伊丹「君、だれ?」相良「貴様こそ誰だ!」 [無断転載禁止]©2ch.net (83レス)
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1: 2016/08/27(土)23:12 ID:QNcgbdU1(1/2) AAS
ゲート〜自衛隊彼の地にて斯く戦えり〜とフルメタル・パニックのSS
自衛隊装備はフルメタに準拠しており、世界観も多くの部分でフルメタに準拠したものに変更しています
書き貯めなし、遅筆、駄文、飽き性なので生暖かい目で見てください
2: 2016/08/27(土)23:43 ID:QNcgbdU1(2/2) AAS
伊丹「はぁ、今日も缶飯かな。さすがにこの時間まで書類は疲れる。テュカにロゥリィ、レレイにも明日声かけておかないとな」

伊丹「あれ? こんな時間にあんなところでなにしてんだ? ちょっと様子みにいくか」

相良「こちらウルズ7。潜入に成功した」

テッサ『了解しました。こちらからの支援はほとんどできませんので、どうか気を付けてくださいね』

相良「はっ。肯定であります。ですが今回は自衛隊からの極秘とはいえ正式なもの、心配はご無用です」
省23
3
(1): 2016/08/30(火)08:51 ID:slHKsHne(1) AAS
期待
4: 2016/08/31(水)22:05 ID:PG0SjTek(1/3) AAS
>>3
ありがとう。遅くなりましたが続きかいていきます><
5: 2016/08/31(水)22:36 ID:PG0SjTek(2/3) AAS
ことの発端は銀座に突如現れた巨大な門。通称「ゲート」と呼ばれるものから始まる。
伊丹らの活躍により後に銀座事件とよばれる異世界からの侵略者から銀座を取り戻し、自衛隊がゲートの向こう側に行くことになった。
このとき幕僚本部に、とある消息筋からあるタレこみが入った。

「ゲートの向こう側に、国際的テロ組織が混乱に乗じ侵入している」

一笑に伏すような内容であったが、その消息筋というのも「ミスリル」というのもあり信憑性が高いと判断された。
そのために相良はミスリルより派遣された。

相良(あの男、俺が気付いていたにもかかわらず、いつの間にあれほど距離を詰められていたのだ)

相良(いや、そんなことよりも『あいつ』がここに来ている。それと、この世界にも……)
省24
6: 2016/08/31(水)23:23 ID:PG0SjTek(3/3) AAS
カナメ「……どうしていつも一人で突っ走るの。あの戦争ボケ…」

翌朝
特地方面派遣部隊指令狭間陸将に挨拶を終え、指定された箇所へ相良は走っていた

伊丹「えーっと、本日よりうちの班に新しいメンバーが加わることになった」

栗林「それって特戦の人ですか?それとも空艇ですか?それともそれとも両方ですか?!」

伊丹「栗林落ち着け……。知っての通り、先日の帝国軍との交戦で個人携行火器への対策が取られだした」
省21
7: 2016/09/01(木)00:44 ID:fNKQEE9r(1/5) AAS
相良が自衛官のフリをしているのには理由がある。
幕僚本部からの正式な秘密裏な要請をミスリルに打診し、アーヴァレストに相良を乗せることが条件として出された
このため技研と恵比寿重工が共同で、米国のM9を試験的に導入し、日本で独自に改良した『試験機』
としてアーヴァレスト運用する。そして実地テストを兼ねて、第24機甲歩兵連隊所属の相良が
アーヴァレストと共に特地に派遣されている。という形だ。かなり強引ではあるが、致し方がない措置である。ただ、現場で混乱をきたさないよう幹部クラスにはその諸々の一部が通達されており、ミスリルというPMCから派遣された助っ人と説明されている。

伊丹「では、いまからイタリカに向かう。0900にここに集合。分れ!」

一同「わかれます」

一同が準備のため移動を開始する。

伊丹「相良『軍曹』」
省24
8: 2016/09/01(木)00:48 ID:fNKQEE9r(2/5) AAS
イタリカへの道
レレイ「あの巨大な鉄でできたゴーレム……どういう原理で動いている?」

桑原「えっとな……富田、ASなんて俺の若いころには無かったから説明できん」

富田「俺っすか!? えっと、あのゴーレムは魔力ではなく、電気で動いでいるんだ」

レレイ「電気? 『ぱそこん』と同じ力で動作しているのか」

富田「といっても、小型のすごい発電機を積んでてね……」
省24
9: [age] 2016/09/01(木)09:06 ID:DK2xM3x5(1) AAS
支援
10: 2016/09/01(木)12:57 ID:fNKQEE9r(3/5) AAS
伊丹「相良君、悪いんだけどイタリカの門からはASは入れないからここで待機してもらってても良い?」

