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【腐女子カプ厨】巨雑6438【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net (651レス)
【腐女子カプ厨】巨雑6438【なんでもあり】 [無断転載禁止]©2ch.net http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/
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394: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:28:50.26 d まだ寒さの残る新春の季節である。 エレンの話をつまみに酒を飲み、ほろ酔いになりながら居酒屋を出た。 いつもは話が弾みすぎて終電ギリギリに出る二人が、今日ばかりは早めに店を出た。 居酒屋の前で「ごちそうさまでした」と笑顔でいい、駅の方向へ向かうエレンのコートの袖を引っ張った。 「うちにこないか?」 リヴァイの問いかけに、エレンは顔を真赤にして小さく頷いた。 リヴァイは初めてエレンを自宅に誘った。薄暗い住宅街を二人で手を繋いで歩く。 「まだ寒いですね」 「…そうだな。まだコートは手放せない」 リヴァイのコートの袖口に、二人の手が潜り込んでいる。 エレンは時々周囲を見回して誰もいないことを確認すると、嬉しそうに微笑んで、ぎゅうと強くリヴァイの手を握る。 エレンの赤らんだ顔を見てリヴァイもまた強く手を握り返した。 酔いを覚ますという方便で、二人は二駅分手を繋いだまま暗闇の中を歩いた。 数十分の逢引に会話はなく、二人の間には繋げた手と同じような温かい沈黙が流れていた。 リヴァイが家の鍵を取り出して、玄関のドアを開けるのをエレンはそわそわと落ち着きなく眺めていた。 「もう引き返せないが、いいか?」 「……だ、大丈夫、です!」 エレンは真赤な顔をごまかすように、手の甲でぐしぐしと鼻先を拭い、そのように言う。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/394
395: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:29:16.27 d リヴァイはフッと笑ってエレンの頭をなでた。 「じゃあ入れ」 ドアを大きく開き、エレンを手招く。 「し、失礼します…」 二人の手は、まだしっかりと握られたままだ。まだ寒さの残る春先だというのに、二人の指先はぽかぽかと温まっていた。 「ここが、リヴァイさんの、家…」 エレンは呆然と、リヴァイの家の中を眺めた。 口を開けっ放しにしながら天井を見上げるエレンを見ながら、玄関のドアの鍵を後ろ手に閉める。 もうただでは、こいつを朝まで帰さない。リヴァイは錠を落とすと同時にそう思った。 「エレン」 家に上がったまま、廊下で棒立ちになっているエレンを胸に抱き寄せて、唇を押し付ける。がたんっと二人の足が靴箱にぶつかった。 エレンが抱えたバッグが廊下に落ちる。リヴァイのバッグも、同じように落ちた。 「…いいか?」 エレンは顔を逸らしながら小さく頷いた。壊れたのかと思うほど、バクバクしている心臓の割に、優しい声で聞けたと思う。エレンの身体を攫うように抱き上げて、雪崩れ込むように寝室に飛び込んだ。 「リヴァイさん」 ベッドマットに足を掬われたエレンは背中からベッドの上に倒れ、リヴァイはその上に乗り上がった。 「優しくする。気持ちよくする。抱かせてくれエレン」 そうしてリヴァイは、エレンを抱いた。 *** リヴァイは仕事のデスクに座りながら、重たいため息をついた。 『予定があるので、今日は無理です』 仕事の休憩中、エレンから来たメールにリヴァイは頭を悩ませていた。 食事の誘いをしたのだが、つれなく断られてしまった。 エレンに断られるのは今日に限る話ではなく、その度にリヴァイのため息は重たさを増す。 先週、初めて二人で夜を過ごしてから、丸三日エレンとは連絡がつかなくなった。 エレンを置いて家に出たあと、何度かエレンに電話したが、彼が出ることはなかった。 心配になったリヴァイは仕事を終えて、すぐに帰宅した。 テーブルには浮かれた朝食が、手付かずで残っていた。どうやら浮かれていたのは、自分だけだったらしい。 リヴァイはまた、はあと重たいため息を付いて、目の前の仕事を睨みつける。こんな日に限って、仕事の量は多くなる。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/395
