■LAST EXILE■ラストエグザイル■二次創作ス2 (97レス)
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(1): 2013/12/08(日)11:35 ID:DC8N01MB(1/2) AAS
1期アニメ「LAST EXILE」、2期アニメ「ラストエグザイル 銀翼のファム」、漫画の「砂時計の旅人」等ラストエグザイル関連の二次創作スレ
単発・短編・長編・ネタ問わず。
エロネタや18禁ネタはエロパロ板に専用スレがありますのでそちらへどうぞ。

前スレ
■LAST EXILE■ラストエグザイル■二次創作スレ
2chスレ:mitemite
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(2): 2013/12/08(日)11:46 ID:DC8N01MB(2/2) AAS
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アルヴィスたんと電話でお話しました。
「アルたんはどんな男の人が好きなの?」って聞いたんです。
そしたら「視野の大きい人が好き」って言ってました。
僕も視野の大きな男になってアルたんに好かれていっぱいチュチュしたいです。
アルたんに「視野大きくするからいっぱいいっぱいチューチューしていい?アルたん、いい?」
って聞いたんです。 そしたら「もう、(*´ε`*)ちゅきちゅきたん、知らない!」って電話切りました。
アルたんは照れてます。
きゃわみゅにゅいドキドキハートのピコピコ女神ですアルたんは。
省2
3: 2013/12/08(日)13:01 ID:pdXp/BCs(1) AAS
>>2乙www
4: 2013/12/08(日)13:51 ID:EwQsEb2S(1/7) AAS
前スレまとめ

シルヴィウス回転十字砲火が生まれた経緯 >>2
デュシスがアデスとの戦争に登場しなかった経緯 >>10
シルヴィウスにギルドのお坊ちゃまが配属されたので、地上人としての常識を教えるタチアナアリスティア >>23
ディーオが救助された経緯 >>24
アンシャル撃墜のアデス側の反応 >>35
グラキエスのエグザイル大戦 >>43
クリスマス >>73
再会 >>77
韋駄天ゴライアスの由来 >>103
省1
5: 2013/12/08(日)14:49 ID:eO/UZcwi(1) AAS
>>1
6: デルフィーネ母星に行く その56 2013/12/08(日)23:19 ID:EwQsEb2S(2/7) AAS
・グラキエス国境付近の上空
ゴウンゴウンゴウン

