【自国警備隊余話】 (201レス)
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9: ウリは日本酒派 19/10/16(水)16:41 ID:K3n(9/15) AAS
   
「えーと、親方〜?」

「ん?何じゃねペンちゃんや?」

「それでそれとさっき言ったこととどうつながるんですかー?」

「はて? 歳のせいかの? わしゃさっき何を言うたかね?」

「だから『しわよせ』がどーたらという話してたじゃないですか」

「おーそれかw いやつまりじゃな、結局『連中』はどこまで逝っても『連中』のまんまだったということじゃよ」

 何やかやでとにかく国内に留まることができた(一部の)特亜系難民たちであったが、だからといって彼らがこれまでの生き方を変えられるか…といえば、そんな甘い話ではなかった。
 すでに社会的な地位や利権を固めていた者たちは、何食わぬ顔で『一級在留資格者』として生活できた。
 しかしそれはあくまでも一部の中の、そのまたごく一部の話だ。
 大半の特亜民たちは社会の中で肩身が狭く、仕事も安定しなかった(それに至るまでの自業自得だが)
 しかしそれでもさまざまに不足しがちな単純労働の要員としてなら、人手不足の世の中で働き、収入を得る機会はいくらでもあった。
 また彼らが従来から営んできた『商売』も何とか継続出来ている(パチ屋はすべて『健全化』されてしまったが、鶯谷は今も健在である)

 …そしてそんな『生活』に不平不満を漏らし続けるのもまた変わらずだったのだ。

「…ことある毎にやれ『シャベチュニダ!』『強制ニダ!!』と不平不満ばかり言われたら雇用する側が敬遠して当然じゃろ?」

「はー?」(何でそんな当たり前の話を?)

「へー?」(今更言うまでもないと思うけどなー?)

「まあそれでも人手が足りなくて困っていれば仕方なかったんじゃが…例のご新規難民さまたちが来るとまた状況が変わったんじゃよ」

「あ!」

「そうかw」
  
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