396: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:29:20.05 d もしかしたら、エレンは自分たちの関係にああいうことはまだ早いと思っていたのかもしれない。 エレンは性的な行為に明るい方ではないから尻込みしているだけだろうと思って、強引に引っ張りこんだのが悪かったか。 エレンはリヴァイの押しに弱いのだ。 二人で会うようになって半年、付き合って三ヶ月、キスもしたし、そういった雰囲気に何度もなりかけた。 先週二人で会う約束は、リヴァイが数週間前から取り付けていたものだったから、そういうことが起こると、エレンもちゃんとわかっていたはずだ。 家に呼んだ時、少なくともエレンは嬉しそうな顔だったように思う。 一生心に留めておこうと思うくらい、エレンは嬉しそうに笑った。 『じゃあ、明後日は?』 エレンのそっけないメールに、なお食いついて返事をする。 『最近、忙しいんです。ごめんなさい』 朝起きた時のエレンは、初々しくも決して怒っていたり、失望したりしているようには思えなかった。 一体何が悪かったか、リヴァイは全く思い当たるフシがない。 会えばわかるかと思うのに、会うことも難しいのではリヴァイは一人で悶々と悩むだけだ。 『いつなら会える?暇な時にうちに泊まりにきてほしい』 エレンの返信は随分時間が経った頃に返ってきた。 『来週なら……』 あまりにも歯切れの悪い返事に、リヴァイはまた本日何十回目かの重たいため息を付いた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/396
397: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:29:46.04 d *** 「いや、ならしない」 やめる気なんてないのに、悪い大人は余裕のあるふりをしてエレンに許可を求める。 風呂あがりのエレンの濡れた髪の毛や、寝間着からちらちらと見える鎖骨やうなじに、気もそぞろにしていたというのに、こういう時だけは大人のふりだ。 「ん…やじゃないです…」 リヴァイの手のひらに、エレンはすりすりと頬を寄せて両目を閉じた。 「すごく、きもちいい…」 ふっくらとした頬はまだ子供らしさが残っていて、手で撫でると気持ちが良い。 リヴァイは自分の頬をエレンの頬にすり寄せ、抱きしめるとぱたりとソファの上に押し倒した。 肌触りを愉しむようにエレンの喉仏や鎖骨に指先を滑らせて、エレンの服をまくり上げた。 「あ、あのリヴァイさん…」 ぎゅっと怯えたようにリヴァイの腕にしがみついてきたエレンに、リヴァイは首を傾げる。 「どうした?」 前回の出来事を踏まえ、リヴァイはなるべくエレンが言いやすいように優しく聞いてみる。 「あ、あの…ですね…お願いがあって…」 エレンは慌てた様子で、もたもたと喋った。 リヴァイはエレンの頭を撫でながら、顔を見てゆっくりと聞いた。ここで無理をしたら、なんにもならない。 エレンはますます顔を赤くして、リヴァイの腕にしがみつき肩口に顔を埋めると、リヴァイの腰に足を回してしがみついた。自分の顔を見せたくないらしい。 「お、おしりさわるの、きんし、で…」 「は…?」 「おしり、触らないなら…していい、です…」 おしりとは、ただの尻のことではないだろう。 先日、リヴァイが丹念に優しく溶きほぐし、その柔らかさと居心地の良さにため息を付いた、エレンのしりのことであるに違いない。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/397
398: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:29:49.81 d つまり、エレンの言葉はセックス禁止令に等しい。 「きもちわるかったか?痛かったか?」 「そういう、わけではなくて…」 エレンはもじもじと太ももの内側をすり合わせる。 「もうしたくない?」 リヴァイがぎゅっとエレンを抱きしめると、エレンは困ったように顔を見上げてリヴァイをみた。 潤んだ蜂蜜の瞳に、自分の余裕のない顔が映り込んでいた。 *** 「は…、あ、んっ…あふっ…」 エレンを膝の上に乗せて、ゆるゆると溶けるようなキスをしながら、エレンの緊張をほぐそうと固く閉じられたふとももを撫でていた。 エレンの身体は子供みたいに熱くて、体の節々が桃色に染まっている。 最初は音が立つだけのやさしいキスを、体の力が抜けてきたら、唇をぺ ろりと舐める。 リヴァイの熱いキスと呼吸に酔わされてエレンがぴくっとまぶたを震わせたら、唇の間に舌をねじ込んで、唇や頬の裏側を舐めた。 「ん、っ…、むぁ…」 エレンが甘えるように、腹をまさぐるリヴァイの手に自分の手を重ね、ぎゅっと服の裾を掴むからリヴァイはますます、掻き立てられてキスの重なりを深めてしまう。 「服、持ってろ」 「う、ん…」 服の裾を捲り上げて、彼に持たせた。エレンの肌はいつまでも触っていたくなるようなマシュマロの肌触りで、気持ちがいい。 つやつやとなめらかな胸と腹を手のひらでするすると撫でながら、エレンの半開きになった口の中で泳ぐ舌をちゅるると吸った。 「あっ、あふ…」 リヴァイの手のひらが、真っ赤に熟れた乳首に掠ってエレンの背中がびくりと跳ねる。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/398
