[過去ﾛｸﾞ] 横見浩彦 (952ﾚｽ)
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720: 2013/01/23(水)00:30 ID:0iUyL5kA(1/3) AAS
小雪がチラチラ舞っていた。
新しい年を迎えて今日が弘子の誕生日、弘子は三十一歳になっていた。
勤務が終わった午後、森原は新年初めて弘子と食事をともにする。
食事が終わった後は、弘子の誕生祝いを二人だけの時間で過ごそうと、
その足はいつものホテルの前に来ていた。
暗黙の内にその門をくぐる。
部屋に入ると二人はベットに倒れ込んだ。
弘子を横臥に抱きしめ女の柔肌に触れると、男の気持ちが昂ぶり気が焦るが、
決して男性自身の欲求を満たすための愛撫ではならないと戒め、
昂ぶるその気持ちを抑えデープキスを繰り返す。
前戯が女性の身体の準備を十分に行うためのプロセスであることから、
優しく丹念に愛撫し、弘子を昂ぶらせ、じらして、
究極の愛に誘い込もうと思った。
とにかく優しくしてみよう…、
時間をかけたら、女性は気持ちよくなってくるだろうし、
男の柔らかな唇と舌で丁寧に乳房を愛撫したら、徐々に女の歓びを感じてくるだろう…。
徐々に女の歓びを感じてくれる弘子のそんな表情の始終を見たかった。
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