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【ファンタジー】ドラゴンズリング2【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net (368レス)
【ファンタジー】ドラゴンズリング2【TRPG】 [無断転載禁止]©2ch.net http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/
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73: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/14(土) 22:25:41.94 ID:L8dnFEyf 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/73
74: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/14(土) 22:28:31.84 ID:L8dnFEyf 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/74
75: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/14(土) 22:28:46.25 ID:L8dnFEyf 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/75
76: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/14(土) 22:29:04.54 ID:L8dnFEyf 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/76
77: ◆ejIZLl01yY [sage] 2017/01/14(土) 23:13:02.55 ID:Zx5dZlfu レンジャー達の朝は早い。 理由は色々あるけど、まぁ単純にパーティを組めば奇襲警戒を任される私達がすやすや寝てたらまずいでしょ。 それに単独行動の時も、場合によっては森や敵地やダンジョンの中で何日も過ごす事になる。 そんな中で一睡もしないのはかえって危ない。 睡眠不足と空腹はどんな英雄にも通じる最強の状態異常ですからね。 かと言ってそんな危険な場所でぐっすりおねんねしてたら、そのまま永眠する羽目になる。 だからレンジャーは睡眠一つにも結構な訓練を積む。 どんな訓練かって、ただの反復練習だけどね。 つまり寝てる時に密かに接近されたり、攻撃されたり。 弱い雷の力を込めた魔法具は、攻撃されても怪我はしないけどめちゃくちゃ痛い。 そんな事を繰り返していれば、その内僅かな気配ですぐに目を覚ませるようになる。 人間の環境適応能力ってすごい。 だから昨夜ミライユさんが私に何かするつもりだったのも、分かっていた。 『うーん……もうおやすみしたでしょ……流石に二人に怒られますよ……むにゃ……』 分かった上で、私はそう返事しておいた。 だってジャンさんティターニアさんの傍で私を殺そうとする事は、まずないと言っていいもん。 あの状況で、私がどんな形であれいなくなったり、死んだりすれば、今後の『仕事』がやりにくくなるでしょ。 昨日、ミライユさんの様子を見ていて分かったのは、彼女は「主導権の取りたがり屋さん」だって事だ。 だから私みたいな、別のギルドに所属している人間にも会員証を押し付けるし、 自分の仕事が絡まない、立場的に強く出ても平気な、つまりこれまた私みたいな相手には脅しをかけてみたりする。 まっ、なんていうか分かりやすいよね。 可哀想だけど、そういうやり方もレンジャーの領分。対策は簡単なのです。 つまり、てきとーにいなして構わなきゃいい。 反応しても疲れるだけだもん、そういうの。 書き方がちょっと刺々しくなっちゃったけど、許して欲しい。 私は誰かと反目したり争ったりするのは好きじゃないけど、 だからと言って私を踏みにじりたいだけの人間にずっと敬意を払えるほど愚かでもない。 ……って割り切れればいいんだけどなぁ。 仲良く出来ればそれに越した事はないよなぁ。 うーん……もやもやする。 まぁ、もっと長い時間を共にすれば、まだ見えてなかった一面も見えてくるかもしれないよね。 そうである事を祈ろう。 ……それにしてもぶっ殺すぞはちょっとチープ過ぎるのでは。 脅しにしたって、なんかもうちょっとあったと思うんだけど……。 だけど、チープであるって事は、平凡って事。 彼女が平凡な、何かちょっと、ボタンの掛け違いが一つ心の中にあるだけの、どこにでもいるような女の人なら。 それはきっと素晴らしい事だ。……そうである事を、祈ろう。 昨日目にした、ミライユさんの、人らしい側面が……全て偽りだとは、私は思いたくない。 なんて事をベッドの上で丸まりつつ考えていたら、その内ジャンさんとティターニアさんも起きてきた。 そして軽い朝食を取って、私達一行はテッラ洞窟へと出発したのでした。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/77
