[過去ログ] 【ファンダム】 再生数のために無音で流し続ける…BTSを全米1位に押し上げた「応援マニュアル」の振り切れた中身[08/07] [LingLing★] (1002レス)
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(2): LingLing ★ 1970/01/01(木)09:33 ID:CAP_USER(3/3) AAS
■PVの再生数を上げるために一晩中無音でストリーミング
ソウル市龍山区に住むミン・ジュンヒ(19歳)は17年にARMYに加入し、3年間活動した。

「16年に1年間、米国で英語研修を受けて帰国しましたが、韓国に帰ってからは事情があって、中学2年生から3年生にかけての1年ほど、学校を休んでいました。その時、弟がYouTubeでBTSのPVを見ているのを偶然目にして以来、ハマってしまいました。それからファンクラブがあることを知って加入したんです。会費の3万5000ウォンを払うと、キットとカードが家に届けられた。ファンクラブは1年ごとに更新しなければならないのですが、コンサートチケットの前売りやARMYのための公式グッズが購入できるのが一番の特典です。(現在、コンサートはARMYだけが予約できるようになっている)」

彼女は同世代の若者たちと同じように、一日中、BTSの応援にのめり込んだという。その方法も現代ならではである。

「当時は学校に行っていなかったため、目が覚めて寝るまで、ずっと関連情報を探し回っていました。ファンがYouTubeにアップロードする動画を視聴してみたり、ARMYのファンカフェに寄ってお知らせを確認したり……。新曲が発売されれば、ツイッターの『総攻』(チョンゴン=新曲の順位を上げるため、ファンらが総攻勢をかけること)アカウントで教えてもらった通り、援護射撃をするんです。PVの再生数を上げるためにストリーミング再生を繰り返す『ミュス』や、無音でストリーミング再生を続ける『無音スミング』などをしながら、夜通しARMYたちとリアルタイムでチャットをしていたこともあります」

■「BTSのために、できるすべてのことをしたい」
「ARMYたちは、特定の個人メンバーを応援するのではなくメンバー全員を応援する『オールファン』が基本。他のアイドルファンのように特定メンバーだけを応援し、他のメンバーを中傷する『悪個(アクゲ=悪質な個人ファンのこと)』がいないので、ファン同士のトラブルもなく、まるで家族のような雰囲気です」

「ARMYの総攻でBTSが1位になったときには、私自身が賞をもらったかのように嬉しかったです。米国から帰国直後に友達もなく一人で過ごした私にとって、BTSは友達であり、優しく教え導いてくれる先輩でもありました。私を慰め、癒してくれたBTSを応援したいという気持ちが強かったので、できるすべてのことをしたいと思いました」

■強力なファンダムを持っていることが収益に直結する
韓国ではARMYのことを、「ファンクラブ」より、「ファンダム(fandom)」という用語で呼ぶことが多い。「ファン」に「状態、地位、領土」などを意味する接尾辞「-dom」を付けたもので、ファンの集団、さらにはファンの文化全般を指す言葉だ。このファンダムも、ネットの進化がもたらした現象に他ならない。彼らは強力な関係で結ばれ、共通の価値観やルールを共有し、さらに強力なものへ発展していく。

所属事務所が管理・運営する公式ファンカフェを中心に強力な組織を作り、一糸乱れぬ動きで応援するアイドルのために積極的な消費活動をする。したがって、どれだけ強力なファンダムを持っているかが収益に直結し、彼らの活動成績を左右するのだ。

■チャートインのためラジオ局に“総攻”をかける
彼らの世界進出により、このような独特なファン文化も全世界に広がっている。20年9月1日、BTSのシングル『ダイナマイト』が韓国歌手として初めて「HOT100」チャートで1位を獲得したのは、米国のARMYたちが手を取り合うようにして成し遂げたものである。彼らは米国50州の連合ファンサイトを作って組織的なサポートを展開している。

例えば、ビルボードチャート内のBTSの順位を上げるため、韓国のARMYのように「総攻」をする。ラジオでの放送回数を上げるため、米国を5つの地域に分け、共通マニュアルを基に当該地域の放送局に絶えずリクエストする。こうしたキャンペーンは18年から進められ、今もなお米国ファンの「総攻」は続いているという。

BTSの所属事務所であるハイブは、K-POPのファンダムを1カ所に集められるグローバルなファンコミュニティをリリースしている。これには、BTSだけでなくハイブ所属アーティストの他、「BLACKPINK」など、他社所属アーティストのファンまで対象になっている。それぞれのファンは、自分が好きなアーティストのコンテンツを楽しんだり、アイドルと会話をしたり、彼らのグッズを購入したりもできる。

これまでSNSはもちろんファンカフェ、公式ショップといった様々なチャンネルが担ってきた役割が全てここに集約されているのだ。世界的なSNSに変わって、K-POPのグローバルファンダムのための新しい生態系が韓国発で生まれようとしている。
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