[過去ログ] 【ファンタジー】ドラゴンズリング2【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net (368レス)
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10: ◆KxUvKv40Yc 2017/01/06(金)08:05 ID:H9lZqN73(1) AAS
>9
ではよろしく頼む! ミライユ殿がうまく誘導してくれたな!
11: ◆ejIZLl01yY 2017/01/06(金)19:31 ID:07vFe33q(1/5) AAS
っと、そう言えばあの女の子は大丈夫かな?
あの歳であんな馬鹿でかい魔物に襲われたんだ。さぞや肝を冷やしただろう。
私があの子だったら多分ちびってたね。

えーと……うん、もうお母さんと会えたみたい。
逃げる時に手を離しちゃったのか、泣きながら謝ってる。
ろくに息も出来ないんじゃないかってくらい泣いてるせいで、逆に女の子が慰めてるよ……。
アンデッド系の魔物が出て来るダンジョンとかでも、自分よりビビってる人がいるとなんか冷静になるって言うよね。
トレジャーハンターは基本ぼっちなのでそういう感覚、私には分かりませんがね!

ま、あの感じなら私が首を突っ込む必要はなさそう。

なんて感じでちょっとした満足感を得て前を向き直すと、ミライユさんが目の前にいた。
省11
12: ◆ejIZLl01yY 2017/01/06(金)19:33 ID:07vFe33q(2/5) AAS
>そういうことですから、もしソレを"失くす"などということがあれば、「組織を抜けた、裏切った」ということになりますので、
 くれぐれもご注意を。勿論、持っていて犯罪を犯しても同じです。私、仲間割れって、嫌い、なんですよ〜」

「……やだなぁ!やっと冒険者になれたのに失くす訳ないじゃないですか!もー!」

……なんて一瞬でも思った私が馬鹿だったね、こりゃ。

レンジャーの訓練を積んだ私の前で、殺気を隠そうともしないのは、見くびられているからかな?
それとも隠そうとして、それでも隠しきれなかった?
さっきは失礼だからって言葉にしなかった事を改めて書き留めておこう。

ミライユさんはまるで、感覚の鋭い獣か魔物のようで、怖いのだ。
私を見下ろす彼女の眼に宿る光を、私は見た事がある。
ダンジョンの奥底で、何度も……アレは知性ある魔物が、矮小な獲物へと向ける殺意の光だ。
省27
13: ◆ejIZLl01yY 2017/01/06(金)19:36 ID:07vFe33q(3/5) AAS
察しのいい人はもう分かっただろう。
私達レンジャーは、そのマナの風景に溶け込むように、魔力の迷彩布を被るのだ。
なにしろ空間そのものと同化するから、今の私は例え視界に映っていても、気付けない。
路傍の石ころ同然だ。
この世界の何処かにある和国出身のレンジャー、ニンジャ達はこのスキルが凄い上手で、固有の別スキル扱いまでされてるとか。
あ、勿論足音や呼吸にも気を使ってますよ?そこは基礎中の基礎。

ちなみに一流のアサシンともなると、そこにいると言われてもなお、目を凝らしてやっと見えるくらい。
おっぱい揉まれても反応が一瞬遅れるレベル。あの先輩はいつか絶対ぎゃふんと言わせてやる……。
まぁ流石に私はそこまで上手くは隠れられません。
が、こんだけ人がいれば問題ないね。木が隠れるなら森の中。
省25
14: ◆ejIZLl01yY 2017/01/06(金)19:37 ID:07vFe33q(4/5) AAS
もう一つは……実力を知ってもらう為だ。
不意の突けないレンジャーとか、ねえ?
その点ではさっきの私はかなり上手く出来た気がする!
この人達もかなりの手練っぽいけど、最悪でもちょっとビクッとくらいは……したよね?ね?
私みたいな村娘Aはかなり背伸びしないと舐められがちなのです。

「あ、もしお宝があっても、それはそっちの取り分で構いません!
 私一人じゃそもそも深い所まで行けないだろうし、
 強くなった魔物の素材も結構な価値が出そうですしね」
 
これは特に嘘偽りなく本当。
省30
15: ◆ejIZLl01yY 2017/01/06(金)19:38 ID:07vFe33q(5/5) AAS
そんな感じでとりあえずパーティ申請送りました
ふと気づいたけど私も結構怪しい奴だこれ!
16: ジャン ◆9FLiL83HWU 2017/01/07(土)16:57 ID:AenxSHOl(1/3) AAS
名前:ジャン・ジャック・ジャンソン
年齢:27歳
性別:男
身長:198
体重:99
スリーサイズ:不明
種族:ハーフオーク
職業:冒険者
性格:陽気、もしくは陰気
能力:直感・悪食
省10
17: ジャン ◆9FLiL83HWU 2017/01/07(土)16:58 ID:AenxSHOl(2/3) AAS
>「ソルタレクの冒険者ギルド……か。まあ適当に話を合わせてくれ」