399: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:30:16.30 d リヴァイがくにくにと両手で揉むと、エレンの足が内股になって、すりすりと擦られていた。 「ちゃんと持て」 「ん…、あっあっ…あぅ…」 服の裾を握りしめたまま、どんどん下がってくるエレンの腕をリヴァイはぐいっと持ち上げる。 気持ちよくなると脱力して、腕が下がってしまう。 「きもちいい?」 エレンは返事をする代わりに、両目をギュッとつむったままリヴァイに唇を押し付けた。 クラブのゴールデンタイムは深夜二時。日付が変わる前に行くのはおすすめしない。 人の集まりが悪い上に遊びたがりの初心者しかいない。 その上エレンの場合、いつもつるんでくれる奴らの仕事も終わっていなかった。 エレンの夜遊びは大抵二十三時ごろには始まるから、クラブに繰り出す深夜二時までの三時間は適当に街を歩き回った。大抵はバーに寄って、適当な男に相手をしてもらう。 いわゆるセクシャルマイノリティが集まる、都心の小さな界隈でエレンは毎夜ふらついている。 セックスの相手を探しているというわけではなく、ただ自分の家に居たくないというだけだ。 以前は汚く治安が悪いというイメージを持たれていたこのあたりも、自らのセクシャルを受け入れた若年層が入るに連れてそれなりに整備されて、綺麗な飲み屋も増えた。 エレンが自らの性的マイノリティーを自覚するころには、同性愛者という言葉自体も些か市民権を得ていたから、良い時代に生まれたと思う。 そういうことでエレンはその日、暇つぶしのためにいつものバーに立ち寄っていた。 その前日クラブで明け方まで愉しんでいたから、今日はクラブに行くか行かまいか少し迷っていて、このバーでおもしろそうな相手が見つからなければ、クラブに行くのはやめて友人の家に遊びに行こうと思っていた。 エレンがいつも立ち寄るのは若者向けのバーで、浮足立った人間は多く、少しでも気が合えばすぐに二人腕を組み合ってビル群の狭間に消えていった。 店員は大抵ネコで客はタチとネコが入り交じるが、大体三十路を超えていれば、タチに回ってくれる。 エレンは今年一八の、ネコとしてはそこそこもてはやされる年齢だった。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/399
400: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:30:20.47 d カウンターの上にランプが二つあり、五つのスツールが並んでいる。 狭いフロアには三つのバーテーブルがあって、前の客が残したグラスが放置されたままだ。 床は薄汚れた白い小さなタイルが敷かれていて、それがどことなくどこかのトイレを連想させるのが、このバーの特徴だった。 いくら見た目が綺麗になっても昔と同じくこの地域が、世の中に向かって大声で叫べないセクシャルマイノリティの欲求や不満の掃き溜めになっているのは確かだから、あながち不適切な内装でもないのかもしれない。 薄暗いバーの中で、オレンジに光る二つのランプの左側。その真下のスツールはエレンがいつも座る場所だった。 その場所に見知らぬ黒髪の男が座っていて、隣には顔に見覚えのある若い男が座っていた。彼はエレンと同じくこの店の常連だった。 黒髪の男は顔を横に振り、若い男は面白くなさそうな顔をしてするりとスツールから降りていった。 サラリとした直毛の黒髪で目元の涼やかな男の首筋がランプの光を受けてオレンジに染まっている。 彼の携帯がブルブルと震えて、画面が光る。 『今どこにいるの?』そんなメッセージが表示された携帯を彼はズボンのポケットの中に突っ込み、手元のグラスの最後の一口を煽ると、更に店員にウィスキーのタブルを頼んだ。 軽く一杯引っ掛けに来たというわけではないらしい。 「そんなに飲んで、どうするの?」 エレンは小生意気に笑って、若い男が空けた椅子に滑るように座った。 前述のとおり、エレンはセックスの相手を探すために、毎夜深夜に歩きまわっているわけではない。 ただ面白そうな相手がいればそれはまた別の話というだけだ。 「この時間は、深酒するには早過ぎるか?」 彼の腕時計は、頂点を過ぎたばかりだろうか。 彼は少し赤くなった顔で構うなとでも言いたげに、エレンを見返した。 エレンはぱちりと大きな瞳で瞬きして、彼の顔をよく眺める。 「こんなところであんまり呑んでると、相手を探してると思われますよ」 カウンターの奥から、アイスピックで氷を割る音が聞こえてくる。 男の手元に滑ってきたのは、琥珀色の液体が注がれたロックグラスだ。 グラスの中で浮いた氷がくるくると回った。 「そうか」 彼は小さく頷くと、再び酒を煽る。呑むのを辞める気はないらしい。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/400