相良「了解であります」

レレイ「私も残っていいだろうか? この「えーえす」とやらを観察したい」

伊丹「んー今回はただの顔出しと翼竜の鱗の定期売買だし……倉田!相良とレレイと一緒に残ってくれ」

倉田「了解です(ペルシアさんに会えない……)」
省25
11: [age] 2016/09/01(木)15:28 ID:mHAm0rl+(1) AAS
期待
12: 2016/09/01(木)23:16 ID:fNKQEE9r(4/5) AAS
帝国軍第3突撃兵団
団長「まさか我々が斥候役とはな……」

副団長「団長、そのようなことをいっては士気にかかわります」

団長「うむ。すまない」

伝令「イタリカの密偵より連絡がありました。どうやら敵は今回、ゴーレムを擁している模様」

団長「ゴーレム? 『彼ら』の情報通りというわけか……一か八か、試してみるぞ」
省24
13: 陸士長 2016/09/01(木)23:52 ID:fNKQEE9r(5/5) AAS
イタリカ
伊丹「オーガってファンタジーかよ。いやファンタジー世界だった」

富田「当たり前のことを言う前に、その『オーガ』という兵器への対策はどうしましょうか」

レレイ「オーガとは日本における『鬼』に該当する生物。体長はオーガの種族によりまちまちだが、大きなもので日本の単位で11メートルを超える」

ロゥリィ「あとぉ、すぅっごく肌が硬くてぇ、大きいのに俊敏よぉ」

伊丹「最悪だな……。すぐに狭間陸将に連絡する」
省17
14: 陸士長 2016/09/02(金)00:15 ID:fJGjuC1Q(1) AAS
帝国軍第三突撃兵団

団長「やはりでかいな……」

副団長「はい……」

そこにはオーガが甲冑を纏い、身の丈ほどもある長槍を構えていた

団長「オーガ…いや、ラォル! 命令は覚えているか!?」
省20
15: [age] 2016/09/02(金)23:42 ID:Nz1iPMzz(1) AAS
支援
16: 陸士長 2016/09/03(土)23:57 ID:EgnhdLyG(1) AAS
伊丹「こちら伊丹。相良君、いま応援呼んだんだけどその場所だとイタリカに近すぎる。姿を暴露し敵を南東へ引っ張れる?」

相良『肯定です。タイミングはどうすればよいでしょうか?』

伊丹「こちらから示す」

相良『了解です』

伊丹「こちら伊丹。各車へ。傍受したか?」
省20
17: 陸士長 2016/09/05(月)09:57 ID:LJeM4lSg(1/3) AAS
オーガ「っふ!」

短い気勢とともにオーガは前に倒れ込むようにボクサー57?散弾砲の子弾を回避し、そのまま2,3度前転し距離をとる。
そのまま距離を取るかのように見えた。だが、そのままアーヴァレストに向き合い、突っ込む。

相良「こいつ、なかなかできる」

アル『生物の動きとは思えません』

回避機動を取りつつ、牽制代わりにボクサーが火を噴くがそれもまたオーガは回避する。
互いに攻撃と回避を続けるうちに、オーガの動きが単調なものになっていく。
相良は右手で腰だめにボクサーを撃つと同時に、空いた左手で対戦車ダガーを掴む。
オーガがボクサーを避けるために、向かって左に倒れようとする瞬間に対戦車ダガーを投擲した。
だが対戦車ダガーを巧みな槍さばきで『弾いた』。
省5
18: 陸士長 2016/09/05(月)10:53 ID:LJeM4lSg(2/3) AAS
高機車内
相良『こちら相良。オーガの死亡を確認。残った敵は帝都方面へ撤退を開始している』

伊丹「了解。お疲れ様。イタリカによる前に休憩したポイントで落ち合おう」

相良『了解した。一つ報告したいことがあります』

伊丹「どうした?」

相良『オーガは<銃>を所持していました」
省24
19: 陸士長 2016/09/05(月)23:54 ID:LJeM4lSg(3/3) AAS
少し前
アーバレストから放たれた57?散弾砲の子弾がオーガを捉える寸前、オーガは相討ち覚悟で新兵器の引き金を引いた。
そして子弾がオーガの胸に直撃し、意識が途絶えるわずか数秒、彼の目は寸分狂わず白いゴーレムの胸部に自らが放った銃弾が吸い込まれるを見て
驚愕した
それは間違いなく白いゴーレムの胸部に、確かに当たるはずであったが、当たる直前に<何か>に遮られた。

オーガ(魔法……? まぁ、もう、まんぞ――)

途切れた意識とともに、ただの水分と様々な有機質の塊となった巨体は崩れ落ちた。

アル『ラムダ・ドライバ起動。間一髪でした』

相良(ラムダ・ドライバが発動しなければ俺は死んでいた)
省22
20: [age] 2016/09/07(水)21:42 ID:35O8kHCn(1) AAS
支援
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