小声で返ってきた返答に、小さく頷いてティターニアの後ろへ一歩下がる。
二人は護衛対象と護衛という関係である以上、ジャンは必要以上に声を出す気にならなかった。

そうして二人の会話を眺めていると、どうやらこのミライユと名乗った女性もこちらに同行してくるようだ。
武器の腕前は問題なく、魔術の扱いにも慣れている。

>「ジャン殿もよいな? さっきの戦いぶりを見ておっただろう、きっと頼りになるぞ」

「ああ、俺としても歓迎だ。魔術も武器も使える奴ってのは貴重だからな」
省33
18: ジャン ◆9FLiL83HWU 2017/01/07(土)16:59 ID:AenxSHOl(3/3) AAS
「ティターニア、レンジャーってのは一人いるだけで安定するもんだ。
 魔術に頼った偵察が罠を見抜けずに踏み抜いた、なんて例はたくさんあるんだぜ」

いかに職業としてのレンジャーが有用であるかをティターニアに語っていると、ふと腹の音が鳴った。
昼に屋台でイモガエルのもも肉串を食ったばかりのジャンではなく、ティターニアでもないようだ。
ラテでもなかった。では誰かというと……

>「……はッ!」

分かりやすく顔を赤く染めている。刺客とは思えないほど感情を表に出すミライユに、ジャンはもしかすれば
刺客ではないのでは、と思い始めていた。

>「では、早速ですが、腹ごしらえでもしながらゆっくり語らうとしましょう。
今晩に限り、ティターニア様たちの分は、私の方でお出ししますので、お気になさらず」
省15
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(1): ◆ejIZLl01yY 2017/01/07(土)19:43 ID:sAdh7jqa(1) AAS
(この人用途が分からない他人の装備は全部鈍器扱いしてる・・・?)
20: 2017/01/07(土)22:44 ID:rCRuv5O1(1) AAS
>>19
黙ってろ
21: ティターニア ◆KxUvKv40Yc 2017/01/08(日)21:27 ID:+bm/sbWr(1/7) AAS
>「いえいえ、こちら側が勝手に視察を行っただけですから、私についてはお構いなく。
ギルドでは有名ですよっ! 特にマスターの部屋なんかにはティターニア様の……あっ」

世の中には部屋中に好きな吟遊詩人の肖像画を貼る人種も存在するがその類だろうか、と思うティターニア。
少し気にはなるも、うっかり口を滑らせたようだったので詮索はしないことにした。

>「ああ、俺としても歓迎だ。魔術も武器も使える奴ってのは貴重だからな」

おおかた意図は伝わったようで、ジャンもミライユの同行を承諾した、その時だった。

>「どーもこんにちわ!お話中にすみませんが今、洞窟の話をしてましたよね!」
省17
22: ティターニア ◆KxUvKv40Yc 2017/01/08(日)21:31 ID:+bm/sbWr(2/7) AAS
閑話休題――ラテと名乗った少女は、自分の目的地もテッラ洞窟だと言って、同行を申し出てきた。
只でさえかなり怪しい人物の同行を承諾した直後であり、ついでではないが心理的ハードルが下がっている。
その上密やかに行使されたヒュミントの効果もあり、ジャンがかなり承諾の方向に傾いている。
増してや――本人に自覚は無いが端から見ていればもうお気づきであろう。
ティターニアは可哀そうな子どもや危なっかしいドジっ娘や健気に頑張る若者には滅法弱い。

「我はティターニア。以後よろしく頼む」

ティターニアはラテの作戦の前にあっさり陥落した。効果はてきめんだ。

>「ティターニア、レンジャーってのは一人いるだけで安定するもんだ。
 魔術に頼った偵察が罠を見抜けずに踏み抜いた、なんて例はたくさんあるんだぜ」

「うむ、高度な魔術罠を見破れる魔術師が超単純な物理罠を見抜けるとは限らぬからな。
省24
23: ティターニア ◆KxUvKv40Yc 2017/01/08(日)21:36 ID:+bm/sbWr(3/7) AAS
「ほほう、ミライユ殿はたくましい男性が好みか。
ああ、念のため申し添えると我とジャン殿は別に恋人関係というわけではないゆえ遠慮しなくても良いぞ」

学園のある種のサークルが作る自主制作の薄めの冊子の中ではそのようなジャンルも確立されているが
実際にはそのようなカップルが成立するのは非常に稀と思われる。
ただでさえエルフが他の種族とカップルになるのは珍しいというのもあるが、それに加えて。
これまで旅をしてきてなんとなく分かったのだが、どうやらエルフとオークでは美的感覚が決定的に違うようだ。
エルフが一般的に美しいとされるのは人間から見た時の話であり、そういう美的感覚を持つ人間が比較的多いからに過ぎない。

>「ちなみにうちのマスターはここまで太くないですが、
力はもう、すっごいんです! この前の暴動のときもすごい活躍をして、五十人斬り?をやっても、全く動じてませんでした。その晩マスターは……」

