」とフランスの「ベルナール・リヨ望遠鏡」を用いて、これら4つの恒星を観測しました。

研究チームが注目したのは、その光に含まれるカルシウムの痕跡(1階電離カルシウムの吸収線)です。
Cauley氏によると、ホットジュピターの公転によって惑星の磁場がねじられたり伸ばされたりすると、恒星から放出されるカルシウムの量が増えます。
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