78: ◆ejIZLl01yY [sage] 2017/01/14(土) 23:14:38.28 ID:Zx5dZlfu >「ユグドラシア導師、ティターニアだ。近頃強いモンスターが出現するようになったと聞き馳せ参じた」 「……ユグドラシア導師!?えっ、嘘、めちゃくちゃ偉い人じゃないですか!」 話の流れからなんかすごい人なんだろうなーとは思ってたけど、これは流石に予想外。 ユグドラシアは説明するまでもないよね。アスガルドの繁栄はあの学園があってこそと言ってもいい。 あらゆる魔法学の最先端を往くあの学園の、導師様って! という事はもしかして、この洞窟に潜るのもフィールドワークの一環とか? 「という事はもしかして、この洞窟に潜るのもフィールドワークの一環とか!?」 気になったので聞いてみた。だって気になるじゃん。 「専門は……確か考古学でしたよね!それって環境魔法学とか、古代魔法とかについても調べたりするんですか?」 気になる気になる!すごく気になる! こういう時私はちょっと自制が利かなくなっちゃう。でも気になるものは気になるんだもん。 ……あれ?環境魔法学ってご存じない?あー、普通に生活してる分にはあんまり馴染みがないもんね。 まぁ読んで字の如しなんだけどね。環境魔法学ってのは、環境を利用した魔法について調べる学問です。 と言っても、ただ単に植物や鉱物を触媒にした魔法って意味じゃなくて、もっと大きな環境。 例えば大規模な召喚魔法を行う時とかって、人の力だけじゃ到底力不足で、だから星の巡りを利用するの。 星という無数の力の塊が夜空に描く魔法陣を用いて、やっと魔法が行使出来る。 星じゃなくて地脈を利用したり、大昔に生きていた巨大な魔物の亡骸の側で儀式をしたりってパターンもあるね。 まぁそんな感じで、なかなかお目にかかる機会の少ない魔法学なのです。 でも他のどんな学問にも負けず劣らず、すごく偉大な学問なんですよ。 なんでそんなマイナーな魔法学を知ってるのか? ……いや、その、実家が神学者の家系でして。 嘘じゃないよ!ティターニアさん達に聞かれても同じように答えられるし!いやホント。 まぁそれに、夜空に敷かれた魔法陣も、地の底に流れる力の祝詞も、古き偉大な生物の遺骸も、 丸ごと盗み出すには大きすぎるけど、素晴らしいお宝だもん。 トレジャーハンター的には注目度の高い学問なんです。はい、この話はここでおしまい! と、不意に洞窟の中から轟音……だけじゃない、小さな地震も起きてる。 >「ああ、またですね……」 「初めてではないのか……?」 「はい、少し前から段発的に。次第に感覚が短くなってきているようで……」 「……これは、いよいよ怪しいですね。匂いますよ、お宝の匂いがします」 地震や火山の噴火が何故起こるのかは諸説ある。 そしてその中には神や精霊の昂ぶりとか、大きな力が流れすぎて一時的に詰まった地脈が原因とか、 トレジャーハンター的にはピンと来るような説もあるのだ! しかも地震の頻度が増してきているって事は原因である何かの力も高まり続けているって事。 つまり自然発生的な地震ではない……これは絶対何かあると見たね! それが昨日、ティターニアさん達が話題に上げた指環なのかは分からないけど。 まーでもあのタイミングで話題にするって事は何かしら意味があるんじゃないかな。 ミライユさんも指環って単語にすごい反応してたし。 「じゃ、先行しますね……って言っても、まぁとりあえずは普通に奥を目指す事になりますけど。 ……くんくん。うーん、マナの流れはまだ感じ取れないかな」 ……え?何を当たり前のように匂いを嗅いでるのかって? http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/78