401: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:30:47.01 d 軽い気持ちで、いいなと思っただけだった。 僅かな興味と好奇心と、誰かが声を掛けてもちっともつれない彼に、自分はどのように評価されるのか、ただそれが知りたくて、隣の椅子に座った。 「どうしてこんなところに来たの?」 彼のような幸せものの暇つぶしに付き合ってもいいと思ったのは、エレンもまた暇であったのと、オレンジ色に染まった彼の肌色が妙に艶めいていたからだ。 時にはこうやって気楽に遊ぶのも悪くない。 「あなたみたいな楽な人、おれは好きですよ」 エレンはするりと、彼の左の薬指を撫でた。 *** 連絡は週に一回か二回。 起きたばかりのエレンが目を擦りながら、遅刻気味に待ち合わせ場所に来て、仕事を終えたばかりのリヴァイが「何を食いたい?」と聞く。 適当に飯を食って、適当に酒を飲み、話題が尽きたら視線を交わして店を出る。 最初に一回こそ色々話をしたが、三度、四度会うようになるともう話題は尽きる。 歳も違うし、エレンは学生で、リヴァイは社会人だ。共通の話題もなく、プライベートについて話すわけもなかった。 駅前の遊歩道を通り過ぎ、途中のコンビニで飲み物と朝飯を買うと適当なホテルに滑り込んで、好き勝手にお互いの身体で気持ち良いことをした。 今日もそういう流れてホテルに入って、シャワーを浴びて出てきたところだ。 男の体でセックスするというのはそれなりに準備が必要で、エレンはホテルに入ると必ず風呂場に引っ込んだ。 身体を洗って尻の穴にローションをつっこんで、風呂から出てきたら、リヴァイはベッドの上で右手に携帯電話を抱えて、小声で話していた。 「今日は戻らない」 少し強めの語調だった。エレンは足音を立てないように、ゆっくり歩くとリヴァイの隣に座った。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/401
402: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:30:50.84 d 彼の手のひらがくしゃりとエレンの髪の毛をかき混ぜて、ずるいひとだとエレンは笑う。 「明日の朝…、いや、昼ごろだな」 リヴァイの首元に顔を寄せ、物音を立てないようにしがみついてきた青年の身体をなだめるように撫でながら、リヴァイは淡々と電話続けた。 いたずら心が湧いてきたエレンは、リヴァイのズボンのベルトを落とし、ファスナーを下げると指先を滑りこませた。 ちらりとリヴァイがエレンの顔を見たが、構わずエレンはベッドの上に這いつくばって、リヴァイの股の間に顔を突っ込む。 丸一日の仕事を終えてきたリヴァイの身体はうっすら汗の匂いがした。 彼の電話の内容はよくわからない。 なんとなく耳を澄ますと、電話の向こう側は女の声が聞こえたような気がしたが、確証はなかった。 エレンは柔らかな手つきでリヴァイの股間を撫で回し、少しだけ固くなっているのを確認すると、下着のゴムを引っ張ってそのまま直接口に咥えた。 びくりとリヴァイの下半身が震えて、思わず唇の端を釣り上げる。 ふわふわと漂う汗の匂いを鼻先で嗅ぎながら、シャワーを浴びて温まった口の奥までずぶずぶと呑み込んだ。 エレンの腰にまとったタオルがはらりとベッドの下に落ちる。 太ももの間から垂れるのは、さっき風呂場でいれたローションだ。 「ん…っ…ふぁ…」 せっかく人が声を出さないようにしてやっているのに、リヴァイの陰茎が急に芯を持ち始めたせいで、喉の肉壁が押し上げられて甘ったるい声が漏れてしまった。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/402
403: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:31:16.28 d 喉の奥をごりごりと突かれて、エレンはうっとりと目を細めた。 上顎の前歯の裏のあたりを擦られるのがエレンは大好きだった。 リヴァイの太ももの間から、掬いあげるように彼を見上げたら、彼は少し熱を込めた視線でエレンを見下ろしてる。 エレンは笑って、口を大きく開ける。真っ赤な口からずるりと勃起した陰茎が飛び出した。 ぬらぬらと唾液をまとって出てきたそれは、エレンが口に入れる前とは比べ物にならないくらい、勃起していた。 「あー…もう電話切っていいか?」 急に電話の返事がぶっきらぼうになったリヴァイに、エレンはますます笑う。 