[過去ログ] 死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?181 (1001レス)
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394(1): 大豆 ◆KELPxxTiG. 2007/11/07(水)01:55 ID:P3y9czHFO携(1/7) AAS
友人の体験談です
当時彼は地元の商社に勤めるサラリーマンだったのですが
これはある夜、彼が一人会社に残り遅くまで仕事をしていた時の話
その日彼は珍しく時間も忘れ仕事に没頭していました
時刻は既に深夜に差し掛かろうとしていた
流石に遅いしもう帰るか、と彼はデスク周りを整理し
退社をする身支度を整えていたんですが
ふと気付くと、部屋の外の廊下から何やら足音が聞こえてきたんです
「コツコツ…コツ…コツ…」
足フェチの彼はとっさにそれがハイヒールの踵を踏み鳴らす音だと感じたそうです
省12
398: 大豆 ◆KELPxxTiG. 2007/11/07(水)02:20 ID:P3y9czHFO携(2/7) AAS
数十分程経って、気付くと足音は聞こえなくなっていたそうです
ずっと耳を澄ませていたのに、不思議だ…
居なくなったのか?何処かの部屋に入ったか?下の階に行ったのか?
あれこれ考察するも、部屋の外の見えない光景に答えを求めることなど無意味だと悟り
また何より時間が時間です
流石に残業疲れもピークに達し、早々に帰って床に就きたいと思っていた彼は
意を決して廊下に出る為のドアを開けました
ガチャ…!!ニィィイ…
何のことはありませんでした
目の前には暗く不気味な静寂に包まれている以外は
省8
401: 大豆 ◆KELPxxTiG. 2007/11/07(水)02:44 ID:P3y9czHFO携(3/7) AAS
彼は反射的に振り向きました
彼の目の前、数メートル先に女が立っていました
白いシャツに白いスカートを着ていて
頭と両手は脱力したようにうなだれ、長い黒髪が顔を覆い隠していました
それが「コツ…コツ…」と、ゆっくりとこちらに向かってきたそうです
まさか、〇〇さん…?
異質な光景に、内心走ってエレベーターに駆け込みたい気持ちを抑え
変に驚いては失礼になるかもしれないと、律儀にも彼は問掛けました
「どうか…しましたか?」
省10
403: 大豆 ◆KELPxxTiG. 2007/11/07(水)03:11 ID:P3y9czHFO携(4/7) AAS
全フロアには自分以外誰も居ません。当然エレベーターはそのまま一階へ行くはず
なのに、エレベーターは何故か二階で止まったのです
おいぃぃ…!!
困惑と恐怖の連鎖で泣き出しそうになる彼に対し
目の前のエレベーターのドアは、あまりにも無慈悲にその口を開きました
目の前には上の階と同じように廊下が伸び、その先には大きな窓が付いています
大きな窓が
いや、違う…!!
省14
404: 大豆 ◆KELPxxTiG. 2007/11/07(水)03:14 ID:P3y9czHFO携(5/7) AAS
それから一月後、彼はこのことをきっかけに会社を辞めたそうです
「引き継ぎの関係上仕方なかったけど本当は早く辞めたかった」
と彼は苦笑いして言ってました
あの女のことはそれっきりで、結局今でも何だったのか分からず仕舞いだそうです
409(1): 大豆 ◆KELPxxTiG. 2007/11/07(水)03:47 ID:P3y9czHFO携(6/7) AAS
大体お爺さんが9才で亡くなったのならお父さんは何才で他界されたのかと
つーか貴様はいくつだ
生後3ヶ月くらいか?
413(1): 大豆 ◆KELPxxTiG. 2007/11/07(水)03:56 ID:P3y9czHFO携(7/7) AAS
そんな冷たいツッコミを自分の視神経は脳に伝達しません
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