79: ◆ejIZLl01yY [sage] 2017/01/14(土) 23:15:19.43 ID:Zx5dZlfu 「もし魔物達を凶暴化させてる魔力の源が、どこかに隠された地下都市にあるなら、 どこかからその魔力が漏れ出てきていると思うんですよね。あ、進みましょうか」 いやいや、レンジャーたるもの鼻でお宝の匂いくらい嗅ぎ取れなくてどうするの。 これは別に冗談とかじゃなくて、レンジャーズギルドでは六感を鍛える訓練を積まされます。 私の場合は、五感を第六感で補う訓練。 二十四時間ずっと目隠しをさせられて、その状態でギルド内を自由に歩き回れるようになるまで外せないの。 当然そんな事、匂いを嗅ぐとか、音を聞くとか、その程度の工夫では出来る訳がない。 いやマジでしんどかったよ。訓練だから先輩達もわざと体をぶつけたり、急に大声で呼んできたりする。 トイレに行くだけでもビクビクしなきゃいけなかったし、一時は怖すぎてそのままトイレに閉じ籠もったりもした。 でも出来ないままじゃいつまで経っても目隠しは外せない。 そんな生活を延々続けていると、いつの間にか感覚が鋭くなっている事に気付く。 それは見えないものを感じ取る為に、体が第六感を効果的に使う事を試み始めたから。 その第六感ってのが、つまりは魔力を感じ取る感覚なのです。 訓練が色々とスパルタ過ぎない?って思うでしょ。 でもこれくらい頑張らないと、レンジャーになってもすぐ死んじゃうから、仕方ないんだよ。 レンジャーも、ハンターも、シーフも、アサシンも、スパイも、トレジャーハンターも、 およそレンジャーと呼ばれるクラスは、たった一人、ないし極少数で、大きな相手と戦う事になる職業。 だから徹底的に自分を磨き上げる必要があるの。 ギルドでその為の訓練をしてもらえるのは、正式にレンジャーになって暫くしてやっと分かる。 それは後進への大きな愛情なんだよ。 ちなみにこれはあくまで「出来ない人間が出来るようになる為の訓練」ってのが泣ける。 出来る人は生まれつき、体を動かす為に魔力を使うって事が出来るのです。 魔力と体力が結びついてるって言うのかな。優れた戦士や武闘家が技を放つ時、魔力に似た気配を感じるのはその為。 他にも普通に素の身体能力だけで人外じみてる人もいたり……村娘Aには辛い世界だなぁ。 まぁそんな訳で、私はマナの流れだろうと嗅ぎ取る事が出来る。 「あ、ちょっと待って下さいね。もうちょっと匂いを分かりやすくします」 そう言って宝箱をがさごそ……と取り出したのは沢山の『灯火の杖』。 炎の杖じゃなくて?って思うじゃん? これは込められてる魔法が弱すぎて、炎と言うほどの威力が出せない低レアマジックアイテムなのだ。 でも松明代わりにはなるから回収して売るとそこそこ捌ける。 この手のアイテムは元から篭められていたり、大気中にあるマナを使うから魔力も浪費しないし、洞窟の中でも窒息の恐れがなくて安心。 ここで重要なのは、大気中のマナを使うって事。 この洞窟の中のマナを使って杖に火を灯していけば、大気中のマナ濃度は少しずつだけど薄くなっていく。 そして隠された古代都市があるならそっちとこっちでマのナ濃度差が生まれる。 するとどうなるか。 「……うん、風を感じます。濃いところから薄いところへ流れる、マナの風を」 干しスライムを水に突っ込むとすごい勢いで膨れ上がるじゃん? 理屈的には大体そんな感じ。水があるところから、ないところへ。 後はお化けナメクジに塩をかけるとめっちゃ萎むとか。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/79
80: ◆ejIZLl01yY [sage] 2017/01/14(土) 23:16:38.65 ID:Zx5dZlfu さておき、これでマナ濃度の違う、別の空間の存在があるとはっきりした。 後はマナの風が示す道に沿って進んでいけば……ほーら。 アスガルドで見たオオネズミよりも更にデカいネズミの群れが! ってなんでやねーん! 中にはなんか二足歩行になってるのもいるし……これは良くない。 人間の姿に近づいてるって事は、力だけでなく知性をも手に入れようとしているって事。 洞窟を封鎖するのも納得だね。学生さんが食べられでもしたら、色んな意味で厄介だ。 えー、マナの風は確かにこの奥から吹いてきてるんだけど……私一人ならともかく、全員気づかれずに抜けるってのはリスキーかな。 「……始末しちゃいましょう。もしかしたら、何かを守っているのかも」 何らかの要因で知性を得た魔物や獣が、その源を崇め、守ってるってケースはたまにある。 それは別にマジックアイテムとかじゃなくて……この先の空間そのものかもしれない。 ていうかそうだったら嬉しいんだけどなー。 「私が仕掛けますね。仲間を呼ばれても面倒ですし、上手い事全部仕留めてみます。まぁ、ミスったらフォローお願いしますね」 ラテちゃん特製爆弾を使えばこれくらいはイチコロなんだけどね。 流石に洞窟の中でぶっぱなすのはなぁ。そんなリスクを冒すほど状況も差し迫ってないし。 と言う訳で宝箱から取り出しましたるは、ピックを数本と、ヘブンスパイダーの毒を一瓶と、ショートソードと、んふふふー。 