ケイオス艦長「ヴァサント将軍。もうじきグラキエス国境です。しかし本当に同行しなくて良いのですか?」
ヴァサント「多数の戦艦を引き連れて行ってはグラキエスが警戒します。私の乗艦アナイティスだけで十分です」
ヴィマル「ヴァサント将軍の配慮は理解できますが、それでもやはり私は同行すべき戦力は多い方が良いと思います。まだ時間は少し残ってますので考え直してはいただけませんか?」
アナンダ「その辺にしておけヴィマル。将軍がアナイティスだけでグラキエスに行くと言ったんだ。ヴァサント将軍の決心を変えられるのは私達では無理だ」
ディネシュ「大丈夫だよヴィマル。アナイティスだけならグラキエスもそんなに警戒しないだろ。グランレースの時もファラフナーズ様は来訪者を威圧しないように警備の人間は少数精鋭にしたじゃないか」
ラケシュ「結果的にはあの悲劇に繋がったがな」
シヴァ「…少数精鋭と言う点ではツインもヴァサント将軍も同じだ。下手に同行者を増やしては足手纏いになるやも知れん。あのギルド人の帰還民の護衛のように、一人の方が却って安全かも知れないぞ」
アナンダ「そう言えばこの辺りでそのギルド人の帰還民と合流すると言う話でしたが…」
省28
7: デルフィーネ母星に行く その57 2013/12/08(日)23:22 ID:EwQsEb2S(3/7) AAS
・アナイティス
ヴァサント「ではそろそろ私は準備します。グラキエスが発砲して来るでしょうが、反撃せずにそのままグラキエス首都までこの速度のまま進んで下さい」
ヴィマル「分かりましたヴァサント将軍。それにしてもこんな方法で本当に有効なのでしょうか?」
デルフィーネ「聞いた所ではグラキエスは融通の利かない頭の中までカチコチの人間だそうじゃない。だったら前例の無い出来事には戸惑うはずよ。ねえシカーダ」
シカーダ「は、命令に忠実な軍人は自分で物事を判断する力が低いので、柔軟な判断が許されない現場ですと想定外の事態には対応できないケースがままあります。ヴァサント将軍にもそのグラキエスが想定しない事をやって貰うのです」
アナンダ「艦外に出て風に身を晒すだけでグラキエスが躊躇して攻撃してこなくなる…ですか」
デルフィーネ「大丈夫よ。グラキエスのヴァンシップが攻撃してきた時の対策も考えてるわ」
ディネシュ「空族から手に入れたこの金属箔っすね?これをグラキエス機が近づいてきたらばら撒けば良いんですね?」
デルフィーネ「そうよ。本当なら花弁を撒きたいんだけど、季節外れで手に入らなかったら空族から紙吹雪代りにこの金属箔を貰って来たの」
シヴァ「確かギルド伝統では花弁をばら撒くのは敵意のない事を意味するのでしたよね?グラキエスにも通じるでしょうか」
省29
8: デルフィーネ母星に行く その58 2013/12/08(日)23:27 ID:EwQsEb2S(4/7) AAS
ラケシュ「!」
アナンダ「!」
ヴァサント「大丈夫です。今のは威嚇です。二人ともグラキエスの指示に従って下さい」
アナンダ「グラキエスのパイロットよ。我々だけでも将軍の護衛として同行できないか?」
マグノーリヤ『それはできない。首都に連行するのはそいつ一人だけだ。わかったのであれば後ろに下がれ。指示に従わなければこいつを撃つ』
アナンダ「…」
ラケシュ「指示に従おうアナンダ」
アナンダ「しかし」
ラケシュ「今回のヴァサント将軍の任務はグラキエスとの接触だ。我々が無理強いしてその機会を潰してはいかん」
アナンダ「…分かった」
省24
9: デルフィーネ母星に行く その59 2013/12/08(日)23:38 ID:EwQsEb2S(5/7) AAS
・アナイティス甲板
アナンダ「大丈夫かグラキエス人」
マグノーリヤ「近寄るな。この機体はグラキエスの物である。勝手に触るな!」
ラケシュ「と言ってますがどうしますか?」
ヴァサント「命に別条は無いようですね。もう1人の方は?」
プリームラ『私達を捕虜にしないのか?』
ヴァサン『「我々は貴方たちと戦う為に来たのではありません。当然捕虜にするつもりもありません。ヴァンシップのトラブルのようですが、お二方に怪我が無いようで良かったです。
機体の修理が終わるまでどうぞこのアナイティスでゆっくりしていって下さい』
マグノーリヤ「お前グラキエス語を話せるのか?」
ヴァサント「ええ、昔ファラフナーズ様から教えていただいた物です。実際に使うのはグランレース以来ですが」
省28
10
(1): デルフィーネ母星に行く その60 2013/12/08(日)23:49 ID:EwQsEb2S(6/7) AAS
シカーダ「あの地上人は相当頭にきているようですが、本当にヴァサント将軍に今回の工作の件を話さなくて良かったのでしょうか?あの者達の信頼を得ていた方が後々やり易くなるのでは」
デルフィーネ「いいのよ。どうせ似たような工作を暫く続けるつもりだから。それよりもシカーダ。ラドクリフの短剣は用意出来ているかしら?」
シカーダ「はっ、ここに一通り揃えております」
デルフィーネ「グラキエスに到着したらシカーダには一働きして貰うからお願いね」
シカーダ「承知しております。グラキエス到着後にグラキエスの動力部に侵入し動力源を止める…そしてグラキエスが困り果てた所をヴァサント将軍とデルフィーネ様がグラキエスを助けると言う筋書きですね?」
デルフィーネ「分かってるじゃない。ラドクリフの短剣の扱いについてはシカーダの方が詳しいから任せるわ」
シカーダ「それでは私はそろそろ準備の為に身を隠しますので、デルフィーネ様はくれぐれも身の安全にご注意下さい」
デルフィーネ「分かってるわ。じゃあお願いね」
シカーダ「では」

