中国武術についてボチボチ語るよ (119レス)
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(2): 2014/04/10(木)20:31 ID:YQr0jDF76(1/13) AAS
中国武術について、思いついたことをボチボチ語っていきます。
ここに書いたことは個人の見解で、必ずしも正しいわけでなく
また、中国武術をやってる人全てがそう思ってるわけではないよ。
2: 2014/04/10(木)20:32 ID:RhUaxFJUS(1/4) AAS
うむ
聞いてやろう
3: 2014/04/10(木)20:33 ID:YQr0jDF76(2/13) AAS
まずは簡単に武術歴などを。
太極拳や通背拳も少々やったことがあるけど、螳螂拳中心に練習してます。
武術歴は何だかんだで5年くらいかな?
年は30の後半のおっさんです。
4: 2014/04/10(木)20:36 ID:RhUaxFJUS(2/4) AAS
独学?
5: 2014/04/10(木)20:37 ID:YQr0jDF76(3/13) AAS
では、いよいよ本題。

まず、中国武術のルール、というか目的と言うか。
もともと、中国武術はスポーツでも護身術でもなく簡単に言えば殺し合いの道具でした。
戦うときは必ずしも一対一であったわけでなく、一対多数とか多数対多数といった状況。
また、審判もいないし反則技があるわけでも無し。
勝敗は相手が戦闘能力をなくしたら勝ち、逆にこちらの戦闘能力がなくなれば負け、といたってシンプル。
戦闘能力がなくなる、とはつまり大怪我したり意識を失ったり死んだりする、ってことです。
6: 2014/04/10(木)20:38 ID:YQr0jDF76(4/13) AAS
>>4さん

あ、ちゃんと先生について学んでいます。
腕前はまだまだですが、何か書きたくなってきたので。
7: 2014/04/10(木)20:39 ID:YQr0jDF76(5/13) AAS
あと、中国武術の主な相手はやっぱり中国武術を練習している、ってのが前提条件になってます。
だから技もその事を想定して作られてます。
8: 2014/04/10(木)20:41 ID:YQr0jDF76(6/13) AAS
さて、某巨大掲示板を見ると中国武術は使い物にならないって意見が良く見られます。
その理由は現代格闘技の試合に出てこないか、出てきても弱いから、ってのがよく言われてます。

まあ、その点は否定しませんがね。
ただ、もともとの前提条件に立ってみると決して弱くはない、と思いますよ。
9: 2014/04/10(木)20:44 ID:YQr0jDF76(7/13) AAS
まず、中国武術が弱いと言われる理由のひとつに套路、つまり型ばかりを練習しているからってのがあります。

そもそも、何で中国武術は套路の練習がメインなのか?
簡単に言えば、威力の養成をはかるためです。
ここで言う威力とは突き蹴りの威力だけでなく、全ての動作に求められる威力。
これがないと中国武術は成り立ちません。
10: 2014/04/10(木)20:44 ID:RhUaxFJUS(3/4) AAS
もともと中国武術は武器中心のような気がする
蟷螂拳は少し違うかもしれないけど
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(1): 2014/04/10(木)20:49 ID:YQr0jDF76(8/13) AAS
その点をもう少し詳しく書いてみます。

中国武術の攻防技術は、あえて言うなら剣道に似ています。
どちらも相手の構えを崩し、生まれた隙に攻撃を加える。
いわゆる、崩しと仕掛けというものです。

もう少し具体的にいいますと、例えば左手で相手の突きを払って右手で相手を殴る
技があったとします。
とても単純ですね。
でも、左手で相手の突きを払う力が弱ければ、この技は上手くかかりません。
練習を繰り返し、相手の突きを払う力が強くなり、それだけで相手の体制が崩れれば
こんな単純な技でもかわしにくく、また威力も大きくなります。
12: 2014/04/10(木)20:51 ID:YQr0jDF76(9/13) AAS
>>11さん

確かに中国武術は武器中心とも言えると思います。
もともと戦場や、村を盗賊たちから守るといったのが主な目的だったようですから。

ただ、今回は素手での話を中心に進めていきます。
13: 2014/04/10(木)20:53 ID:RhUaxFJUS(4/4) AAS
話の腰を折ってスマンかった
続けてくれ
14: 2014/04/10(木)20:56 ID:YQr0jDF76(10/13) AAS
いえいえ、読んでいてくれてありがとうございます。

で、套路を練習して威力の養成をはかるわけですが、ただ漫然と套路をやっていても強くなる
訳ではない。幾つか気をつけるべき点があるようです。

と言っても、そんなに難しいことではなく、先生について学んでいる人なら耳にタコができるほど
聞いているはず。
例えばもっと姿勢を低くとか、つま先の向きはこう、とか、手をもっと伸ばして、とか。
こう言った一見なんでもないような指摘こそが、実は威力を増すための秘訣だったりするようです。

するようです、と書いているのは、最近になって自分もそのことにやっと気がついたから。
これまで何となくやっていたんですが、そんな細かいところが実はポイントだったと思い始めたんです。
15: 2014/04/10(木)21:00 ID:YQr0jDF76(11/13) AAS
あと、もう一つ秘訣ってほどでもないですが秘訣は、常に相手を想定して套路を行うこと。
何とも当たり前のような話ですが、これがあるとないとで武術と踊りくらいの差が出てくる
ようです。
16: 2014/04/10(木)21:03 ID:YQr0jDF76(12/13) AAS
ちなみに、套路の用法として紹介されている数々の技は、かならずしもそのように使うというものではなく、
どちらかというと套路を練習するときのイメージを持ちやすくするためのもの、のようです。

実際にその技を使うためには、もっとたくさんのポイント(足の置き方、体の向きなどなど)があり、その為の
手順というか方法があります。
17: 2014/04/10(木)21:05 ID:YQr0jDF76(13/13) AAS
ここまでの事をまとめると、

強さの第一歩は套路の練習
その為には正しい動作をきちんと行う
相手をイメージするのがポイント

といったところでしょうか?

もう疲れたんで、いったん休憩します。
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(1): 2014/04/11(金)18:18 ID:XphoJL3KO携(1) AAS
昔のように殺し合いを何度か経験してるなら実戦の強さは本物だろうけど、
一度も殺し合いなんかしたことありません、試合に出ても勝てません、
って何なの?
そういうのは世間じゃ弱いって言うんじゃないの?
19: 2014/04/11(金)19:55 ID:xicGx8mLn(1/4) AAS
>>18さん

まあ、その点は否定しませんが。
そのあたりについては、後ほど書きたいと思います。
20: 2014/04/11(金)20:00 ID:xicGx8mLn(2/4) AAS
強さの第一歩は套路の練習、と書きましたが、もう一つ大事なことがありました。

それは架式の練習です。
架式とは登山式とか騎馬式とかの一定の立ち方のことで、これの練習がとても重要です。
一般に架式を練習する意味とは強い足腰を作ること、といわれています。
これ自体は間違いではないんですが、実は幾つかの要求を満たして練習すると、全身の
力を強化できます。
具体的に書くのは難しいですが、きちんと練習できていれば、腕が重くなり手を伸ばす力も
増大します。
この辺の要領は実際に先生について学ばないと身につけるのは難しいと思います。
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