そして私は周囲の風景に自分の気配を同化させた。 先端の鋭いピックは獣の分厚い皮を貫いて、塗りつけた毒を体内に届ける。 一応頚椎を狙ってはいるけど、毛皮で手元が狂っても良くないしね。 ちなみにヘブンスパイダーってのは麻痺毒に長けた蜘蛛のモンスター。 噛まれた獲物は痛みすら感じず、全身がリラックスしたように弛緩して死んでいくからヘブンスパイダー。 この毒は濃縮したり効能を強めるよう調合すれば大型のモンスターにも通用するから結構便利。 刺したピックは抜かない。血の臭いが強くなったらバレちゃうからね。 とは言え……抜かなくても、時間の問題ではある。 ……気付かれた。私の居場所はまだバレていないけど、仲間を呼ばれたらそれだけで私としては仕事は失敗だ。 「まぁ、もう遅いけどね」 そして私は、分厚い皮の鞘に収めたままのショートソードを【不銘】に番え……後方に向かって射ち放った。 あ、勿論ジャンさん達から狙いは外してありますよ……っと、血の噴き出す音。 既にネズミ達の首に括り付けてあったヘブンスパイダーの糸が、ショートソードに強烈に引っ張られ、首を切断したのだ。 さっきのんふふふーはこの糸をぼかしてたのです。 なんでかって?だってその方がカッコよく決まるし……あと、ほら、ネタバレとかよくないし……。 ちなみにヘブンスパイダーの麻痺毒が優れている理由は、糸が強靭だけど伸縮性がなくて、獲物を捕まえるのに向かないから。 だけどこういう用途には大変便利で、毒も糸も優秀だからと、レンジャーの中には捕まえてきて飼育してる人もいるくらい。 私?実はこの宝箱の中には……ふふふ、なーんて。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/80
81: ◆ejIZLl01yY [sage] 2017/01/14(土) 23:17:57.79 ID:Zx5dZlfu さておきショートソードも回収して、これで道は開けた。 「ちょっと前をお願いします。私は一旦、後ろに警報程度の罠を張っときます。 血の臭いで何か集まってくるかもしれませんので」 そんな訳で脆い糸と薄い金属板で鳴子を作り……私は首を失ったネズミ達の死体を見る。 そして未だにその断面から溢れる血を、宝箱から取り出したポーション瓶で回収する。 ……いや、魔物の血って魔法薬の素材として優秀なんですよ。 こんだけ強化された魔物なら、それはそれは強い効能が期待出来るんです。 私にはそれ以外にも、別の用途があるしね。 でも私みたいな小娘が魔物から血を抜いてると大抵の人は変な目でこっちを見てくるの。 つらい。 だからちょっとこそこそとさせてもらいました。 ともあれ、マナの匂いもかなり濃くなってきてる。 「そろそろ、何かありそうな気がするんですけどね。壁とか床とか、 古代都市を隠してるなら魔法的な仕掛けがあるのかも……どれどれ」 【てけとーに話を進める下準備だけしときましたので後はよろでーす】 さーて!またもや余白が沢山だ!純度100パーセントの落書きを見せてやる! ……って意気込んだ時に限ってなんだか書く事が思いつかない。 うーん、うーん……あ、じゃあ今回は魔力を使うレンジャーについてでも。 昨日ティターニアさんがなんか珍しそうに見てたし、 もしかしたら以前に身体的素質だけでやってるレンジャーでも見た事あるのかもね。 さっきも書いたけど、素質がある人は生まれつき魔力をまるで体力のように使う事が出来る。 その結果生まれるのは強烈な身体能力。 言い方は悪いけど、生まれつき体の作りが魔物にちょっと似ている、と表現すると分かりやすいかな。 でも私はそんな才能はこれっぽっちもない村娘Aだったので、色々と訓練を積んだのです。 では本題。そもそもレンジャーと魔力、魔法って、そんなにかけ離れたものなのかな?って所から。 例えばアサシン。 その由来は古くに栄え今でも密教としてどこかに残っていると言われる、とある宗教。 そこでは老人が若者を攫い、山中の楽園で秘薬を振る舞い、極楽を味わわせ……目が覚めたら若者は下界にいる。 そして懐には人名と、「楽園に戻りたくば使命を果たせ」と記された紙切れ、それに短剣…… 宗教を拠り所にして、人界から離れた地に住まい、極秘の薬物で人を惑わし、操る……これなーんだと言われて。 魔女ですって言われたら、あーって納得しそうじゃない? それに狩りを司る神様って結構いるんだけど、その中でも超有名な女神アルテミス様。 彼女の従姉妹には魔術を司る女神ヘカテー様がいるのです。解釈によっては同一神と扱われたりもするけど。 まぁつまり狩猟者と魔術師ってかなり属性的に近いところにいるの。 狩人も自分達だけの毒薬を作り出したり、あらゆる自然と命を崇め、その恩恵を求めたりするしね。 トレジャーハンターも、古代の遺跡に挑むなら魔術や呪いへの知識が不可欠だ。 そう、私も色々と勉強してるのです。例えば……レンジャーズギルドでも教えてもらえない、古代魔法とかね。 なんか良さげなタイミングがあったら、ティターニアさんに振ってみたいなぁ。 誰もが忘れた、なのに皆が覚えてる、三つの古代魔法……どう?面白そうでしょ?でしょ! ……あれ?なんか話が脱線してるような気も。まぁいっか! http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/81