スッ
省25
11: デルフィーネ母星に行く その61 2013/12/08(日)23:57 ID:EwQsEb2S(7/7) AAS
ピーッピーッ

プリームラ『マグノーリヤ、首都から通信だ』
長老A『任務ご苦労。機体の不調で墜落したと言うが怪我は無いか?アデスに何か危害を加えられれはいないか?』
マグノーリヤ『はっ、私とプリームラ二人とも怪我はありません。アデスも今の所我々には危害を加えるような様子は見られません。
しかしヴァンシップ墜落の原因が不明な為、私とプリームラはまだアデス艦に乗ったまま待機している状態です』
長老A『そうか、翼の巫女に怪我がなくて何よりだ。そこでお前に新たな任務を命ずる』
マグノーリヤ『私にですか?』
長老A『アダマース中隊で外国語を話せるのはお前だけだ。アデスの船をグラキエスにエスコートする際にグラキエス側の臨時の外交官として働いてもらいたい』
マグノーリヤ『外交官?まさか長老、グラキエスが外国に門戸を開くと言うのですか?!』
長老A『それを判断するのはアデス側の対応を見てからだ。グラキエスにアデスの使者を連れてきて我々が直に使者と話をする。
省23
12: デルフィーネ母星に行く その62 2013/12/11(水)23:54 ID:SM/i2UgJ(1) AAS
・グラキエス中枢
長老A『お前がアデスの使者か。アメジストの瞳を持つ者よ』
ヴァサント『覚えていただいて光栄です。グランレース以来になりますか』
長老B『そしてそちらは先日帰還したと言うプレステールのマエストロか。我々の言葉は通じるかな?』
デルフィーネ『あなた達の使ってる言葉は古代デュシス語と同じね。大丈夫よ。数百年の間に多少はニュアンスや発音が変わってるでしょうけどあなた達と私達の受け継ぐ伝統が同じであれば会話に支障は無いわ』
長老C『この星に帰還して早々アデスに付き、グランレイク東岸の土地を明け渡したそうだが何が目的だ。アデスに媚びを売る為か?』
デルフィーネ『媚びを売るとは心外ねえ。私はただ自分達の手に余る程の土地は必要ないと思っただけよ。
エグザイルは不完全だしプレステールの民は私達もエグザイルも必要としてないようだったから私達だけでこの星に来る事になったの』
ヴァサント『彼女は既にアデスの庇護下に入ったアデス人です。彼女の働きのおかげで我がアデスはトゥランとの戦争を終結させ、
東の地の食糧プラントも手に入れたのでもう食糧目的で戦争する事はありません。これはアウグスタと総統両者とも認識を同じくしております』
省19
13: デルフィーネ母星に行く その63 2013/12/14(土)23:14 ID:buUrBlng(1/2) AAS
・グラキエス首都地下(グランエグザイル推進器部分)
シカーダ(デルフィーネ様の命令で潜入してみたが、まさかここまで大きい遺跡だとはな…。
ダリウス様と一緒にデュシスの湖に潜った時も驚いたが、この遺跡の規模はそれ以上だ。さて、クラウディアの反応を見て中心部を目指さなくては。
どれだけ規模が大きくても人体のツボと同様にエグザイルやギルドの遺跡にも急所となる部分はあるはず。
そこにこのラドクリフの合金製の剣を打ち込めばクラウディアで動いている物なら機能を停止できる。
どうやらグラキエスはこの遺跡からエネルギー供給を頼ってるようだから、グラキエスのエネルギーサーキットに直接仕掛けなくても、
遺跡の方のクラウディアの供給を絶てばグラキエスも機能不全を起こすだろう。後はデルフィーネ様が上手く立ち回る事を祈るのみ)

ゴゴゴ

シカーダ(何だこの音は?地鳴り?)

