[過去ログ] 【腐女子カプ厨】巨雑6439【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (505レス)
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89: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)16:57:59.98 d AAS
 何がエレンにそう思わせているのかはわからない。
 しかし、そう考えるようになってしまってはもう手遅れだ。
 エレンはリヴァイのことが好きだ。
 好きだから、好きになることを拒む。
 好きになっちゃだめだ、なんて線を引くのは何の意味もなくて、そう考えるのはもう好きになってしまっている証拠だ。
 だが、そう考えてしまう理由をきちんと明かさなければ、エレンは素直に認めないだろう。
 もちろん、リヴァイが好きだと告げたって素直には信じない。

「どうして駄目なんだ?」

 まるで子供に聞くような声音だった。

「アッ、だって…っセフレ、だから…っん、ひどくしてくれないと…っ優しく、されたらっ、あっ、好きに、なっちゃう…っ」
省1
101: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)17:01:01.98 d AAS
 部屋も暖まった頃、風呂をため始めた。
 リヴァイが帰ってくるまで何もやることがなくてぼうっとして、風呂が溜まったという知らせと玄関を開ける音が耳に入ったのは同時だった。
 すぐにお湯を止めに行って、その足で玄関先を覗く。
 両手にスーパーの袋を持ったリヴァイが靴を脱いでいるのが見えた。
                  
「あの、先にお邪魔してます。風呂もためときました」

 言うと、少し目を丸くしたリヴァイがじっとエレンを見つめている。

「どうかしましたか?」
「…ただいま」
「はい」
省8
191
(4): (ワッチョイ c3c8-vSgj) 2016/04/06(水)19:44:59.98 0 AAS
ルル地下室行けるか賭けようや
241: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)20:43:10.98 d AAS
 彼の手のひらがくしゃりとエレンの髪の毛をかき混ぜて、ずるいひとだとエレンは笑う。
「明日の朝…、いや、昼ごろだな」
 リヴァイの首元に顔を寄せ、物音を立てないようにしがみついてきた青年の身体をなだめるように撫でながら、リヴァイは淡々と電話続けた。
いたずら心が湧いてきたエレンは、リヴァイのズボンのベルトを落とし、ファスナーを下げると指先を滑りこませた。
 ちらりとリヴァイがエレンの顔を見たが、構わずエレンはベッドの上に這いつくばって、リヴァイの股の間に顔を突っ込む。
                                        
 丸一日の仕事を終えてきたリヴァイの身体はうっすら汗の匂いがした。
 彼の電話の内容はよくわからない。
 なんとなく耳を澄ますと、電話の向こう側は女の声が聞こえたような気がしたが、確証はなかった。
 エレンは柔らかな手つきでリヴァイの股間を撫で回し、少しだけ固くなっているのを確認すると、下着のゴムを引っ張ってそのまま直接口に咥えた。
省6
277
(1): (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)20:49:55.98 d AAS
紅茶を飲み終えたエレンが席を立ち、出口に向かうために足を進める。
リヴァイはエレンよりも出口に近い席なので、エレンが通り過ぎた後に立ち上がるのかと思いきや、横を通り過ぎようとしたエレンの腰を掴み、そのまま引き寄せて自分の隣に強引に座らせてしまう。
                  
「ちょ、リヴァイさん」
「お前が悪い」

エレンの肩に顔をうずめて、甘えるように眼を閉じて擦り付け、独特の色気のあるあの低音ボイスで囁いた。

「腹が減った。俺の好物が喰いてぇ」
「好物ですか?じゃあ、ついでに買って帰りましょう」
「俺が喰いたいのはとびっきり甘いこれなんだが」

ちょん、とリヴァイの指がエレンの唇をつつき、リヴァイの言っていることを理解したエレンの顔が真っ赤に染まる。
省8
293: (スプッ Sd9f-G+K4) 2016/04/06(水)20:52:39.98 d AAS
 がばりと身を起こす。鼻と鼻が触れ合う距離でエレンはキッとリヴァイを睨んだ。ここだけは外せない。
「確かにSMだのなんだのはいきすぎでしたけど、でも、リヴァイさんはオレに何してもいいっていうのは本気なんです。遠慮なんてかけらもさせたくない。オレは経験不足でテクもないし、男だし、だけど、でも――オレだって男です」
                                          
 アイスブルーを見据える。
「リヴァイさんを気持ちよくしてあげたい」
 死ぬほど。
 エレンの、それが今出来うる精一杯で最大の愛の渡し方なのだ。
 このひとが運命だと思った。
 しかし一目惚れは理屈の欠如であり、運命に保証書はなく、愛が変化するものならば、この恋はふと覚める夢のようなものであることを考えなければならなかった。
 ならばエレンがどれほど焦がれようと、リヴァイが我に返ったように『これは勘違いだった』と言い出す日が来るかもしれない。
省13
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