[過去ログ] 吹替ファン集まれ〜【PART206】 (1002レス)
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101: (香川県) 04/16(火)01:15 ID:A6i7ho6U(1/4) AAS
>>78
それこそLOTRのサルマンやSW新3部作のドゥークー伯爵とか。若山もリーと同様に王族及び貴族的な役柄が似合うから私も若山のリーを
一度でも良いから拝見・拝聴したかったよ。
コネリーもそうだけど、リーも地声は可成りの低音だから同様に重低音ボイスの若山ならコネリーと同じ様にリーの吹替も熟せていたろう。
若山も同世代の大木民夫や家弓家正と同様にアメリカの俳優よりもイギリスの俳優を吹き替える機会が多かった様に思える。
勿論この3人はアメリカの俳優も数多く吹き替えていたけれど、今思えばイギリスの俳優の吹替の方が強く印象に残っている。
そう考えてみるとこの3人の吹替も何処と無くアメリカ風と言うよりもイギリス風と言えるのかも知れないね。
特に晩年に為ると3人共、アメリカのメジャーな映画会社が製作した大規模な超大作のシネスコの大画面に映える芝居と言うよりも
イギリスの古式ゆかしい古典的な劇場で上演される古典劇の芝居を彷彿とさせる表現をしていたと見受けられる。特に大木と家弓は。
納谷悟朗も若し80代以降も声質や声量の衰えが無ければ上記の3人と同じ様にイギリスの古典風の芝居を表現していたかもね。
省1
103: (香川県) 04/16(火)06:05 ID:A6i7ho6U(2/4) AAS
>>56
テレ朝版は戸田のフォスターや石田のホプキンスは勿論だけど何と言っても家弓家正のスコット・グレンが最高と言って良い程の出来栄え。
非常に高い教養と知性に裏打ちされた博識豊かでそれでいて機敏な行動力に溢れたベテラン捜査官を実に巧みに表現している。
VHS版の有川博やDVD版の有本欽隆も夫々独自の芝居で表現しているものの、家弓には他の追随を許さない程の気高い気品が感じられる。
リーやサザーランドの時もそうだったけれど、本作に於いても家弓は独自の所謂貴族的な気品を遺憾無く発揮し、情感豊かに表現している。
他作だとマクシミリアン・シェルを吹き替えたヴァンパイア 最期の聖戦も家弓の貴族的な芝居を語る上では外せない。
枢機卿と言うカトリックの高位聖職者を溢れ出んばかりの気品を醸し出して、それと同時に悪役たるラスボスとしての存在感も出している。
更には老齢故に自らの死を恐れる余りに吸血鬼の永遠の命を欲する様に為り、悪夢に魂を売り渡して主人公達を平然と裏切る程の悪役振り。
1961年度のアカデミー主演男優賞受賞者でも有る名優シェルの吹替を此処迄巧みに表現した役者を私は家弓以外には知らない。
シェルがオスカーを受賞したニュールンベルグ裁判では羽佐間が、トプカピでは悟朗が、大帝ピョートルでは津嘉山がシェルを吹き替えた
省4
106: (香川県) 04/16(火)08:39 ID:A6i7ho6U(3/4) AAS
>>57
この頃岩佐は演出の福永と組んだ作品が多い。
コッポラのドラキュラもVHS版は福永と岩佐の共作だった。
テレ朝版では今尚このスレでも高く評価されているたかしまちせこが訳しているけれど、小川の訳よりも余り面白く訳されていないの?
たかしまと言えばトゥルーライズのフジ版でもソフト版以上に面白く訳していて、今も高く評価されているけれど本作では違ったのかい?
私が拝見した限りでは3種類の吹替版の中では一番手堅く、且つ躍動感に富んだ翻訳に仕上げられていたと感じたのだけど。
テレ朝版もVHS版に引き続いて福永が演出を担当しているけれど、何か違いは見受けられた?
この頃の福永作品には有川もそうだけど、井上喜久子も常連としてよく出演していた。
喜久子も福永だけでは無く、蕨南の作品の常連でも有ったけれど、この事に関して何かインタビューで述べた事は無いのだろうか?
本作の半年前にはTBSの水曜ロードショーで放送されたジョーズにも鮫の第1犠牲者の少女役で出演していた。演出は勿論福永だ。
省2
114: (香川県) 04/16(火)16:44 ID:A6i7ho6U(4/4) AAS
>>61
80年代以降、特にアニメ系の声優がアイドル化して行く中でファンとの関係が次第に御友達感覚に為って行ったのも原因の1つと思われる。
社会通念として当たり前の常識だけどプロの仕事で有る以上は矢張り厳しい目で見極めなければ、作品や役者としての本質は見抜けないよ。
それに幾ら名だたる大ベテランと言えどどんな作品や役柄でも常に後世に残る様な名演を披露している訳では無く、
それこそ納谷悟朗や中村正、田中信夫の様に加齢や病気やその治療に因る声質や声量の衰えで芝居が拙いものに為る事は幾らでも有り得る。
富山も仮に今も健在だとしても我々のよく知る彼の声質や声量が現在も尚、維持出来ているかと聞かれたら正直な話微妙な所だ。
富山も健在なら既に85歳だ。今も現役だとしても矢張り年相応の声質や声量の衰えは避けては通れなかっただろうな。
彼と同世代の野沢那智や内海賢二も健在なら同じ傾向が有ったと見ても決して不思議では有るまいて。例え2人共健康で有ったとしてもだ。
勿論、今挙げた6人もそうだし、他の役者達も皆プロ意識の塊の様な人達だから私が今更話題にしなくても熟知していただろうよ。
17年前にトランスフォーマーが最初に実写化された際に自ら志願してメガトロン役を降板し、勝部演之に役を譲った加藤精三が正にそうだ。
省4
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