口からこぼれた唾液を手で拭い身体を起こすと、今度はリヴァイの膝の上に乗って、ぺろぺろと首元を舐めだした。 くすぐったそうに身をすくめたリヴァイの肩を抑え、勃起した彼の陰茎に自分のものを擦り付ける。 「また電話する」 ほとんど言い捨てるようにリヴァイは電話の相手に告げると、携帯の電源を落として放り投げた。 「いたずら小僧」 「んっ…、あっ、あっ…っ!」 リヴァイはエレンを強引に押し倒すと、両膝の裏を押しベッドの上にひっくり返した。 すでに十分に慣らされているエレンのアナルに先端を押し付けて、強引に突っ込む。 「あ…、ひっ…!」 ずぶりとあっけなく入りこんだ陰茎にエレンは息を詰めて、リヴァイの背中にしがみつく。ぱつぱつと、エレンの尻とリヴァイの腰がぶつかって、いつもより大きい音がたった。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/403
404: 名無し草 (ワッチョイ 371c-G+K4) [sage] 2016/04/06(水) 02:31:23.33 0 うんこっこ http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/404
405: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:31:44.03 d 「舐めろ」 傷つかない程度にエレンのアナルをほぐすと、彼の唇に自分の陰茎を押し付けた。 エレンは顔をしかめてリヴァイを見上げたが、リヴァイはエレンの頭を掴み、ぐりぐりと先端を唇に押し付ける。 言い出したのはエレンなのだから、やってもらわなくては困る。 「抱いて欲しいんだろ」 エレンはしばらくの間、急に冷たい態度になったリヴァイを見上げていたが、諦めたように顔を伏せて口を大きく開いた。 くちゅりと音が立って、エレンの口の中に勃ち上がりかけたリヴァイの陰茎が収まる。 リヴァイははあと熱い吐息を吐くと、エレンの頭を両手で掴んで腰を振った。 「んっ…!ぐっ…」 「もっと口を開けてくれないと奥まで入らねえ」 耳を掴み、エレンの顔を上向きにさせて、ごりごりと喉奥に先端を擦りつけた。エレンの両目から、ぽろぽろと苦しそうな涙が溢れる。 「あっ…!…かはっ!」 気持いいセックスにする必要はない。セックスしたという事実がほしいだけだ。 リヴァイは挿入に足る分だけ、自分の陰茎を勃起したのを確認すると、エレンの尻を鷲掴む。 「ほら、自分でケツ突き出せよ」 「き、ちく」 「自分がねだったんだろ」 エレンは口から垂れた唾液を手の甲で拭いながら、リヴァイに向かって四つん這いになり尻を向けた。 粘膜が荒れてぷっくりと腫れ上がったアナルは、ふちからぼたぼたとローションが溢れていた。 「あっ…!ひっ…!」 「きついな…」 エレンが痛みに体を強張らせたせいで、リヴァイも痛みに顔をしかめる羽目になった。 ついでのように、エレンの萎えた陰茎を手で揉んでやって、後ろから覆いかぶさり、首や耳を舐めてやると、エレンは諦めたように脱力しリヴァイに尻を突き出すことに集中した。 「んっ、あっ…!んっ…!」 エレンの尻とリヴァイの腰がぶつかる、虚しい音が響いた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/405
406: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:31:47.70 d *** 「リヴァイさんはいいよね。完璧で、女にも困ってなくて、後腐れなく暇つぶしにセックスしてくれる男の子も飼ってて、お金も持ってて、かっこいい」 「エレン」 「ほんと、リヴァイさんはずるい」 だらだらとこんなことをいってエレンはリヴァイに何を求めているのだろう。 自分が足りないものは自分で補うしかないのに、心をガス欠にしたエレンは、自分を傷つけることで他人に傷つけられるのを避けている。 リヴァイが一度、エレンを「放蕩息子」と言った時、彼は酷く傷ついた顔をしながら、うんと頷いた。 駅前の通りでタクシーを掴まえて、彼を後部座席に放り込んだ。 よたよたと崩れ落ちるように無様に横たわった動物を一瞥すると、タクシーに自宅の住所を告げた。 「おれがさ、傷ついてんのわかってるんでしょ。わかってるけど、セックスするんだ」 真夜中の都心、ネオンの光がちかちかとタクシーの窓に飛び込んでくる。 酒が回ったエレンは、次々と窓から走り抜けるネオンの光を虚ろな目で追いかけていた。 「お前とセックスはしない」 リヴァイがはっきりそう言うと、エレンは急にぽたぽたと泣き出した。 まるで死刑判決を出された罪人みたいだった。ちゃんとエレンはわかっていたはずだ。 「んっ、ふ…っ」 誰にも穢された事の無いエレンの身体は何処も彼処も敏感で、両の掌で唇を押さえて声を殺しながらも、リヴァイの愛撫に過剰な程に反応する姿が非常に愛らしく、服で隠れる部分を狙って幾つもキスマークを刻み付ける。 そしてその数を増やす度に、エレンに対する独占欲は満たされて行く一方だった。 この子供は俺のものだと主張するように、所有印はリヴァイの意志を宿して鮮やかに咲き誇っている。 やがて高校生である彼にも体育の授業がある事に気付いたが、反省するどころか付けてしまったものを今更消す事など出来ないと、自分勝手に開き直った。 「ふ、んん…っ!」 びく、と背を撓らせエレンが頑なに閉じていた双眸を剥く。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/406
