外務省を語るスレ (9レス)
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(1): 2014/07/11(金)17:18 ID:1SjIfUJbA(1/4) AAS
【政治を知っていても経済を知らなければ国を誤る】

『物価は上がった方がいいのか? 下がった方がいいのか?』と聴かれたら『下がった方がいい』と答えるだろう。
誰でも、物の値段は安い方がいい。

しかし、物価が下がると景気が悪くなる。
なぜか?

まず、人は消費者であると同時に生産者であるということを考えるべきだ。
『物が安くなる』とは、逆に生産者にとっては『安い値段でしか物が売れない』ということだ。

当然、会社の売り上げ利益は悪化する。
当然、設備投資、新規雇用、そして『社員の給料』は、カットしなければならない。

この『社員の給料カット』は、いきなりの賃金カットではなく、ボーナスカットや経費が落ちにくくなるなどの分かりにくいところから実施されるので社員にしたら実感が沸きにくい。
逆に露骨なのは、新規雇用カットだ。学生としてはいきなりの就職難になる。

失業率が若者ほど高くなるのはそのためだ。
そして何より、所得の下落幅は、物価の下げ幅よりも『確実に』下がる。

つまり『実質賃金の下落』だ。
なぜそうなるのかと言うと、会社は銀行から資金を調達して事業を行っている。

平たく言うと『銀行から借金して会社を経営して儲けで借金を返済している』ということだ。
この『借金』は、物価が下がっても下がってはくれない。

したがって『実質的には』借金が増えるのと同じことになる。
当然、借金の返済にかかる負担も増える。

その負担は、結局は『賃金カット』と『新規雇用カット』として現れる。
つまり『製品が安くしか売れない』のと『実質的に借金が増える』のダブルのしわ寄せが『所得の下落』に加算されるのだ。
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