プシュー
省29
14: デルフィーネ母星に行く その64 2013/12/14(土)23:25 ID:buUrBlng(2/2) AAS
デルフィーネ「どうしたの?やっぱりこの停電と何か関係があるのかしら?(シカーダが上手くやってくれたようね。ここからは私の仕事だわ)」
マグノーリヤ「ああ、使者殿には迷惑をかけて済まない。電力供給に問題があったようだ。現在原因を調査中だ。ところでお前達。
先日私のヴァンシップがお前達の船の上空を飛んでいた時に不時着する事になったが、お前達の国…或いは帰還民の国でクラウディアに異常を引き起こすような物質や自然現象に心当たりはあるか?」
ヴァサント「そう言えばあの時デルフィーネ殿が金属箔を撒いていましたが…デルフィーネ殿、まさかあの金属箔は空族の物だったのでは?」
デルフィーネ「ええそうよ。確かこの星でも花弁を撒く事は危害を加えない事の象徴でしたわよね?グラキエスへ使者として向かう為に花弁を持ってこようと思っていたのでしたけど、
寒い地域のせいかお花屋さんが見当たらなかったので空族達が持っていた金属箔を使う事にしましたの」
ヴァサント「デルフィーネ殿…その金属箔がヴァンシップ墜落の原因です」
デルフィーネ「あらそうなの?(流石に気付いたか)」
マグノーリヤ「どういう事だ。説明して貰おう」
ヴァサント「空族は戦艦を盗む事を生業としていて…いえ、『していた』ですね。その戦艦を捕る過程でクラウディアの圧力を低下させる金属箔を使用するのです。
省21
15: デルフィーネ母星に行く その65 2013/12/18(水)00:12 ID:lhCQB/vh(1/2) AAS
・グラキエス中枢
長老A『そうか、ヴァンシップの異常は空族から取り寄せた金属箔で、デルフィーネがそれを知らずに使用したと…そういう事なのだな?』
デルフィーネ『ごめんなさーい。私この星に来てから日が浅くて…空族の金属箔を花弁代わりに空に撒けばグラキエスに敵意が無いと伝えられると思って使ってみましたの』
ヴァサント『申し訳ございません。彼女もてっきり空族の金属箔の事を知っている物とばかり…』
長老B『それよりも問題は今起きている首都全域に渡るクラウディアの異常だ』
長老C『さよう。先程の報告を受けてヴァンシップに付着していた金属箔の解析を終えた。確かにあの金属箔にはクラウディアを阻害する力がある事は分かった。
だがその力は微力で小型のドラム缶に入る量でも戦艦のクラウディアユニットの半分を停止するだけの力しかない』
長老D『そして戦艦のクラウディアユニットを全開起動させればこの金属箔も吹き飛ばせるという事も判明した。とてもではないが、お前達が持ち込める量でこのグラキエスを動作不全にさせる事は不可能だ。
よってお前達アデスの使者が今回の首都の異常には関わっていないと言う事になる。お前達と一緒にいたマグノーリヤの証言でもそれは明らかだ』
長老A『お前達の潔白は我々が保証する。それで、帰還民のマエストロよ。お主は今回の件に関して我々に助言できるらしいがそれは真か?』
省20
16: デルフィーネ母星に行く その66 2013/12/18(水)00:14 ID:lhCQB/vh(2/2) AAS
ヴァサント『グランレイクを横断する程のパイプラインを作るのであれば、アデスを含むグランレイク周辺諸国との会議や条約の締結が必要になってきます。
勿論アデスはグラキエスの条約加盟には反対しませんし、他の国々もそれは同じでしょう。暫く時間が必要となりますが』
長老D『時間がかかるか。首都のライフラインが回復しなければ凍死する国民が出て来る。どれ程の時間がかかるか分からぬのであれば、条約加盟した時に既に凍死してしていたでは話にならん』
デルフィーネ『解決策はまだあるわよ。三つ目はグラキエスがこの地を捨てて他の国に移住する事。
別に他の国永住しろと言ってる訳じゃないのよ?冬の寒い時期にバカンスや旅行のつもりで暖かい地域に行って過ごすだけで良いの。
渡り鳥が暖かい気候を求めて空を旅するのと同じように、あなた達も寒い時期は暖かい国に行って太陽を満喫すれば良いってだけ。
その間にグラキエスの遺跡の異常を直すなり今後の生活をどうするか考えるなりすれば良いわ』
長老B『外国に旅行か。外国人が我々グラキエスの民を受け入れてくれるだろうか。文化も生活習慣も違う民の接触は不幸しか呼ばぬのでは?』
ヴァサント『最初はお互い誤解する事や異なる価値観からいざこざは発生するでしょう。しかしお互いの違いを理解すればその摩擦は減らす事はできます。
10年前のグランレースを見に来たグラキエス人は他国の文化の違いを一時期経験したので、免疫がまるっきり存在しない訳ではありません。
省18
17: デルフィーネ母星に行く その67 2013/12/21(土)22:45 ID:FCNEBIiW(1/5) AAS
・アナイティス
ヴィマル「ヴァサント将軍。ご無事でしたか」
ヴァサント「ええ、グラキエスの首脳部の対応は好意的でした。流石にいきなりアデスとの交流を即決するまでには至らなかったですが、今後は彼女をグラキエスの使者としてアデスに向かわせるそうです」
マグノーリヤ「そういう事になった」
ヴィマル「わかりました。それで将軍が留守の間グラキエス側で何かあったのですか?見た所首都の明かりが突如消えて騒がしかったようですが」
デルフィーネ「グラキエスがいきなり停電しちゃったのよ。まあそれでグラキエス側も外国に助けを求める事になりそうだから、交渉する側にとっては怪我の功名って所なのでしょうけどね」
ヴィマル「怪我の功名ですか…。もしその偶発的な事故とやらが発生していなかったらあなたはどうするつもりだったんですか?
運が悪ければグラキエス側に敵意を持たれて銃殺されていたかも知れなかったのですよ?(あなたが裏工作するのは勝手だが、ヴァサント将軍にもしもの事があったら許しませんよ)」
シカーダ「デルフィーネ様にもしもの事があったら、その時は助けに行けば良いのだ。お前達もいざと言う時に備えてヴァンシップと決死隊を用意していたではないか。ヴァサント将軍も何かあった時に備えて信号弾位は用意しておいただろう」
デルフィーネ「でももし心配したあなた達がグラキエスに突入したらグラキエス側の態度も硬化していたでしょうね。でも結果的に上手い具合にグラキエスと交流の切っ掛けが出来たんだから良いじゃない」
省5
18: デルフィーネ母星に行く その68 2013/12/21(土)22:50 ID:FCNEBIiW(2/5) AAS
・モルヴァリード
ヴァサント「と言う訳です」
サーラ「成程、グラキエスでそんな事があったのですか。分かりました。アデスとしてもグラキエスに出来るだけの事はすると伝えて下さい」
マグノーリヤ「アデスの協力に感謝する。早速グラキエスの首脳部にこの事を報告するので少し良いか?」
ルスキニア「クラウディア通信か。構わない。使者の働きは邪魔しないつもりだから、リアルタイムでアウグスタとグラキエス首脳部を繋ぐホットラインを開設しても良い位だ(グランエグザイルを起動できるならば安い物だ)」
マグノーリヤ「では少し席を外す」

