一度きりの大泉の話(萩尾望都)感想スレ@NEXT (56レス)
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(2): 2021/05/30(日)08:11 ID:7RQshJ95(1/2) AAS
萩尾望都『一度きりの大泉の話』本日ついに発売!──初めて語る、最初で最後の“大泉時代”回想録
352ページ、12万字書き下ろしエッセイ、未発表スケッチ収録

 大泉に住んでいた時代のことはほとんど誰にもお話しせず、忘れてというか、封印していました。
 しかし今回は、その当時の大泉のことを初めてお話ししようと思います。
 (「前書き」より)

刊行前より大きな話題となっておりました萩尾望都さん著『一度きりの大泉の話』が、本日2021年4月22日(木)に河出書房新社(東京都渋谷区/代表取締役社長小野寺優)より発売となりました。
1970年から1972年までの2年間、のちに日本の少女漫画界を牽引することになる伝説的女性漫画家たちが、東京都練馬区南大泉にあった半長屋に集い、親交を深めていたことは、往年の少女漫画ファンのみならず広く知られています。本書は、萩尾望都さんが1970年代の一時期を過ごした大泉のこと、さまざまな出会いと別れについて初めて綴った12万字の書き下ろしエッセイです。
デビュー直後のこと、?泉での少?漫画家たちとの交流について、田舎へ引っ越した理由、当時の交友関係、創作への想い、尽きることのない漫画への愛。そして、50年間の漫画家??を振り返って漫画について思うことなど、萩尾望都さんの現在の思いが全てここに記されています。

 この執筆が終わりましたら、もう一度この記憶は永久凍土に封じ込めるつもりです。
 埋めた過去を掘り起こすことが、もう、ありませんように。
省3
37: 2021/07/04(日)17:34 ID:PNk443Yb(1) AAS
この本が作家の回顧録というよりタレントの暴露本みたいな面を持つことは否定しきれないけど
過去の時代の資料的な面を含めて個人的には一読してよかったと思ってる
二度と読む気はないので本棚からは消した
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(1): 2021/07/05(月)16:07 ID:8GisQaZl(1) AAS
なぜ萩尾望都の最近の漫画はどれもつまらないのかが分かった気がする
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(1): 2021/07/11(日)07:22 ID:iIRH2G7h(1) AAS
最近というよりもっと前、1979年頃から作品に輝きがなくなったね
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(1): 2021/07/11(日)11:13 ID:10iFToIf(1) AAS
『訪問者』を読んで改悪に驚いたのは遠い思い出
ストーリー自体は子供の目から見た家庭崩壊ものとしてそう悪い内容じゃないが
どう考えても過去作でのキャラクター描写との辻褄が合わない
なにやら信頼のおけない作家になってしまったなと直感した

作品は作品としてそこに存在することを大切にせず一種の道具扱いするタイプの作家が数多くいるのは分かる
だがまさかこの作者までも…と当時は残念で仕方なかった
作中の表現を借りれば「母」として自分が生み出したものだから好きにさせてもらうというようなスタンスなのだろうか

今回の大泉本を読んでなんとなく作家としての変容と限界みたいなものが見て取れて
直感は狂わない狂っていれば直感ではないと納得できた
41: 2021/07/18(日)09:51 ID:ILiWRj5k(1) AAS
>40だけど中央段三行目「作中」が示す「作品」は
『訪問者』のことじゃなくて『大泉の話』のこと
混乱しそうな書き方スマン
42: 2021/07/18(日)13:37 ID:eV4ORtdh(1) AAS
墜ちた偶像って感じだな
43: 2021/07/18(日)15:18 ID:mFHRCtce(1) AAS
たとえ四方を壁に囲まれた狭い世界から出られなくても
それで作品が何割かの読者や元読者にはつまらないものになっても
本人がずっとそこに居たいのだから
閉じ籠もることが幸せなんだろう
それはそれで仕方ない
44: 2021/07/21(水)16:12 ID:Fkrsmv+C(1) AAS
そんな息苦しい世界では
換骨奪胎した私小説は描けても
広い世界のヒューマンドラマは描けない
だから後年の作品はつまらない、あるいはどこか嘘臭い
45: 2021/07/25(日)05:49 ID:LM2cY+0J(1) AAS
少女漫画界のファンだかマニアだか知らんけどまだ尼レヴューでやりあってんのな
めんどくせー
46: 2021/07/25(日)11:49 ID:wR31MXEm(1) AAS
あんな蠱毒の壺みたいなところ見に行くなんて自業自得
47: 2021/08/07(土)04:35 ID:/6YVNp3Y(1) AAS
>>38-39
過大評価されてる感はあるな
最近は特に
48: 2021/08/08(日)01:31 ID:TVc0D0tV(1) AAS
話半分で聞いていたが萩尾望都のファン(マニア)というのは
それこそポーの一族とかの頃から、つまり何十年も前から悪い意味ですごくて
萩尾氏自身が苦言を呈してることもあったそうだ
今回の一連の流れをアマゾンレビューとかSNSとかで見てると
それが話半分どころか事実なのだと分かっておそろしかったw
49: 2021/08/15(日)11:49 ID:Q0h+AIV0(1) AAS
作家と信者の
自己保身の強さと被害者意識の強さが似てるんだと思う
それらが自己愛の裏返しである思い込みの激しさに裏打ちされて
もう精神的な軌道修正は不可能なんだろう

いろいろ乗り越えて大人になった読者はそっと離れるだけ
本書と一緒に作品も処分した
50: 2021/08/21(土)17:22 ID:Xz05JkHT(1) AAS
この親にしてこの子あり、類は友を呼ぶ、という
信者も作者と似た者が惹かれて集まるのかもしれぬ
偶像崇拝の結果としてではなく自然発生的に
51: 2021/08/22(日)18:27 ID:iRJ5OHN1(1) AAS
さすがにそれは…
狂信者と作家を同じに見てはいけないよ
52: 2021/08/27(金)11:07 ID:+uSCvleT(1) AAS
まあ、読んだ人をしてそう思わせてしまうだけの何かがあったのだろう
出版したことが悪手だったと言われるゆえん
53: 2021/08/27(金)18:28 ID:cip72nRX(1) AAS
小さい頃から吸血鬼ものの小説や映画が好きだったから
吸血鬼ものといえばポーの一族・萩尾望都みたいに言われると
なんだかなあという感じはする
これは作家本人のせいじゃなく
やたら漫画を持ち上げる最近の文化風潮と社会の無知とによるものだと思うけど
54: 2021/09/05(日)15:34 ID:1kvqXomh(1) AAS
今でも思い出せるわりと好きなポーの一族ものは『グレンスミスの日記』と『はるかな国の花や小鳥』かな
ただ伝聞によるとグレンスミスの日記は現在描かれている続編に連なるらしいから
上に挙げられた『訪問者』同様、改変の恐れはある
続編含め最近の作品は読んでないのであくまでも個人の印象
55: 2021/09/10(金)17:28 ID:Olk5PM6O(1) AAS
この作者さん、後半の作品群はそれほど大したことないにしても
前半の作品群(いわゆる大泉サロン時代前後に着想or着手された作品)が後進に与えた影響は大したものだと思う
本人の作品群よりもそれに影響を受けた人達の生み出した作品群が素晴らしかった
だから未だに大泉時代に作られた物語のほうが採り上げられ語られるんだろう
56: 2021/10/14(木)18:24 ID:8o9hOn6N(1) AAS
増山法恵さんてこの6月にお亡くなりになっていたのか
謹んでご冥福をお祈りします
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