話を聞いていると、どうやらミライユは冒険者ギルドのマスターなる人物に心酔していることが分かってきた。
省8
24: ティターニア ◆KxUvKv40Yc 2017/01/08(日)21:42 ID:+bm/sbWr(4/7) AAS
さて、取ってある部屋は4人部屋であった。
特にミライユには警戒は必要になるが、いい方向に考えれば話すことで人となりを見極める良い機会でもある。
本当なら学園に寄って挨拶がてら報告もしたいところだが、後をつけられでもして今の時点で核心に気付かれてもよろしくない。
いつのも伝書フクロウ便でまあいいか――ということで、そのまま泊まることにした。
とはいえ、寝るにはまだ早い。
皆がひと段落ついた頃、ティターニアは自分のベッドのふちに腰かけ、学者の間で一般的に知られている知識の範囲で話し始めた。
一応ミライユからインタビューを受けるという名目になっているのと、こちらもミライユ達の反応を見るのも兼ねて、だ。

「我の専門は考古学でな、と一言でいってもまあ節操のないもので世界の謎を解き明かす学問、とでも言おうかな。
この世界と魔力や魔術は切り離せぬものであるゆえ魔術学園でも研究対象となっておるわけだ」

「我々の業界で今アツい話題と言ったら当然古竜の復活――
省15
25: ◆KxUvKv40Yc 2017/01/08(日)22:25 ID:+bm/sbWr(5/7) AAS
【一応テンプレ】

名前: ティターニア・グリム・ドリームフォレスト(普段は名字は非公開)
年齢: 少なくとも三ケタ突入 外見は若いが醸し出すオーラから年齢不詳な印象も受ける
性別: 女
身長: 170
体重: 52
スリーサイズ: 全体的に細身(エルフの標準的な体型)
種族: エルフ
職業: 考古学者/魔術師
性格: 学者らしく思慮深くもあるが本質的には大物か馬鹿か紙一重
省19
26: ◆KxUvKv40Yc 2017/01/08(日)22:26 ID:+bm/sbWr(6/7) AAS
【ついでにラテ殿のも】

名前:ラテ・ハムステル
年齢:18
性別:女
身長:153cm
体重:54kg
スリーサイズ:わりと健康的
種族:人間
職業:トレジャーハンター兼行商人
性格:リアリストになりたいなぁと常日頃から思ってるお人好し
省20
27: ◆KxUvKv40Yc 2017/01/08(日)22:27 ID:+bm/sbWr(7/7) AAS
『未鑑定投射武器【不銘】』
町に持ち帰って色々調べても未鑑定なままの武器。弓のような銃のようなパチンコのような?
間近で見ても輪郭がはっきり捉えられない。少なくとも私にはわかんない
でも未鑑定って事はつまり色んな可能性を秘めてるって事で、この武器はなんでも投射出来る
ちょっとお高い鑑定士に頼めばハッキリしそうだけど、鑑定が難しいって事は最悪とんでもなく呪われてるって事
呪われてるかどうかも未確定のままにしときたいからこのままでいーや

『呪われた予言の石版』
宝箱に『此処に古の預言者ナビィの遺した滅びを封じる。無知である事は、未知である事。その未来決して知るべからず』
とか書かれてた。知るべからずなら残さなきゃいいじゃんと思ったんだけど、この石版割れないの。なんで知ってるって?落っことしたから
ともあれこの石版は凄く頑丈なので、私は刻まれた文字に留め具を合成して盾にリメイクしました
省11
28
(1): ミライユ ◆6Nqsyb3PfY 2017/01/09(月)01:52 ID:TGmddEgC(1/5) AAS
(……ん? あれは……)

先ほど別れたはずの1188番のラテ・ハムステルの気配がミライユの横にスライドし、
一瞬でティターニアの正面へと移動する。
ミライユはそれを目線だけで追っていった。

(へぇ……あの女、なかなかの使い手じゃないですか)

>「なので……もし良ければ私もそちらのパーティに混ぜてもらえませんか?」
「あ、もしお宝があっても、それはそっちの取り分で構いません!
 私一人じゃそもそも深い所まで行けないだろうし、
 強くなった魔物の素材も結構な価値が出そうですしね」
 
省28
29: ミライユ ◆6Nqsyb3PfY 2017/01/09(月)02:56 ID:TGmddEgC(2/5) AAS
>「このジャン殿は気は優しくて力持ちを地で行くとてもいい奴でな――
我は一応研究費を貰える身ゆえジャン殿には臨時助手ということで護衛をしてもらっておる。
……といっても上司部下といった堅苦しい関係ではない」
「ほほう、ミライユ殿はたくましい男性が好みか。
ああ、念のため申し添えると我とジャン殿は別に恋人関係というわけではないゆえ遠慮しなくても良いぞ」

「勿論、たくましい男性が好みです! ただ、私は、先約がありますので、別にお付き合いしたいとかでは……
お二人ともやっぱり付き合うならたくましい男性が良いですよね、ね!?」

ティターニアとラテの両方の顔を見合わせながら、ジャンに笑顔を返す。
ジャンが食事をしにくそうにしているので、腕から手を離した。

(なるほど、良いことを聞きました。つまり、ティターニアの彼氏でもなければ、
省24
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