82: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/15(日) 12:18:28.11 ID:zYFqe272 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/82
83: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/15(日) 12:44:47.33 ID:zYFqe272 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/83
84: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/15(日) 12:46:00.63 ID:zYFqe272 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/84
85: ◆BRRt8qoQM4qo [sage] 2017/01/15(日) 12:49:31.03 ID:S9Ls+HXP 名前:シュマリ・シズカリ 年齢:17 性別:女 身長:162 体重:53 スリーサイズ:87/61/90 種族:獣人(狐系) 職業:ギルドメンバー・ハイ(上級) 性格:直情型 能力:スピード特化型の爪による攻撃、精霊術 武器:アイアンファング 防具:臍出し型のレザー・アーマー 所持品:マジックアイテム等 容姿の特徴・風貌:髪はボサボサの銀髪。狐耳が出ている。 簡単なキャラ解説:タイザン2世の店の従業員から急遽ギルド員にされた少女。 タイザンの亡き親友、ワッカの娘であり、妹と共にタイザンの元に引き取られた過去がある。 タイザンの事を心から尊敬しており、恋心に近い感情を持っている。それなりにギルドの特殊任務の経験あり。 名前:ホロカ・シズカリ 年齢:15 性別:女 身長:155 体重:46 スリーサイズ:81/59/86 種族:獣人(狐系) 職業:ギルドメンバー・コモン 性格:穏やかな性格であるが真面目で忠実 能力:精霊術を生かした補助系能力が中心 武器:小型のボウガン、ナイフ 防具:民族衣装のローブ 所持品:マジックアイテム等 容姿の特徴・風貌:銀髪の混じる黒髪で直毛 簡単なキャラ解説:姉・シュマリと同じでタイザン2世の店の従業員から急遽ギルド員にされた少女。 ギルド員としての訓練を積んでおり、才能はあるが、破壊を嫌い、人殺しなどの仕事を毛嫌いしている。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/85
86: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/15(日) 12:50:04.48 ID:zYFqe272 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/86
87: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/15(日) 12:50:22.09 ID:zYFqe272 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/87
88: ◆6Nqsyb3PfY [sage] 2017/01/15(日) 12:50:24.32 ID:S9Ls+HXP 名前:タイザン・シモヤマ2世 年齢:51 性別:男 身長:177 体重:68 スリーサイズ:痩せ型に見えるが引き締まっている 種族:人間 職業:ギルドマネージャー/料理人 性格:非常に奇を衒うが中身は常識人 能力:火を操る能力・刀剣術 武器:秘刀「カムイ」 防具:鎖帷子の上に白い独特の模様の衣服と帽子 所持品:食材やレシピ、マジックアイテム等 容姿の特徴・風貌:東国系。髪は黒で長く、頭頂部が禿げている。 簡単なキャラ解説:ハイランド連邦共和国の自治都市インカルシペの出身。 