407: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:32:13.05 d リヴァイの唇が胸の突起を挟んで舌で嬲り出し、初めて他人に弄られる感覚に身体が不可解な疼きを覚え、遂にエレンが身悶え始めた。 「や、リヴァイさん…っ、あ…っ、んぅっ…!」 一瞬だけ拒絶の声を上げ、しかし再び口を塞いで未知の刺激に耐える。 これが所謂前戯と呼ばれるものなのだと自分に言い聞かせ、無理矢理納得させて受け身の姿勢を取る。 ネットで必死に掻き集めた知識は、結局は何の役にも立たない。 それを糧にして積極的になる事も出来ず、成す術も無く恥じらうばかりで、俎板の上に置かれた魚の様に、ベッドの上に転がっている事しか出来ないのだ。 「ん、んん…っ」 リヴァイは身長こそエレンより低いが、その手はエレンのものより大きい。 若干日に焼けた皮膚は過去に負った僅かな傷跡を残しており、爪は綺麗に切り揃えられ、甲には太い血管が浮き上がっている。まさしく、成熟された大人の手だ。 その手が、少年と青年の中間を彷徨っているエレンの肌を、その滑らかな感触を愉しむように這い回る。 唇は未だ突起を含んだままで、舌先で転がされたり吸われたり、その都度エレンは身を捩ったり息を詰めたりと忙しない。 だが高まっているのは羞恥だけでは無い。リヴァイの愛撫により引き出された別の感覚が、ある一点へ着実に熱を集めていく。 「あっ…!」 遂にその場所が暴かれようとした途端、エレンが一度は太腿まで下げられた下着とズボンを咄嗟に掴んでそれを制した。 「やだ…っ、ま、待ってください…っ!」 慌てて元の場所まで引き上げながら、顔面を隅々まで紅潮させて、必死に懇願する声には既に涙が混じっている。 「脱がさないと、入れられないだろうが」 入れる、という直接的な表現に動揺を露わにしながら、至極尤もな正論に「でも」「だって」と、エレンが要領を得ない調子で口籠る。その様に、リヴァイはそっと目を細めた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/407
408: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:32:17.15 d セックスが前提である以上、全てを曝け出す事に抵抗がある気持ちはよく分かる。 本気を出せば、身包みを剥がす事はきっと容易い。 だが今回ばかりは、エレンの意思を尊重する事を、15歳の彼のペースに合わせる事を決めたのだ。 彼に不要な恐怖や不安を植え付けてしまっては元も子もない。 15歳、その年齢が持つ意味を改めて思い知る。まだ家庭や学校という箱庭の中で、大切に養育されている無垢な子供。 そして自分は、恋を覚えたばかりの彼の、『全てを捧げたい』と望む言葉に甘えて、己に課したルールを、部下達への誓いを呆気無く破ろうとしている愚かな大人だ。 踏み止まれば、守れるものがきっとある。踏み出せば、失うものもあるだろう。 どう足掻いても年の差は埋められない。 だがきっと、身体を重ねる事で得られるものがあるという祈りにも似た確信を胸に、今だけは何もかも忘れて、エレンという最愛に溺れてしまいたかった。 「…分かった、待つ。で?何分待てばいい?」 肩を竦めて溜息を零しつつ、リヴァイがエレンから離れてベッドの上で胡坐を掻く。リヴァイからの唐突な質問に、エレンが思わず跳ね起きる。 「な、何分!?」 待ってもらえるのは有難いが、『何分』と単位を限定されてしまっては心が急く。 焦りを滲ませながら何と答えて良いのか考えあぐねていると、今度はリヴァイが自分のシャツのボタンに指を掛けた。 「……冗談だ。そうだな、確かにお前だけ脱がすってのも理不尽な話だ。…俺も脱ぐ」 「え、えぇ!?」 そして吃驚するエレンの前で、口角を持ち上げたリヴァイが素早くボタンを外し始めた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/408
