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【黒歴史?】昨年亡くなった詩人の大岡信さん19歳の未発表詩を自宅で発見 恋の恐れつづる (101レス)
【黒歴史?】昨年亡くなった詩人の大岡信さん19歳の未発表詩を自宅で発見 恋の恐れつづる http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1531679422/
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1: みつを ★ [sage] 2018/07/16(月) 03:30:22.48 ID:CAP_USER9 https://mainichi.jp/articles/20180716/k00/00m/040/072000c 大岡信 19歳の未発表詩を自宅で発見 恋の恐れつづる 毎日新聞 2018年7月16日 03時00分(最終更新 7月16日 03時00分) 昨年4月に86歳で死去した文化勲章受章者で戦後を代表する詩人、大岡信さんの未発表の詩が、静岡県裾野市の自宅で見つかった。「暗い窓から」と題した散文詩で、旧制第一高校在学中の1950年2月に創作されたとみられる。妻の劇作家、深瀬サキ=本名・大岡かね子=さん(87)との恋愛をうたったもので、専門家は「ナイーブな感情を直接的に吐露している。大岡さんが深瀬さんにささげた最も初期の作品で、一編の詩として優れている」と驚いている。 表紙に「エチュード(ポエジー)」(習作・詩の意)とフランス語で記された大学ノートに、万年筆で書かれていた。五十数編の詩がつづられ、推敲(すいこう)の跡もあるノートの存在自体は知られていたが、今年に入って深瀬さんが資料を整理する中で、全詩集(2002年刊)にも収録されていない詩に気づいた。 5連計14行の作品で末尾に「(1950・2月下旬)」とある。当時、大岡さんは19歳。他の女性に対する失恋の後、2年前に知り合ったかね子さんとの新たな恋愛を意識し始めた時期だった。 さうだ、私はここにゐる、すつかり行手に絶望して、この硝子張りのひとやのなかに。硝子のむかふにあなたがゐる。あなたの顔がしきりにうごく。私になにか問ひかけながら。 いけない、いけない、こちらを向いては。黒々とした瞳の奥に、おそろしく深い湖がある。ゆらめく波が私の心に餘波を起す。私はあなたを恐れてゐる。(第1、2連) 「硝子(ガラス)のむかふ」にいる「あなた」に強くひかれながらも、若者らしい恋愛への恐れを「いけない、いけない」という言葉のリフレインで表現している。 いけない、いけない、笑みかけては。たまたま隣に私がゐた、それだけなのだ。残忍に裂かれることを恐れるなら、いけない、いけない、この硝子戸を越えてきては。(第5連) 名高い恋愛詩「春のために」(52年)をはじめ、57年の結婚前後にわたり深瀬さんに宛てて書かれた詩は数多く、大岡作品の中心に位置する。その出発点となった記念碑的な詩が発見されたことになる。 大岡文学に詳しい評論家の三浦雅士さんは「詩人・大岡信にとって深瀬さんとの出会いは決定的に重要で、発見の意味は大きい。語の反復などに恋愛に対する青春期の初々しい心の迷いがよく出ている。時代を超えて今の若い世代の愛唱にも堪える素晴らしい詩だ」と高く評価している。【大井浩一】 大岡さんの詩「暗い窓から」=静岡県裾野市の大岡さんの自宅で2018年7月11日、大井浩一撮影 https://cdn.mainichi.jp/vol1/2018/07/16/20180716k0000m040131000p/8.jpg?1 大岡信さん https://cdn.mainichi.jp/vol1/2018/07/16/20180716k0000m040137000p/7.jpg?1 http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1531679422/1
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