父・タイザンの酒場兼ギルドを引き継ぎ、酒場とギルドのマスターをしていたが、 突如ソルタレクのギルドにより併合され、マネージャーに抜擢される。 本人は旅に出て帰らぬ人となった父が考案した「カレー」を究極のものにすることに余念がない。 マトイという一人娘がいる。インカルシペの仲間たちならず、仲間をとても大切にする性格 名前:シュマリ・シズカリ 年齢:17 性別:女 身長:162 体重:53 スリーサイズ:87/61/90 種族:獣人(狐系) 職業:ギルドメンバー・ハイ(上級) 性格:直情型 能力:スピード特化型の爪による攻撃、精霊術 武器:アイアンファング 防具:臍出し型のレザー・アーマー 所持品:マジックアイテム等 容姿の特徴・風貌:髪はボサボサの銀髪。狐耳が出ている。 簡単なキャラ解説:タイザン2世の店の従業員から急遽ギルド員にされた少女。 タイザンの亡き親友、ワッカの娘であり、妹と共にタイザンの元に引き取られた過去がある。 タイザンの事を心から尊敬しており、恋心に近い感情を持っている。それなりにギルドの特殊任務の経験あり。 名前:ホロカ・シズカリ 年齢:15 性別:女 身長:155 体重:46 スリーサイズ:81/59/86 種族:獣人(狐系) 職業:ギルドメンバー・コモン 性格:穏やかな性格であるが真面目で忠実 能力:精霊術を生かした補助系能力が中心 武器:小型のボウガン、ナイフ 防具:民族衣装のローブ 所持品:マジックアイテム等 容姿の特徴・風貌:銀髪の混じる黒髪で直毛 簡単なキャラ解説:姉・シュマリと同じでタイザン2世の店の従業員から急遽ギルド員にされた少女。 ギルド員としての訓練を積んでおり、才能はあるが、破壊を嫌い、人殺しなどの仕事を毛嫌いしている。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/88
89: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/15(日) 12:51:00.23 ID:zYFqe272 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/89
90: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/15(日) 12:51:37.00 ID:91gubEOg 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/90
91: ◆6Nqsyb3PfY [sage] 2017/01/15(日) 13:29:38.25 ID:S9Ls+HXP ――<アルガルドのとある宿にて> ミライユから放たれた通信石は光状になり、アスガルドの宿の壁を貫通してタイザンの元へと届いた。 それはタイザンが持つ通信板と呼応し、空中で内容を伝える。 「んー……」 既に義理の娘たち二人――シュマリとホロカが準備を済ませている中、 初老の男、タイザン・シモヤマ2世はその光に反応してベッドから身を起こした。 普段は使わないコック帽を寝ている時だけは被っている。当然寝具代わりに着ているのもマスター(酒場の)の服だ。 いつも「変わっているんだけど常識人」と言われるのは、父の代から一緒らしい。 >『――タイザン殿、シュマリ殿、ホロカ殿へ。予定通り発信元の場所への増援をお願いします―― 追記:現在ティターニアに張り付いております。目的は指環。情報を持っていそうな方は全て内部にいると見て良いでしょう。 警備の方が数名いらっしゃるようですが、全て殺してしまって構いません。その後は封鎖するのがよろしいかと思われます。』 「ふむふむ、……ってもうかい? もう少しここでゆっくり食材探ししたかったよー…… 困るんだよねー……その『構いません』ってやつがさ。 暗に『殺して』って言ってるようなもんじゃない。僕は殺しとかさ、あんまり好きじゃないんだよ」 (なるほどね、ティターニアと指環はセットって訳ね。ミライユは頭は良いんだけど…… 色々余計なことしてないと良いけどなぁ) 鎖帷子を着込んで身支度をしながらもブツブツと文句を言う。 http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/91
92: 創る名無しに見る名無し [age] 2017/01/15(日) 13:31:22.62 ID:SSDttvr/ 埋め http://hayabusa6.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1483282651/92
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