409: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:33:22.18 d そのままシャツを脱ぎ、ベッドの隅に無造作に放る。 当のエレンは唖然としたままその様子を見詰めていた。 (すげぇ…俺と、全然違う…) いつもは服の下に隠されている完成された肉体美に思わずエレンが息を飲む。 盛り上がった胸筋、割れた腹筋、逞しい上腕筋、自分との差異をまざまざと見せ付けられて男としての矜持が微かに痛んだが、それ以上にこの身体に今から抱かれるのだと改めて認識した瞬間、身体の奥底から得体の知れない感情が湧き上がる。 それはまさに『欲情』と呼ばれるものだった。 同性の裸体など今まで数え切れない程見て来たが、そのいずれに対しても羨望こそ抱いた事はあれども、魅了された事は一度も無い。 「先に、下も脱どくか?」 「い、いえ…!いいですっ!」 リヴァイの上半身に見惚れている間に、自身のベルトのバックルに及んだ彼の手に、我に返ったエレンがぶんぶんと首を激しく横に振る。 見てみたいという好奇心が頭の隅にちらついたが、エレンは無理矢理それを打ち消した。 自分が先に脱げば自分の決意も固まり易いだろうという配慮からの発言だろうが、それはきっと逆効果になるという確信があった。 それに、これ以上彼に手間を掛けさせるのは流石に申し訳無い。 他の人間が相手ならこんな面倒な手順を挟まなくても、彼の要求に素直に応じただろう。 難無く先の手順へ至っていた筈だ。それがひどく心苦しかった。 主導権を握っているのは間違い無く彼だ。だがそれを無理矢理行使する事はせず、自分の心の準備が整うのを待ってくれている。 何処までも揺るがないリヴァイの厚意に、今度こそ腹を括る決意をしたエレンが、彼の身体におずおずと手を伸ばす。 「あの、俺も…リヴァイさんに、触っていいですか?」 リヴァイの胸元に視線を留めたまま、エレンがか細い声で呟く。 ほんの僅かの沈黙の後「あぁ」と短く硬い了承の言葉が返って来た。 リヴァイの顔を見返せないまま、筋肉で膨らんだ彼の左胸にエレンが掌をそっと合わせた。 心臓の鼓動が、胸板を忙しなく叩いている。明らかに正常の域を越えた速さのそれに、エレンが瞠目する。 落ち着き払ったその表情とは裏腹に、彼の心が平穏では無い事を、それが如実に物語っていた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/409
410: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:33:27.07 d 弾かれたように顔を上げた瞬間、リヴァイがエレンの手を掴み、次いで肩を抱いてそのまま自分の方へと強引に引き寄せた。 「リヴァイさん…?」 「……緊張してるのは、俺だって同じだ」 思いがけず耳に吹き込んで来た彼らしくない本音に、エレンが重ねて驚く。 片腕で抱き込まれたまま見返す事も出来ずに瞬きばかり繰り返していると、今度は両腕できつく抱き締められた。 「緊張って、何で…?」 「…お前を傷付けたくない。お前に嫌われたくない。お前を失いたくない」 それなりの場数を踏み、主観的には判断が難しいが、ある程度の知識も技術も備えているつもりでいた。 少なくとも、事後に至るまでの過程を辿る事は出来る。 それが今はどうだろう、心底惚れた相手前に、初めて行為を経験する少年のように心許無い。 幻滅されないだろうか、満足させる事が出来るのだろうか、行為の後も同じ台詞を囁いてくれるだろうか。 するとエレンが「きらいになんてなりません」と、リヴァイの腕の中で頼りなく首を振った。 「…ずっとずっと、大好きです。逆に俺の方が、嫌われそうで、こわい」 「それこそ有り得ねぇ話だ」 「だって、俺、リヴァイさんに何もしてあげられない…」 一度は引っ込んでいた涙が、再びエレンの瞳から溢れ出す。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/410
411: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:33:52.57 d 彼を幸せにする為のものを、何ひとつ持たない。 与えられた数々のものを、返す事すら出来ない。 唯一捧げられるこの身体も、彼が抱いて来た誰よりも、見栄えも感触も遥かに劣るだろう。 「俺は、何も持ってないただのガキです、だから」 ぽろぽろと落ちる涙を肌に感じながら、リヴァイが彼の中に潜む苦悩の深さを知る。 エレンが何も持っていないとは思わない。 そして自分は、この恋愛で見返りを得たい訳ではない。 心底惚れた相手が振り向いてくれた奇跡、それだけで十分だった。 卑屈になりがちの彼に、これから少しずつそれは教えていけばいい。 「何かしたい、なんて思わなくていい。ただ、俺の傍に居てくれ。それだけで俺は十分幸せだ。………頼むから、この先も俺から離れないでくれ」 「こんな俺で、いいんですか…?本当に…?」 「馬鹿だな、お前がいいんだ。お前以外、何も欲しくない」 相手の全てを求めて止まない、こんな胸を焦がすような恋は知らない。 乱されてばかりの感情に、自分でも戸惑うばかりだ。