[過去ログ] 不定期刊行『全てのことがガイダンス新聞』 (980レス)
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280(1): 魔貴 ◆MIMCibxNUsDm 2024/11/22(金)07:53 ID:+oBYqcdv0(1/3) AAS
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第百十八回配信『更に三十年が経ちました』
(副題)『困ったときのお母さん』vol.1-1
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一度憑き物を落とそうと思いまして、丸三日間テレビにもスマホにも触れない生活をしました。外界の情報をシャットアウトして妨害電波に惑わされない生き方をしていたわけです。なにせ「日本の小鬼は地獄に行け」と書いてあるよーとテレビが放送してくるわけですから、全くもって嫌な世の中になったものです┐(´∀`)┌ヤレヤレ
何がトラブルになって何と何が争っていたのか私には本当のところはわかりませんが、ひとまずは区切りがついたと、そう信じたいものです。ε-(´∀`*)ホッ
三日間とにかく自室に籠って暇なものですから古いCDラジカセを引っ張り出して来て、古いCDなどを聴いていました。
最初は歌詞のないインストルメンタルを。段々と飽きてきて、次は歌詞があってもリスニングできない洋楽を。ロバータ・フラックとギルバート・オサリバンとシルヴィ・バルタンとイーグルスと、あとウッドストックコンサートのダイアリー(記録音源)なんかも流してました。ザ・バンドの『THE WEIGHT』とか知ってるかな?
あっ、ウッドストックを聞いたからって薬物をやりながら聴いてたわけじゃないですよヾノ・∀・`)。いまは処方薬消化するだけで精一杯です( * ˘ཀ˘)
省7
281: 魔貴 ◆MIMCibxNUsDm 2024/11/22(金)07:53 ID:+oBYqcdv0(2/3) AAS
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第百十八回配信『更に三十年が経ちました』
(副題)『困ったときのお母さん』vol.1-2
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宮崎駿の雑想ノートは毎週日曜日に放送していた30分番組でした。ドラマはだいたい前後編の60分構成で、私は毎週テープの片面を使って一話を1つのカセットテープに収めていきました。もし30分のエピソードの時はB面をブランクにしました。
さらに細かい拘りとして、テープの最初の空白部分、あの白いところを事前に巻いておいて、録音ボタンを押したら直ぐに録音がされるようにスタンバイしていました。
そこまでしてとにかく慎重に厳重に丁寧に録音していたのですが、私の前にひとつ大きな障害がやってきました。
それは当時私が通っていた塾に関係している出来ごとでした。
年が明けて高校受験を控えていた私。学校がない冬休みの間、塾が正月合宿を企画していたのです。それは二週間程合宿所で寝泊まりしながら勉強漬けになり、正月を迎えたらみんなで初日の出に合格を祈願するというものでした。
当時の私にとって学校は友達と会う場所であり学業は完全に塾に頼りきっていました。塾のいうことは絶対。塾はスパルタ式で盲目的な主従関係に支配された世界でした。なにせ講師の先生が竹刀持ってるんですから(ノ∀`)アチャー
省20
282: 魔貴 ◆MIMCibxNUsDm 2024/11/22(金)07:54 ID:+oBYqcdv0(3/3) AAS
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第百十八回配信『更に三十年が経ちました』
(副題)『困ったときのお母さん』vol.2
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自主的に謹慎している最中(さなか)流していたラジオドラマ。録音されているのは人間と兵器が織り成す悲喜交交を描いた作品『宮崎駿の雑想ノート』。
その第五話「知られざる巨人の末弟」というお話からエピソードを拝借します。
1995年(放送当時)は阪神淡路大震災とオウム真理教のテロ事件が起きた年です。戦後五十年が経ち、戦後復興から急成長急拡大した無理が祟り、弱者にしわ寄せがいっても見えないフリをしていたそのツケが、一気に噴出したかのような年でした。
登場人物の青年はそんな日本に嫌気がさし、いまだ戦火の絶えないヨーロッパへ行き戦場ツアーに参加します。実際に当時は戦争のリアルを知らず、戦地に見学ツアーに出かける若者や軍事マニアがままいました。
95年当時といえばクロアチアなどバルカン半島できな臭い紛争の匂いが漂っていました。物語の青年もクロアチアに入り観光バスで前線に向かうのですが、そのバスがロケット砲を被弾。ひとりバスから抜け出し戦場を走ります。助けを求める同じ穴のムジナ達から、地獄に引きずり込まれまいと夢中になって走ります。しかしそれも虚しく狙撃兵に撃たれ瀕死の状態になった時、どこからか鳥がやってきて青年に語りかけました。
それはヨーロッパの戦争の歴史を語る、ある小国の王でした。王の霊とのセッションでした。
省15
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