トコトコ

サーラ「それにしても良くやりましたねヴァサント」
ルスキニア「私からも礼を言う。これでアデスの…ファラフナーズ様のご遺志に一歩近づいた」
ヴァサント「アウグスタ…それに総統まで…(見てますか天国のファラフナーズ様。ヴァサントはやりましたよ!)」
省27
19: デルフィーネ母星に行く その69 2013/12/21(土)22:58 ID:FCNEBIiW(3/5) AAS
・グラキエス領内(グランエグザイル埋没地点)
ゴゴゴゴゴゴゴ

長老A『あれがトゥランの女神か』
ディアン『良いのですか?我がグラキエス領内に外国のエグザイルの侵入を許して』
長老A『若いお前達が憤る気持ちは分かる。だがこの事態に対処できないのは我々グラキエスの首脳陣の失態だ。それにあのギルド人が帰還してからこの世界は変わりつつある。
我々グラキエスも変わる必要が出てきたと言う事だ。もう儂ら老人には新しい時代には相応しくないのかも知れない。ディアンよ。頭の固い我々よりも若いお前達がこの先のグラキエスを支えていくのだ。
若いお前達に教育してきた儂らが言うのも何だが…若者の方が新しい時代に適応できるだろう。我々はグラキエスが外国の手を借りて復活したならば、何もできなかった責任を取って引退するつもりだ』
ディアン『引退?それはいくらなんでも…』
長老A『何もできない老人が責任も取らずに国の中枢に居座っていれば国が腐敗するだけだ。だがグラキエスの後継者たるお前達に外国の言いなりになれとも言わぬ。
お前達若者には我々老人よりも時代の流れの良い部分も悪い部分も見えているだろう。お前達若者は仲間達と協力してグラキエスの国益に繋がると思った事を実行していけば良い』
省30
20: デルフィーネ母星に行く その70 2013/12/21(土)23:12 ID:FCNEBIiW(4/5) AAS
・グランエグザイル内部
皆殺し部隊「Aポイントクリア」
アデス兵「Bポイントクリア」
空族「Cポイントクリア。こっちも問題ありません」
リリアーナ「それにしても随分と広い遺跡ですね。ルスキニア、あなたは迷わないのですか?」
ルスキニア「大丈夫だ。遺跡の基本構造はインペトゥスと同じ…と言うか、アデスの戦艦はグランエグザイルの構造を元にして設計されている。
アデス戦艦の構造を熟知している者であれば迷わずブリッジまで行けるだろう。そこの空族、余計な道には入るな。遺跡のセキュリティを刺激したらひとたまりもないぞ」
ファム「えー、こんなに広いんだし少しくらい見物したって良いじゃん」
ジゼル「駄目よファム。この遺跡に一番銛刺したのはあの諜報部の人なんだから」
アラウダ(刺したのは銛じゃなくて入口の鍵なんだけどな)
省28
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