今までは何事にも、冷静に対応して来た筈なのに。 一旦身体を離してそのまま顔を近付ければ、その切実さに胸を打たれたエレンも、応じるように双眸を瞼の裏に隠した。 深く唇を合わせて自重を掛けながら、エレンの身体をシーツの上に沈めた。 そうして優しく丹念に肌の愛撫を再開し、今度こそズボンと下着を脱がせて床の上に落とす。 若干の強張りは見られたものの、エレンは大人しくリヴァイに身を委ねている。 現れた性器は興奮の程を表すように、先端から透明な雫を零しながら緩く立ち上がっていた。 思わず見入っていると、「あんまり見ないで下さい…っ」と羞恥に淀んだ非難の声が届く。 リヴァイは思わず苦笑を漏らし、まずは秘部を広げる為に指を数本、自らの口に含んだ。 男は女のように、愛液で濡れる事は無い。だが潤滑剤となるローションもゴムも、残念ながら今は手元に無い。 そして短時間で思案した結果、この方法に着地した。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/411
412: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:33:56.48 d 「指入れるぞ、気持ち悪いかも知れんが少し我慢してくれ」 「は、はい…っ、ん…っ」 唾液で濡らした指先を擽るように動かしながら、やがて固く閉じたままの蕾に1本だけを潜り込ませる。 中は想像以上の窮屈さだった。 否、エレンの身体に過剰に込められた力が、更に道を狭めているのだ。 侵入を阻まれながらもリヴァイは根気強く中を解し、所謂『前立腺』と呼ばれる部分を探る。 「ひぁっ、あ、そこ、何…っ?」 ある一点を掠めた瞬間、びくん、とエレンの身体が一際大きく跳ねて、漸く見付け出したそこをリヴァイが重点的に嬲る。 「あっ、やぁッ、そこ、いや、だめっ、あ…!」 「前立腺だ。ここを突いたら、男でも気持ち良くなれるらしい。調べたのなら、お前も知ってるだろう?」 その名称は勿論以前から知っているし、男同士のセックスにおいて重要な器官である事も最近知識として得たばかりだが、刺激を与えるだけでこんなにも狂おしい程の快感を得られるとは思わなかった。 「…気持ちいいか?エレン」 「い、です…っ、あんっ」 耳元で囁かれるリヴァイの声が媚薬の様に、エレンの脳髄を侵す。 「あ、あ…っ、ふぁ、ん…っ」 覗き込んで来るリヴァイの輪郭が溶けていく。左右に開かされた下肢が、声を漏らす度に宙で揺れる。思考が急速に白んでいく。 口を塞ぐ事すら億劫になり、高まる一方の絶頂感に流されるまま喘いでいると、ちゅぷん、と音を立ててリヴァイの指が引き抜かれた。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/412
413: 名無し草 (スプッ Sd9f-G+K4) [] 2016/04/06(水) 02:34:22.98 d エレンは気付かなかったが、いつの間にかリヴァイの指は3本に増やされていて、広がされた内壁が名残惜し気に蠢いて彼を誘う。 エレンの中心は反り返り、先端から滲む蜜が腹部に点々と滴り落ちている。 とても性行為に一度も及んだ事の無い、15歳の子供の反応とは思えなかった。 淫靡な表情は絶えずリヴァイを煽り、その無垢な容貌の下に潜んだ素質の高さに、密かに内心で感心する一方だ。 精神的にショックを受けるかも知れないと、今回は性器に口を付ける事はしないつもりだった。 だがその色香に当てられて、吸い寄せられるように銜え込んだ瞬間、「ひ…!!」と引き攣れた悲鳴が漏れた。 「ふぁ、いやっ、やだ、そんなとこ、きたな…っ、ひ、あぁっ…!!」 咽び泣きながらエレンが必死に訴えて来ても、リヴァイはそこから頑なに唇を離さなかった。 足を動かして示した抵抗も、両手で難無く抑え込む。 男への口淫など、相手がエレンでなければ一生経験する事はなかっただろうと本気で思う。 幾ら場数をそれなりに踏んでいるとはいえ、リヴァイとしても初めて同性と交わすセックスは手探りの状態だった。 少しでも気持ち良くなって欲しい、その一心で唇と舌を巧みに動かす。 「だめ、だめっ、リヴァイさん…っ、んぁっ、いやだっ、あ、やぁあっ」 絶え間無く溢れ出て来る蜜を湧き出る唾液と共に飲み下しながら、いつの間にかもっと泣かせたいという加虐心が混じり始めた事に気が付いた。 リヴァイの理性を痺れさせる程、初めて目の当たりにするエレンの媚態はこの上無く刺激的だった。 「も、いく、いく、くち、はなして…っ、あっ、おねがい…ぃっ」 千切れんばかりに首を振るエレンからの要求を無視して、リヴァイは彼を追い詰めに掛かる。 http://shiba.5ch.net/test/read.cgi/nanmin/1459819775/413
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